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HSPが人を見下すのはなぜ?【見下すのは普通なので気にせず生きよう】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが人を見下す理由」というテーマで記事を書いていきます。

HSPの方の中で、ふとした瞬間に「あ、今自分、人を見下しているな」と感じたことがある方はいませんか?人間なので、見下したり見下されたりがあっても当たり前なのですが、少し罪悪感を感じる瞬間ですよね。

この記事では、HSPが人を見下す理由について詳しく解説していきます。また、見下して罪悪感を感じてしまったときの対処法についても紹介していきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが人を見下す理由

それでは早速、HSPが人を見下す理由を見ていきましょう。

以下の5つが主な理由になります。

  • 鈍感な人の気持ちが理解できないから
  • 特別な能力を持っている感覚があるから
  • 疲れが溜まりやすく、余裕がないから
  • 否定できない特性があるから
  • 見下された反撃で見下すこともあるから

鈍感な人の気持ちが理解できないから

HSPは「他人の感情に敏感」という特性があります。この特性により、他の人が気づかない相手の感情の変化にも気づくことができます。

例えばAさんとBさんの会話で、Aさんが明らかにイライラしているのにBさんが気づかない状況があったとします。そんなときに、いつものHSPであれば、以下のような行動に出ます。

  • Bさんが気づくようにフォロー
  • Aさんのイライラを抑えるために別の話を切り出す

場の空気を平和に保つため、あれやこれやと気を遣うわけです。

ですがBさんがあまりにも鈍感すぎて何をやっても気づかない場合、「え?なんで気づかないの?」と感じてしまうことがあります。この瞬間、HSPとしてはBさんを見下しているということになりますよね。

自分が敏感すぎるが故に、鈍感な人の気持ちがわからない。普段は優しいHSPが、人を見下す瞬間です。

特別な能力を持っている感覚があるから

HSPという言葉を最初に聞いたとき、僕は衝撃を受けました。今まで「なんでこんなに気を遣ってしまうんだろう」と悩んでいたものが、「それは特別な能力なんだ」と言われたような気がしたからです。

周りの空気の変化に敏感に対応できるというのは、普通の人にはできないHSPの特殊能力のようなもの。確かにこの能力を使って、人より仕事をうまくこなしてきたことも多いなあと今では思います。

「HSPは普通の人よりも優れている」と感じて、HSPでない人を無意識に見下しているというのはあるかもしれません。

この人はHSPじゃないから、気づかないんだろうな…

と思うことで、「なら仕方ないか」と自分を納得させることも多いですね。

疲れが溜まりやすく、余裕がないから

HSPは、とにかく疲れが溜まりやすいです。人の感情に敏感で気を遣い過ぎてしまうというのは、自然にやってしまっていることとはいえ疲れが溜まるものです。

特に大人数の場だと、その疲れはハンパないですね。いろんな人の感情が一度に頭の中に入ってくるので、脳が常にフル回転している状態になります。

そんな日々を繰り返していると、疲れやストレスが普通の人よりも多くたまるのです。

疲れやストレスが溜まってくると、心の余裕がなくなります。

周りの小さいことが気になって、イライラしてしまうことも多くなります。

  • あの人はなんで、こんなレベルの低いミスをするんだろう…
  • この人はなんで、何度説明しても理解できないんだろう…
  • リーダーなのになんで、こんなに決断力がないんだろう…

こんな感じで、イライラした気持ちから見下してしまうことも多いです。

否定できない特性があるから

HSPで「相手を否定できない」という人も多いのではないでしょうか。この否定できない特性が、相手からしたら見下されているように見える可能性はありますね。

「それはおかしい」と思っていながら、おかしいと言わずに、不満そうな顔で仕事をしている人をイメージしてみてください。「納得いってないなら言えよ」と思う人はたくさんいると思います。

HSPとしては決して悪気はないのですが、その物言わぬ態度を「自分を見下している」と捉える人がいてもおかしくないですね。

見下された反撃で見下すこともあるから

相手が明らかにこちらを見下してきている場合にはHSPだって反撃します。

HSPは基本的に平和主義なので、話し合いで解決することを望む人が多いと思います。ですが「相手が何を言っても無駄だな」と感じるタイプの人間だったら、話は別ですね。

完全に見下した態度で、応戦することもあります。

自分の平和な空間を守るためなら、反撃してでも自分を守る行動をとるHSPもいるということです。

実際に僕も、「何を言っても無駄だな」と感じた相手に対して、不満そうな態度をぶつけてしまったことがあります。その後相手が非を認めて謝罪してきたので、なんとか関係は修復しました。

というわけで、相手に完全に非があるのに見下された場合には、見下し返します。

ちょっと怖い話をしちゃってすみません。

HSPが人を見下してしまったときの対処法

HSPは、意図せず人を見下してしまったと感じたときに、罪悪感を感じます。そんなときの対処法を紹介していきます。

といっても、対処法としては以下のみです。

気にしない。

当たり前の対処法ですみません。でも本当にこれだけです。以下で詳しく説明していきます。

人は誰でも、自分が優れていると思いたい

HSPに限らず、人は誰でも自分が人より優れていると思いたいものです。

  • 小学生時代に、足が速い子が遅い子を見下していたように
  • 中学・高校時代に、テストの点数が高い子が低い子を見下していたように
  • 大学時代に、学歴が高い人が低い人を見下していたように
  • 社会人になって、年収が高い人が低い人を見下していたように

なのでHSPが自分の特性を、人より優れているものと思いたいのは普通のことです。気にする必要は全くありません。くれぐれも、「人を見下している自分は酷いやつだ」などと思わないように。

大事なのでもう一度言いますが、誰かを見下すことは普通です。

見下している気持ちを口に出すのはNG

HSPに限ってそんなことはないと思いますが、見下している気持ちを口に出すのはやめましょうね。

相手が傷つくとかではなく、自分が傷つく可能性があるので。

HSPは他人の感情の変化に敏感です。相手が傷ついていると、共感して自分のことのようにしんどい気持ちになります。

また、見下していることを口に出すことで、相手を怒らせてしまうかもしれません。HSPは基本的に平和主義なので、怒りの感情が渦巻いている場がめちゃくちゃ苦手です。

口に出すことで、そんな場に自分を追い込んでしまう可能性があります。心の中でそっと、見下して気持ちを落ち着ける材料にするくらいがちょうど良いです。

まとめ

というわけで今回は「HSPが人を見下す理由」というテーマで記事にまとめました。簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPが人を見下す理由
    鈍感な人の気持ちが理解できないから
    特別な能力を持っている感覚があるから
    疲れが溜まりやすく、余裕がないから
    否定できない特性があるから
    見下された反撃で見下すこともあるから
  • HSPが人を見下してしまったときの対処法
    気にしない

HSPに限らず、人が誰かを見下してしまうのは普通です。気にせずに自分の感情を大事にして生きていきましょうね。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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