こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPに向いている仕事30選」というテーマでお話ししていきます。
HSPで「自分に向いている仕事がわからない」という悩みをお持ちの方は多いかと思います。
僕もHSPですが、仕事選びには本当に苦労しまして、現在6度の転職を経験して7社目の会社で働いています。フリーランスなども経験し、自分に向いている仕事を探し続けてきました。
そんな経験をしてきたので、HSPにとって働きやすい仕事とはどんな仕事なのか、ということについては他の人よりも明確にイメージできているかと思います。
この記事では、そんな僕の経験とHSPの特性をもとに、向いている仕事30選を紹介していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPに向いている仕事とは
まず最初に、HSPに向いている仕事とはどんな仕事なのか、その条件を説明していきます。以下になります。
- 周囲の刺激が少ない仕事
- 深い思考や創造性を発揮できる仕事
- 共感力が活かせる仕事
- 比較的一人で作業することが多い仕事
HSPに向いている仕事を選ぶ際の重要なポイントは、周囲の刺激が少なく、深い思考や創造性を発揮できる職業を選ぶことです。また、比較的一人で作業することが多い、または対人関係のストレスが少ない職業が適しています。それから高い共感力が活かせる仕事も向いていますね。
これらの条件に当てはまっている仕事を、以下で具体的に紹介していきます。
創造性を活かす職業
HSPは感覚が鋭いため、創造性が発揮できる仕事に就くことで内に秘めた豊かな感性を表現することができます。細かいディテールに気付きやすい点や、他の人とは違う独特の視点で物事を捉えられる点も、この仕事に向いている理由です。
具体的な仕事の例としては以下の通りです。
- ライター
- イラストレーター
- 作家
- Webデザイナー
- カメラマン
- 音楽家・作曲家
- 翻訳家
- インテリアデザイナー
- フリーランスの編集者
- ハンドメイド作家
どれもHSPの感性を最大限に活かせる仕事です。また、これらの仕事は一人でやることが多いものでもあるので、大人数でのコミュニケーションが苦手なHSPにとっては環境面でも向いている仕事と言えます。
一見どれも始めるハードルが高い仕事に見えるかと思いますが、今はインターネットやSNSなどで自分の作品を世の中に公開することができるので、始めるハードルとしてはかなり下がってきています。
カメラマンになりたければ、撮った写真をインスタやX(旧Twitter)に上げ続ける、ライターになりたければ、ブログなどを書いてインターネット上にアップし続ける、などですね。
また、Webデザイナーになりたければ専門のスクールに通ってしまうのも手っ取り早くておすすめです。意外とこれらの仕事は手が届くところにありますよ。
技術・専門職
技術や専門知識を必要とする職業は、HSPに向いていますね。というのも、HSPは細かいディテールに注意を払うことができ、深く物事を考える傾向があるからです。そうした特性は、複雑な問題を解決したり、緻密な知識を要する職業において強みとなります。
具体的な仕事の例としては以下になります。
- プログラマー
- エンジニア
- 心理カウンセラー
- 図書館司書
- 学芸員
- 自動車整備士
- 塾講師
これらの職業では、専門性が高く、独立した作業を行う機会が多いため、HSPにとって理想的な環境と言えますね。さらに、仕事の内容が多岐にわたり、常に新しい知識を身に付けることが求められるため、HSPの好奇心と学ぶ意欲を満たすことができます。
たとえば、プログラマーやエンジニアは最新のテクノロジーを追求することができ、心理カウンセラーや図書館司書、学芸員は人々の心や文化、歴史に深く関わることができます。自動車整備士は、車両のメカニズムを理解し、精密な作業を行うことで、HSPの集中力と丁寧さを活かすことができます。
これらの職業を選べば、HSPの深い洞察力と専門性を活かし、充実したキャリアを築いていくことができるでしょう。
自然・動物と関わる職業
HSPにとって、自然や動物とのやり取りは特に心地よさを感じます。普段から人の感情の変化に敏感なHSPは、なるべく人以外と関わる仕事の方がストレスや疲れを感じずに自然体で働けるんですよね。自然や動物は裏表がないので、気を使うことなく仕事に集中できます。
具体的な仕事の例としては以下になります。
- 農業
- 花屋の店員
- 動物園の飼育員
- ペットショップの店員
これらの職業は、自然や動物との直接的な関わりが多く、HSPの豊かな感受性を生かすことができます。また、自然や動物との時間は日々のストレスからの回復にも役立つので、一石二鳥です。普段から人付き合いで疲れ果てているHSPにとっては、仕事で癒されるというのは大きいですね。
