MENU

HSPが美容師に向いている理由5つ【向いていない要素も3つあるので解説します】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと美容師」というテーマで記事を書いていきます。

以前、「HSPに向いている仕事30選」という記事を書いたのですが、その中の1つで「美容師」を紹介しました。HSPは美容師さんに向いている要素がめちゃくちゃいっぱいあるので、今日はその部分をもう少し詳しく解説していきたいと思います。

それから、向いている仕事ではあるんですが、「この点はHSPがストレスに感じる可能性もあるので気をつけましょうね。」みたいなこともいくつかあるので、それについても記事の後半でまとめていきます。ぜひ最後までご覧いただければと思います。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが美容師に向いている理由

それでは早速、本題に入っていきましょう。HSPが美容師に向いている理由は、以下の5つです。

  • クリエイティブな仕事だから
  • 共感力が活かせる仕事だから
  • 1人を相手にする仕事だから
  • 技術を磨いていけるから
  • ポジティブな人が多いから

クリエイティブな仕事だから

まず1つ目は「クリエイティブな仕事だから」ですね。美容師さんの仕事って、めちゃくちゃクリエイティブな仕事ですよね。お客さんの注文に合わせて、美容師さんが頭の中でイメージを膨らませて、その方に似合うような形でカットするわけです。

お客さんによっては、「こんな感じで」みたいにフワッとした注文スタイルの方もいるでしょうし、「お任せで」みたいな注文をしてくる方もいるでしょう。想像力と、それを実現する技術力が必要な仕事です。そうなるとHSPの深い思考力や、芸術的感性の高さが活かせますね。

共感力が活かせる仕事だから

そして2つ目は「共感力が活かせる仕事だから」です。先ほども書きましたが、お客さんの「こういう風にして欲しい」という希望をうまく汲み取って形にするのが美容師さんの仕事です。そうなると、どれだけお客さんの気持ちに立って、お客さんのイメージに共感できるかが重要になってきます。HSPは共感力が高いので、それが得意なんですよね。

また、この共感力の高さはお客さんとのコミュニケーションにも活かすことができます。表情、声の大きさ、声のトーンなどを敏感に感じ取り、相手に合わせた丁寧な対応ができます。美容師さんの仕事って、基本的にお客さんと1対1でやりとりしますよね。そうなるとお客さんとコミニケーション取れなければ結構致命的です。その点がうまくやれるというのは、HSPが美容師をやる上でかなりの強みになります。

1人を相手にする仕事だから

それから3つ目は「1人を相手にする仕事だから」です。HSPは大人数での会話が苦手という特徴があります。先ほども説明した通り、相手の表情も含めていろんな部分から感情を読み取り、それを使ってコミュニケーションをとるのがHSPです。なので相手と1対1であれば話しやすいんですが、人数が増えてくると情報量が多すぎてしまうので、頭が疲れてしまいます。僕なんかは大人数の会議とかで30分を超えたらもう無理ですね。それ以降に話したことは何にも頭に残っていないです。それだけ大人数というのはHSPにとっては避けたい状況なんですよね。

というわけで、お客さんと基本的に1対1でやれる美容師さんの仕事というのは、HSPに合っていると言えます。

技術を磨いていけるから

そして4つ目は「技術を磨いていけるから」です。HSPは飽きっぽい人が多いと言われています。なのでひたすら同じ作業をし続けるような仕事には、大きな苦痛を感じます。自分が成長していっている感覚が欲しいんです。美容師さんの仕事は、カットやその他の技術を磨いていく仕事なのでHSPに合っていると言えますね。

美容師さんの道は、まず美容師の専門学校に通うところから一歩目が始まります。そこで最低限の知識と技術を学びますが、この段階で挫折する人ももちろんいます。

頑張って乗り越えて卒業したら、いよいよ就職するわけですが、いきなり独り立ちできるわけではなく、まずは先輩美容師のアシスタントとして技術を学びます。一般的にはその期間が2〜4年ほど続きますが、ここで挫折してしまう人もいます。

そしてその後にようやく独り立ちです。そこからは美容室によってはランクなどがあり、それを上げていくという目標があります。最終的には店長になったり、独立したりする道もあるわけです。

自己研鑽は尽きないですし、独立まで目指せるとなると夢がありますよね。もちろん独立するところまで行ける美容師さんはほんの一握りでしょう。楽な道ではありませんが、頑張って技術を磨いたらあそこまでいけるぞ!というモチベーションが持てるのは、HSPにとって大きなメリットですね。

ポジティブな人が多いから

ラスト5つ目は「ポジティブな人が多いから」です。これはHSPとしてはかなり大きいですね。美容師さんはコミュニケーション力が高い人が多いです。そしてみなさんポジティブ。

僕は毎回違う美容室に行きたいタイプの人間だったので、いろんな美容師さんにカットしてもらった経験があります。たくさんの美容室に行って気付いたのは、どこの美容室に行っても、明るい美容師さんが多いということ。

そもそも美容師さんになろうという人は、学生時代から美容に興味があったわけなので、どちらかというと社交的な方が多いのでしょう。話題も豊富だし、常に前向きな言葉が出てくるし、話しているだけでこちらが元気をもらえる感覚がありました。

