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HSPが怒れないときの対処法3つ【そもそも怒る必要なんてない話】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが怒れないときの対処法」ということで、相手に対して怒らなければならない場面でHSPが抱える苦悩について、その対処法を解説していきます。

HSPで、誰かを怒る(叱る)ことに苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。僕もその1人でして、怒らなければいけない場面になると緊張してしまいますし、怒った後はめちゃくちゃ疲れます。あらかじめ怒る必要があるとわかっているときは、そのときが来るまで憂鬱な気持ちに襲われてつらいんですよね。

そんな苦しみから抜け出すために、対処法を色々と調べては実践し、を繰り返してきた僕が、HSPに合っていると感じた方法を、今回は紹介していきます。

この記事を読むことで、怒る(叱る)ときの苦しさを軽減することができるようになります。ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが怒れない理由

まず最初に、HSPが怒れない理由を確認していきましょう。なぜ怒れないのか、理由は以下になります。

感情表現が苦手だから

HSPは感情表現が苦手な人が多いです。物事を深く考えられるという特徴があるので、それを簡潔にまとめて言葉にすることが難しいからです。相手がHSPであればそれでも伝わるんですが、そうでない相手だとうまく伝わらないんですよね。誰かを怒る(叱る)ときというのは、考えていることを言葉で表現しなければなりません。これはHSPにとっては難しい部分なので、怒れないことにつながります。

怒ったときの空気感が苦手だから

HSPは周りの空気感を敏感に察知できる特徴があります。それに加え、平和主義なので争いのない穏やかな空気を好みます。誰かを怒ったときは、場の空気がピリつきますよね。その空気を敏感に感じ取り、苦しくなってしまいます。自分が怒ることで自分が苦しくなる…HSPにとって怒ることは、想像以上につらいことなんですよね。

疲れるから

上記の通り、HSPは怒ることで人一倍エネルギーを消費します。めちゃくちゃ疲れるので、その後のやることにも影響が出てしまうんですよね。それがわかっているから、なるべく怒りたくないという気持ちもあります。職場で怒ってしまうと、その後の仕事に集中できません。家に帰ってからも、楽しいはずの趣味の時間に使うエネルギーが減っているので、いつもより楽しむことが難しいです。それであれば、怒らない方が人生が充実すると考えちゃいますよね。

怒っても変わらないと知っているから

怒ることによって相手が変わるのであれば怒る価値もあるんでしょうが、そうでない場合が多いですよね。怒っても相手が変わらないのであれば、怒るだけ自分のエネルギーが消費されるだけなので、無駄です。

例えば遅刻癖のある部下に怒ったとしても、恐らくその部下はこれまでに同じことを幾度となく言われてきたはず。学生時代に先生から、家では親から、社会人になって他の人たちから…それでも変わらなかったから今の遅刻癖があります。

子ども相手なら別ですが、大人になってからだと人間はそう簡単に変わらないです。それを知ってから、僕は相手に怒らなくなりました。きっと同じ気持ちのHSPの方は多いかと思います。

相手の自由を奪うのが嫌いだから

人間は一人ひとり違っていて、それぞれ良いところがあります。それを尊重したいという気持ちから、怒れなくなってしまうパターンもあるのではないでしょうか。

例えば職場に、声が大きいAさんという人がいて、周りの人たちから「うるさい」というクレームが入ったとします。このときに「もう少し声のボリュームを下げてください」とAさんに伝えるのは簡単です。ですがここでHSPは、もともと声が大きいAさんが小さい声で話すことによるストレスを考えてしまいます。

小声で話すようになったAさんは、恐らく職場に居心地の悪さを感じるでしょう。そしてそんな状態で、Aさんが力を発揮しきれるわけがありませんね。怒るというのは、相手の自由を奪うこと。それが嫌いなHSPは、怒ることに苦しさを感じやすいです。

嫌われたくないから

怒ることで相手に嫌われてしまうのではないか、という不安も感じます。学生時代、生徒側の言い分も聞かずに理不尽に怒る先生は、生徒たちから嫌われていましたよね。理不尽に怒ることは、嫌われることにつながります。HSPは心配性な人が多いので、怒る必要が生じた時に、「まだ相手の言い分を理解しきれていないのではないか」ということが心配になります。それにより怒れなくなってしまうというわけです。

