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HSPを言い訳に使うのはどうなのか【言い訳のダサさとウザさを消すテクニック】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPを言い訳に使うのはどうなのか」というテーマで記事を書いていきます。

「HSPだからできない」「HSPだから苦手」のように、HSPであることを言い訳に使っている方はいないでしょうか。もしかしたらそれは、周りからウザいと思われているかもしれません。そして自分自身も心のどこかで、そんな言い訳をしている自分をダサいと感じてしまっているのではないでしょうか。

今回の記事では、そもそも言い訳とは何なのかというところから深掘っていき、言い訳がダサくてウザい理由、ダサさやウザさを消す方法などを解説していきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

言い訳とは

まずはそもそも「言い訳」とはどういうものなのかを最初に説明しておきますね。Wikipediaによると、言い訳は以下のように説明されています。

自分のした失敗・過失などを正当化するために事情をなるべく客観的に説明すること。

Wikipediaより

この「正当化するために」という部分が言い訳の肝の部分ですね。

例えば仕事で大きな失敗をしてしまったときには、以下のような言い訳が考えられます。

  • あの日は体調が悪かったんです
  • あの日は他の仕事でいっぱいいっぱいで
  • あの日は身内の訃報で気持ちが沈んでいて
  • あの人がちゃんとやってくれなかったので
  • HSPの自分には苦手なタイプの仕事だったので

などなど、理由を述べて「自分のせいではないんだ」と、自分を正当化するのが言い訳です。

そもそも言い訳がダサくてウザい理由

言い訳と聞くと、ダサいというイメージはないでしょうか。もしくは言い訳を聞いてウザいと感じた経験はないでしょうか。言い訳は自分を正当化するためにする行為なので、マイナスなイメージを持っている人が多いです。ではなぜ言い訳がダサくてウザいと感じるのか。理由は以下ですね。

責任を自分以外の人や物事のせいにするから

これですね。自分を正当化するために、その責任を自分以外の人や物事に押し付けてしまうから言い訳はダサいしウザいんです。先ほどの例で言うと以下の通りですね。

  • あの日は体調が悪かったんです
    →自分のせいじゃなくて体調のせい
  • あの日は他の仕事でいっぱいいっぱいで
    →自分のせいじゃなくて他の仕事のせい
  • あの日は身内の訃報で気持ちが沈んでいて
    →自分のせいじゃなくて身内の訃報のせい
  • あの人がちゃんとやってくれなかったので
    →自分のせいじゃなくてあの人のせい
  • HSPの自分には苦手なタイプの仕事だったので
    →自分のせいじゃなくてHSPの気質のせい

こんな感じで、責任をなすりつける相手というのは、体調だったり他の仕事だったり家族だったり他の人だったりするわけです。自分の失敗を他の人や物事のせいにする。ダサすぎますよね。そしてなすりつけられた側や、言い訳を聞いている側からしたら、ウザいと感じることでしょう。

言い訳のダサさやウザさを消す方法

自分の責任であると考える

ここで、言い訳のダサさやウザさを消す方法について解説していきます。言い訳のダサさやウザさを消すにはまず、やってしまった失敗に対してしっかり「自分の責任である」という認識を持つことが大事です。

  • あの日は体調が悪かったんです
    →体調管理できない自分の責任
  • あの日は他の仕事でいっぱいいっぱいで
    →仕事の優先順位付けやペース管理ができない自分の責任
  • あの日は身内の訃報で気持ちが沈んでいて
    →プライベートのメンタルを仕事に持ち込んでしまった自分の責任
  • あの人がちゃんとやってくれなかったので
    →頼みっぱなしで進捗管理していなかった自分の責任
  • HSPの自分には苦手なタイプの仕事だったので
    →HSPなのにこの仕事を選んだ自分の責任

身内の訃報の部分は自分だけではどうにもならないことでもありますが、それでも自分の責任だと考えることで、前に進むきっかけになります。最初は慣れないかもしれませんが、意識してみてください。