HSPは周りの空気感をもらいやすいという特性があります。なので周りがポジティブだと自分もポジティブに働けるんです。逆に周りがネガティブな人ばかりだと自分もネガティブになります。そういった意味で、美容室のようにポジティブな人が多い職場はHSPに向いています。自分が前向きに働ける環境が、そこにはあります。

HSPが美容師になるデメリット

ここからは、HSPが美容師になるデメリットを紹介していきます。たくさん向いている点を紹介してきましたが、「ちょっとここはHSPには向かないかな」という部分もいくつかあるので、それも説明しないとフェアじゃないですよね。以下の3つは、HSPには向かない点です。

  • 見られながら仕事をする必要がある
  • 人が多い空間で仕事をする必要がある
  • 営業要素が若干ある

見られながら仕事をする必要がある

デメリット1つ目は「見られながら仕事をする必要がある」という点です。HSPは見られながら作業をするのが苦手です。周りにどう見られているかがめちゃくちゃ気になっちゃうんですよね。

例えば仕事場での電話対応などをイメージするとわかりやすいですかね。自分1人しかいない空間で電話に出るなら何も気にならないんですが、いっぱい人がいる中で出るとなると、その電話の話し声が他の人にも聞かれるわけなので、周りがどう思ってるのかが気になってしまいます。そうなると電話の対応に集中できない上に、ストレスも溜まります。なのでHSPは、電話対応が苦手な人が多いはずです。

話を美容師さんの方に戻します。美容師さんは髪を切っている間は、基本的にお客さんに見られていますよね。また、アシスタント時代には先輩に見られながら指導を受けるでしょうし、独り立ちしてからは後輩のアシスタントの見本となる必要があります。見られながら仕事をするのが苦手なHSPには、ちょっと苦痛に感じる要素かもしれません。

人が多い空間で仕事をする必要がある

2つ目は「人が多い空間で仕事をする必要がある」です。先ほどHSPは大人数で会話をするのが苦手だという話をしましたが、会話に関係なく、人が多い空間そのものが苦手だったりします。例えば満員電車ですね。周囲の人の話し声などが気になってしまったり、朝の通勤でイライラしている人たちの感情が入ってきて、苦しくなってしまいます。

満員電車ほどではないですが、美容室も人が多いですよね。美容師さんもたくさんいますし、お客さんもたくさん来ます。そういった人の多さに息苦しさを感じてしまう可能性もありますね。

ですがこれについてはあまり心配いらないかなとも思っています。HSPが人混みが苦手な理由として一番大きいのは、さっきの満員電車のところでも説明した通り、「ネガティブな感情をもらって苦しくなるから」ということです。なので例えばディズニーランドとかであれば、あまり人混みが気にならなかったりします。あそこにいる人たちは、みんなハッピーですからね。そういった人混みであれば自分も楽しくなれるので、あまり疲れないんですよね。

これは美容室にも言えることで、美容師さんはポジティブな人が多いですし、お客さんもネガティブな人は少ないですよね。みんな綺麗になりに来るのでルンルンでしょうし、そこで実際に綺麗になったら幸せなはず。ネガティブな空気は発生しづらい環境ですよね。なのでこの点はあまり気にせずに働けるんじゃないかなぁと、僕は思います。

営業要素が若干ある

そしてラスト3つ目は「営業要素が若干ある」ですね。HSPは営業が向いてないと言われています。以前このブログの別の記事でもそれについては書いているので、詳しく知りたい方はそちらの記事をご覧ください。

美容師さんも営業の要素がありますよね。美容室にカットだけをしに行ったのに、「ヘッドスパどうですか?」「トリートメントもしていきませんか?」のようなことを言われたことはありませんか?カット後に「今日使ったヘアオイルはこれなんですけど、めっちゃ良いんですよ〜」「ワックスはこれがおすすめです〜」とか。そんな感じで営業の要素が若干入ってくるのが美容師の仕事です。特にアシスタント時代は、むしろ営業がメインの業務だという話も聞いたことがあります。

僕はいろんな美容室に行くんですが、どこに行ってもシャンプーやら美容液の営業はありますね。カットやパーマなどに比べると小さい額の売り上げですが、客単価を上げるという意味ではとても重要な仕事です。むしろ将来独立して経営者になったときには、きっとこの売り上げに助けられるはず。そのときのための修行だと思って、苦手な営業を乗り越えていけると良いですね。

まとめ

というわけで今回は「HSPと美容師」というテーマで記事にまとめました。もう一度振り返っていきましょう。

  • HSPが美容師に向いている理由
    クリエイティブな仕事だから
    共感力が活かせる仕事だから
    1人を相手にする仕事だから
    技術を磨いていけるから
    ポジティブな人が多いから
  • HSPが美容師になるデメリット
    見られながら仕事をする必要がある
    人が多い空間で仕事をする必要がある
    営業要素が若干ある

美容師の仕事は、HSPの強みを活かせる要素がたくさんあります。逆に大人数が苦手だったり、周りの空気に影響されやすかったり、といった弱点と言える部分は排除できています。HSPの持っている能力を発揮しやすい環境が整っている仕事と言えますね。

それに比べてデメリットの方はあまり致命的なところはないですね。もちろん個人差はありますが、美容師の仕事に没頭していれば、気にならないものがほとんどかと思います。おすすめの仕事なので、気になった方はぜひチャレンジしてみてください。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次