上下関係が嫌いだから

怒るということは、上下関係の形成につながりやすいです。先生が生徒を怒る、先輩が後輩を怒る、親が子供を怒る、上司が部下を怒る、などなど、基本的に怒るのは上の立場の人です。HSPは上下関係に気を遣いすぎて消耗しやすいので、なるべくそういった関係を作りたくないんですよね。フラットでなんでも言い合える関係でありたいという思いから、怒れない状態になりやすいです。

そもそも、怒る必要なんてない

本題の怒れないときの対処法の紹介に入る前に、1つだけお伝えしておきたいことがあります。それは「そもそも、怒る必要なんてない」ということです。あなたが怒りたくないと思っているのなら、その気持ちを捻じ曲げて怒る必要なんてないです。

そもそも「怒るべき派」と「怒らない派」の意見が割れるのは当然です。ダメなことがあれば、怒って改善を促すべき。ダメなことがあっても、それも個性だから尊重すべき。こんな感じでどっちにも言い分があり、どっちも正しいです。

なのに世の中には、怒るべき派に合わせないといけない風潮がありますよね。それっておかしいですよね。怒らない派の意見だって間違ってないので、尊重されるべきです。なので怒りたくないのなら、怒らないでいいです。自分の気持ちを、大切にしてください。

それでも怒らないといけない人へ

とはいえそれでも怒らないといけない人は多いかと思います。そんなときには、以下の方法を使ってなるべくストレスを感じないように工夫しつつ、怒ってください。

枕詞をつけて怒る

まず1つ目の方法は「枕詞をつけて怒る」です。枕詞をつけて、柔らかいニュアンスで怒りましょう、ということです。具体的には以下の2パターンの枕詞をつけましょう。

  • 自分は気にならないんだけど…というニュアンスの枕詞
  • 褒める言葉をあわせて使う枕詞

例えば①を使って遅刻癖のある部下に怒る場合だと、「遅刻癖があっても仕事で成果を出している人もいるから、自分は気にならないんだけど、悪く思う人もいるから気をつけた方がいいよ」のような感じです。かなりふわっとした怒り方になるので、相手との信頼関係も崩さずに言うべきことを伝えられるでしょう。

同じ状況で②のパターンを使うのであれば、「いつも頑張ってくれて助かってるけど、遅刻で評価が下げなきゃいけないのはつらいよ」みたいな感じですね。上げて下げる作戦です。最初に褒めてプラスに持っていき、後半で注意してプラマイゼロにしています。相手のことを思いやった、優しい伝え方になっていますね。HSPらしさが出ていると思います。

こんな感じで枕詞をつけるだけで、同じ内容を伝えるにしても言いやすくなります。相手も自分も傷つかない、そんな怒り方を心がけたいですね。

返信不要メールで怒る

2つ目は「返信不要メールで怒る」です。「返信不要」と、「メールで」という2つがポイントですね。HSPは感情表現が苦手だという話を、記事の前半でしました。これを解消するのが、「メールで」の部分です。メールであれば、時間をかけてゆっくり言いたいことをまとめることができますね。余計なことを言ってしまうリスクも避けられますし、言いたいことを伝えきれなかったということもなくなります。面と向かって怒るのに比べて、周りの空気感も気にならないです。

それから「返信不要」であるこという文言を添えることにより、相手にかかる「謝らなきゃ」というプレッシャーも軽減できます。怒りのニュアンスが含まれたメールが届いた時点で、相手は結構ショックを受けるはずですからね。何かしらアクションを起こさなきゃという気持ちが芽生えるのは当然です。それを取り払ってあげる優しさが、「返信不要」の文言です。こちらとしても、謝罪とか言い訳とか、聞きたくないですからね。何も返ってこなかったときに「本当に伝わったのかな?」とか考えてしまうのも嫌なので、自分を守る意味でも「返信不要」は添えた方がいいでしょう。

全体の話として怒る

3つ目は「全体の話として怒る」です。個人に対して怒るのではなく、全体の話として怒ることで、柔らかいニュアンスになります。

例えば目上の人に対してタメ口を使っている人に注意をする場合、全体ミーティングなどの場で「最近言葉遣いが乱れている人が増えてきている。不快に感じる人もいるかもしれないから、心当たりのある人は言動に注意してほしい。」といった感じ。1人に注意するより、言いやすいですよね。ターゲットである本人も、自分のことを言っているのだと気付くはず。そして実際に不快に思っている人がいて、そういう話が出ているのだということを感じ取るはずです。

