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HSPの脳疲労は大自然で回復する話【青森の奥入瀬渓流で見つけた癒しの力】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの脳疲労は大自然で回復する」というテーマでお話ししていきます。以前、青森県の奥入瀬渓流に行ったら脳疲労が回復しました。当時の僕は、いくら休んでも回復しない謎の体調不良を抱えていました。以下のような症状です。

  • 何もしたくない
  • 誰にも会いたくない
  • いつも楽しいことが楽しくない
  • 身体のだるさや重さが取れない
  • いつもより頭の回転が遅い
  • 優しさが発揮できなくなってきた

老化現象だと思って諦めていたんですが、大自然で回復することがわかったので、そのときの体験談を共有していきます。

HSPはいつも脳がフル回転していて、疲労に陥りやすいです。溜まった疲労が抜けないままフル回転し続けると、いつしか休んでも休んでも回復しない状態になってしまいます。当時の僕と同じような症状に悩まされ、回復する方法がわからずに諦めているそこのあなた。まだ諦めるのは早いです。

この記事を読むことで、大自然がなぜHSPの脳疲労に効果的なのかがわかります。それを知ったら、きっと大自然の中に身を置きたくなってくるでしょう。そして大自然の中に身を置いたら、自動的にそれらの不調から解放され、以前のように楽しい日々を取り戻せる感覚が掴めてくるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。

それでは内容に入っていきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

なぜ大自然が効果的なのか

まずは大自然がHSPの脳疲労回復に効果的な理由を解説していきます。主な理由としては以下の6つになります。

  • 自然には気を遣う必要がないから
  • 静かな環境で脳への刺激が少ないから
  • 目から入ってくる刺激が美しいから
  • 普段の悩みのちっぽけさを感じるから
  • 木や土や水の匂いに癒されるから
  • 注意して散策しないと危ないから

自然には気を遣う必要がないから

大自然が効果的な理由、1つめは「自然には気を遣う必要がないから」です。

HSPは、一緒にいる相手に人一倍気を遣ってしまうという特性があります。相手に気を遣って合わせ続けると、自分を抑え込むことになるのでストレスが溜まります。何を考えているんだろう、何をしてほしいんだろう、何をしてほしくないんだろう、こういったことを常に考えて行動するのがHSPです。人と関わるということは、HSPにとってはストレスになることが多いです。

それに対して自然というのは、気を遣う必要が全くありません。この木は何を考えているんだろう、この花は何をしてほしいんだろう、この川は何をしてほしくないんだろう、いちいちこんなことを考える人はいませんよね。ただ純粋に、綺麗だな、いい匂いだな、気持ちいい風だな、のような感じで、自分の感情に集中できます。

これがHSPにとっては心地いいんですよね。いつも周りに合わせて他人の時間を過ごしている感覚だったところが、自分の時間を過ごせるようになる。これが大自然の効果です。

静かな環境で脳への刺激が少ないから

大自然が効果的な理由、2つめは「静かな環境で脳への刺激が少ないから」です。

HSPの脳は、普段の生活の中でたくさんの刺激を受け取り、処理しています。普通の人が気にしないような小さな刺激も感じ取ってしまうので、脳への負担がかなり大きいんですよね。そのうち耳から入る刺激はかなり大きくて、周りで繰り広げられる他人の会話、車や電車の通り過ぎる音、行き交う人たちの足音、工事現場から聞こえる金属音など、いろいろな音に神経をすり減らしています。

その点自然は最高ですよね。「騒音」と呼ばれる類のものは一切聞こえてこないので、静かな環境に身を置けます。それでいて木の葉が揺れる音や鳥の鳴き声、水の流れる音など、心地よい音がたくさん聞こえます。耳が喜んでいるのが感じられて、リラックスできますよ。

目から入ってくる刺激が美しいから

大自然が効果的な理由、3つめは「目から入ってくる刺激が美しいから」です。

HSPは、目からの刺激にもストレスを感じることがあります。よく言われるところだと、暴力シーンが苦手とか、血を見るのが苦手とかって話がありますね。目を瞑ったり視線を外したりすることで回避できるので、耳からの刺激よりは対処しやすいんですが、結構強めの刺激が多いのでドッと疲れることもあります。

大自然の中にいると、目から入ってくる刺激も優しく、美しいです。木々の緑は綺麗だし、流れる川は優雅だし、岩についている苔は美しいです。木々の隙間から見える空も、いつもより透き通って見えます。とにかく全てが美しいんです。ひたすら癒されます。