農業では植物の成長を通じて季節の変化を感じたり、動物園の飼育員としては動物の行動を観察することで、HSP特有の感受性を活かせます。花屋やペットショップの仕事も、HSPがその感性を活かしやすい職業です。
これらの職業は、穏やかな環境で心地よい一日を過ごしつつ、自分自身と向き合う時間を持つことができるため、HSPにとっては特に向いている仕事と言えますね。
美容・癒しの職業
美容や癒しの職業も、HSPに向いています。HSPは感受性が豊かで共感力があるので、人の気持ちに寄り添い、お客さんの心身の状態を敏感に感じ取ることができます。この特性により、お客さん一人一人に合わせた対応が可能になるわけですね。まさにHSPにぴったりの仕事と言えます。
以下のような仕事が挙げられます。
- エステティシャン
- 音楽療法士
- ヨガインストラクター
- アロマセラピスト
- マッサージ師
- 美容師
これらの仕事は、人の心身の健康と幸福に直接貢献することができます。HSPの持つ共感力を最大限に活かすことができる仕事と言えますね。
HSPは、一人一人の細かいニーズに気付いてそれに対応することができます。「マニュアル通り」ではなく「オーダーメイド」の対応ができるわけなので、相手に深い満足感を与えることができます。
たとえば、エステティシャンや美容師としてお客さんの外見を通じて内面を美しくすること、音楽療法士やアロマセラピストとして心身のバランスを整えることなどですね。
さらに、これらの職業は一人のお客さんとの対話や個別ケアが中心なので、大人数での作業が苦手なHSPにとって、ストレスの少ない環境でもあります。自分のペースで、一人一人のお客さんと深く関わりながら働けるため、自分自身の心の健康も保ちやすいです。
美容・癒しの職業は、HSPの持つ感受性や深い共感力を活かし、同時に自分自身の心のケアにもつながる、理想的な仕事と言えるでしょう。
一人の時間が多い職業
独立して一人で行う仕事は、HSPの特性と非常に相性が良いです。静かに自分のペースで働ける環境は、周りからの刺激によるストレスを軽減してくれるだけでなく、HSPの集中力や深い思考力を最大限に発揮できる最適な環境と言えますね。
一人の時間が多い仕事の例としては以下になります。
- トラック運転手
- 新聞配達
- ポスティング
これらの仕事は、他人との直接的なコミュニケーションが少なく、自分一人だけの時間を確保しやすいというメリットがあります。
一人で作業を行うことは、周りの人たちから受ける刺激の波から解放されるということ。ストレスが軽減され、より集中して作業に取り組むことができます。自分のペースで仕事を進めることができるため、HSPの長所を最大限に活かせる職業と言えます。
ちなみに運輸業界は人手不足が深刻なので、トラック運転手はたくさん求人が出ています。体力に自信がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
というわけで今回は「HSPに向いている仕事30選」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。
創造性を活かす職業
- ライター
- イラストレーター
- 作家
- Webデザイナー
- カメラマン
- 音楽家・作曲家
- 翻訳家
- インテリアデザイナー
- フリーランスの編集者
- ハンドメイド作家
技術・専門職
- プログラマー
- エンジニア
- 心理カウンセラー
- 図書館司書
- 学芸員
- 自動車整備士
- 塾講師
自然・動物と関わる職業
- 農業
- 花屋の店員
- 動物園の飼育員
- ペットショップの店員
美容・癒しの職業
- エステティシャン
- 音楽療法士
- ヨガインストラクター
- アロマセラピスト
- マッサージ師
- 美容師
独立した作業の職業
- トラック運転手
- 新聞配達
- ポスティング
自分に合いそうな仕事は見つかりましたでしょうか。
HSPの特性を活かして働ける仕事をすると、ストレスも少なく気持ちも楽です。集中して取り組めるので成果も上がりやすいです。成果が上がれば、評価も上がって待遇も良くなります。周りから認められるようになれば居心地も良くなるでしょう。そうなると当然、自信もつきます。
僕は現在キャリアアドバイザーの仕事をしていますが、仕事を変えたことで自信に満ち溢れて充実した顔つきになった方をたくさん見てきました。今の仕事が合っていないと感じるなら、その感覚を信じて動き出してみるといいですよ。
ちなみにHSPで「ゆるく働きたい」という方も結構いらっしゃるかと思うので、そういった方向けの記事も書きました。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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