また、全体に伝えることで、先ほどの「返信不要」と同じ効果があります。相手からの謝罪や言い訳を聞く必要がなくなります。一方的に伝えて終われるので、不要な消耗を回避することができます。

どうしてもきつく言わなければいけないときは

先延ばしにせず、すぐに言おう

上記の3つの方法で済ませるのが理想ですが、中にはどうしても面と向かってきつく怒らなければならない状況の方もいるかと思います。そんなときに心がけてほしいのが、以下です。

先延ばしせずに、すぐに言う。

これですね。怒ることを先延ばしにすると、HSPは疲れます。例えば「明日怒ろう」と翌日に先延ばししてしまった場合、明日のそのときがくるまでずっとそのことについて考えてしまいます。必要以上に疲れてしまうので、先延ばしせずにその場で怒ることを心がけてください。

リフレッシュの時間は長めに取ろう

そしてきつく怒った後は、長めにリフレッシュの時間を取りましょう。怒りたくないHSPが怒ったわけなので、めちゃくちゃ疲れが溜まっているはずです。きっと心臓の鼓動も早くなっていることでしょう。気持ちを落ち着けるためにも、長めのリフレッシュタイムを確保してください。

疲れた状態で仕事をしても、進みませんからね。進まないと余計にイライラしますし、また思い出してイライラしたりもしやすいです。怒ってリフレッシュする、ここまでがセットです。

怒る場面が続くなら、転職を考えよう

そして最後に、怒らなければいけない場面が続くようであれば転職も考えましょう、という話をさせてください。

今あなたが向き合っている怒らなければならないその状況は、果たして今回だけのものなのでしょうか。今回さえ乗り切れれば、その後は怒る苦しみから解放されるのでしょうか。恐らく、ほとんどの方の回答はNOだと思います。今後もことあるごとに、怒らなければならない場面が訪れるはずです。その度に、あなたは大きなストレスを感じながら怒ることになるんです。

世の中には、怒らなくてもいい仕事がたくさんあります。役職につかない働き方をすれば、部下の指導で怒ることもないです。自分と同じ考えを持っている人たちが多い職場にいけば、怒らなくても理解し合える関係も築けます。僕もやっていますが、「パート+フリーランス」のように、気持ちにゆとりを持って働く道もあります。あなたが今いるその職場は、本当にベストな職場なのでしょうか。この機会にもう一度、考えてみてもいいかもしれません。

その際には以下の記事が参考になるかと思うので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

というわけで今回は「HSPが怒れないときの対処法」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPが怒れない理由
    感情表現が苦手だから
    怒ったときの空気感が苦手だから
    疲れるから
    怒っても変わらないと知っているから
    相手の自由を奪うのが嫌いだから
    嫌われたくないから
    上下関係が嫌いだから
  • そもそも、怒る必要なんてない
    「怒るべき派」と「怒らない派」の意見が割れるのは当然
    怒らない派の意見も尊重されるべき
    なので怒りたくないのなら、怒らないでいい
  • それでも怒らないといけない人へ
    枕詞をつけて怒る
    返信不要メールで怒る
    全体の話として怒る
  • どうしてもきつく言わなければいけないときは
    先延ばしにせず、すぐに言おう
    リフレッシュの時間は長めに取ろう
    怒る場面が続くなら、転職を考えよう
    今後も怒らなければならない場面がくることが予想されるなら、転職も検討すべき
    世の中には怒らなくてもいい仕事がたくさんある
    今いるその職場が本当にベストな職場なのか、もう一度考えてみよう

いかがでしたでしょうか。怒らなければならない状況はHSPにとって苦しい状況ですが、記事内で紹介した方法を使うことで、少しは楽な気持ちで怒れるはずです。ぜひ試してみてください。

ですが、そもそも怒る必要なんてないということも、同時に理解しておいてください。あなたが怒れないのは、悪いことではありません。あなたの怒りたくないその気持ちも、尊重されるべき大事な気持ちです。怒れない自分を責めないようにしてくださいね。

そして怒らなくても済むような環境に移動することも、ぜひこの機会に検討してみてください。「パート+フリーランス」という働き方を僕はしていますが、部下の指導などはありませんし、ゆるく働けるのでおすすめです。正社員で働きながら徐々にそういった働き方にシフトする方法も、このブログ内で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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