ポジティブな言葉を添える

自己責任で考えられるようになると、自分がどうすれば前に進めるのかを考えられるようになります。それを言い訳の後に添えて言葉にすることで、ダサさやウザさをかき消すことができます。

  • あの日は体調が悪かったんです
    →体調管理できない自分の責任
    →自分としても納得いってないので、今からもう一度やり直していいですか?
  • HSPの自分には苦手なタイプの仕事だったので
    →HSPなのにこの仕事を選んだ自分の責任
    →こういう工夫をすればHSPでもできるので、次回は成功させてみせます。

自分の責任だと考えられているのであれば、自然とこういう前向きな言葉が出てくるのではないでしょうか。

言い訳もこの終わり方であればダサくもウザくもないですね。要は言い訳も言い方次第ってことです。

HSPを言い訳に使うのはどうなのか

話をHSPに戻します。ここまでの内容を踏まえた上で、HSPであることを言い訳にするのは、あまり好ましくないと僕は思います。

「HSPだからできない」「HSPだから苦手」という言い訳は、自分の責任をHSPの気質のせいにしている時点でダサすぎます。その仕事を選んだのは、他でもない自分ですからね。それを棚に上げてHSPのせいにするのは違うと思います。

ずっと同じ気質を持って生きてきたわけなので、それに合わせた仕事選びをしてこなかった自分自身の怠慢が原因です。

もしHSPであることを言い訳にするのが辞められないのだとしたら、今すぐ環境を変えることも検討すべきですね。以下の「HSPに向いている仕事30選」の記事を参考にすることで、HSPの気質を強みとして発揮できる仕事に巡り会えるかと思います。ぜひチェックしてみてください。

HSPであることを伝えておくのは良いことだと思う

言い訳に使うのではなく、仕事で成果を上げるために前向きな意味でHSPであることをカミングアウトしておくのは良いと思います。自分はこういう性格なので、こういう感じで仕事を振ってもらえるとやりやすいです。みたいな感じですね。自分の上司や同僚にそれを伝えることで、伝えられた側も仕事の割り振りや任せ方を考えやすいですよね。

例えば僕の場合は、エンジニア時代に上司にHSPであることを伝えていました。

HSPなので大人数での会話が苦手です。3人くらいまでであれば問題ないですが、それ以上だと30分で疲れちゃいます。お酒があれば別です。それから「誰かに見られながら作業すること」「自分のペースを乱されること」も苦手です。

という感じですね。配慮を求めるわけではなく、「この環境だと自分の能力が発揮しづらくなるよ」ということを伝えておくことで、上司としても部下が成果を上げられるような環境作りがしやすいかなと思って、伝えました。「こんな仕事はやりたくない」というネガティブな伝え方ではなく、あくまでもポジティブな意味で伝えたので、きっとウザいとは思われていなかったはずです。

自分にとっても相手にとってもプラスなので、まだ職場でHSPであることをカミングアウトしていない人はぜひ伝えてみてください。

まとめ

というわけで今回は「HSPを言い訳に使うのはどうなのか」というテーマで記事にまとめました。もう一度振り返っていきましょう。

  • 言い訳とは
    自分のした失敗・過失などを正当化するために事情をなるべく客観的に説明すること。
  • そもそも言い訳がダサくてウザい理由
    責任を自分以外の人や物事のせいにするから
  • 言い訳のダサさやウザさを消す方法
    自分の責任であると考える
    ポジティブな言葉を添える
  • HSPを言い訳に使うのはどうなのか
    あまり好ましくないと思う
  • HSPであることを伝えておくのは良いことだと思う

言い訳をするということがどれだけダサくて、相手にウザいと思われることなのかがお分かりいただけたかと思います。この記事を読んでいるHSPのみなさんが言い訳をする際には、ぜひポジティブな言葉を添えていただき、ダサさやウザさを軽減してみてください。

そしてもしHSPであることを言い訳に使ってしまっている場合には、今の仕事がHSP向きではない可能性が高いです。転職をすることで人生の満足度が向上するはずなので、積極的に検討してみてください。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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