ちなみにHSPは感性が鋭いという特性もあるので、普通の人に比べて自然の美しさに感動しやすいです。自然との相性はとても良いですね。

普段の悩みのちっぽけさを感じるから

大自然が効果的な理由、4つめは「普段の悩みのちっぽけさを感じるから」です。

自然は雄大です。何百年、何千年、何万年というときを経て今ここに存在している大自然を目の前にすると、たった数十年しか生きていない自分の小ささをこれでもかというくらい感じます。そしてその小さい自分の中にある悩みや不安の数々。「ちっさ」って感じですよね。もう大自然からしたら「無」に等しいです。

大自然>>>>>自分>>>>>悩みや不安

ということです。大自然の部分が自分だとしたら、以下のようなイメージです。

自分>>>>>腸内細菌>>>>>腸内細菌の悩みや不安

腸内細菌のことは知っていても、腸内細菌が抱える悩みや不安のことなんか考えたこともないですよね。大自然からしたら、人間の感情なんてそんなもんってことです。大自然に触れると、そのことを改めて感じさせられます。

木や土や水の匂いに癒されるから

大自然が効果的な理由、5つめは「木や土や水の匂いに癒されるから」です。

匂いについても忘れちゃいけないですね。普段から家でアロマオイルを使って香りでリラックスしている人も多いかと思います。HSPは匂いにも敏感なので、結構いい気分転換になるんですよね。大自然の中に身を置くことで、それの天然版が味わえます。木や土の匂いが心地よく感じられ、めちゃくちゃ癒されます。脳がリラックスしているのが感じられます。

また、匂いを感じるということは、呼吸をしているということですよね。つまり新鮮な空気が体内に入ってくるということです。血液を通じて全身に癒し物質が行き渡っている感覚を感じることもできます。体内の炎症が治まっていくことが実感できるでしょう。

注意して散策しないと危ないから

大自然が効果的な理由、6つめは「注意して散策しないと危ないから」です。

大自然の中を歩くということは、当然舗装されていない道を歩くことになります。誰も通った形跡がないようなところを草を掻き分けて歩く、ということまでする必要はないですが、ハイキングコースなどを歩くと小石が転がっていたり、水溜りがあったり、いきなり道が細くなっていたりするわけです。ここから落ちたら死ぬな、と感じるような道もあります。頭上から木の実やら何かが落ちてくるかもしれません。

そんな道を散策するときに、考え事をしながら歩くなんてできませんよね。しっかり足元を見て、注意しながら歩く。これはまさに、他のことを考えずに呼吸だけに集中している「瞑想」と同じ状態です。このブログ内では何度も瞑想について触れていますが、以下のような効果があります。

HSPの瞑想の効果

  • 集中力が上がる
  • ストレスの軽減
  • 睡眠の質改善
  • ポジティブになる
  • 人に優しくなれる
  • 生産性が上がる

などなどです。瞑想はHSPにとってメリットが多いです。大自然の中を散策することで、自動的にこれらの効果を得ることができるわけです。

ちなみに瞑想について話し出すと長くなってしまうので、気になる方は以下の記事を参考にしてください。やり方も詳しく解説しています。

大自然の中でやるべきこと

というわけで大自然に触れると脳疲労が回復する理由を6つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか。なんか最近疲れているな、調子悪いな、と感じている人は、なるべく早く休みをとって大自然に向かいましょう。

自然が多いところに行って何をするのか、ということは特に考えずにとりあえず行ってみる、くらいで良いかと思いますが、何かしら目的が欲しい方は以下のようなものがいいのではないでしょうか。

  • 登山
  • ハイキング
  • バードウォッチング
  • キャンプ
  • 釣り
  • 写真撮影

パッと思いつくところだとこんな感じですね。何もせずに自然の中でぼーっとするのもいいと思います。自然を見ながら露天風呂に入るとかもいいですね。

なるべく観光地を避けて、小さめな旅館とかロッジに泊まるのがいいかと思います。

でもやっぱり散策してほしい

上記の通り基本的に自然の中で何をやってもいいのですが、「歩く」というのはぜひやっていただきたいですね。先ほども説明した通り、注意して歩くことで瞑想と同じ効果があります。歩くときは五感を研ぎ澄ましてほしいです。

  • 木が揺れる音や鳥の鳴き声、水の流れる音を耳で感じて
  • 緑の美しさや光と影のコントラストを目で感じて
  • 花や木の香りを鼻で感じて
  • 風や気温を肌で感じて

味覚だけは使いませんが、散策後のご飯は絶対に美味しいです。気持ちいい時間をたっぷり過ごしたら、脳が回復してきます。

まとめ

今回は「HSPの脳疲労は大自然で回復する」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。

  • なぜ大自然が効果的なのか
    自然には気を遣う必要がないから
    静かな環境で脳への刺激が少ないから
    目から入ってくる刺激が美しいから
    普段の悩みのちっぽけさを感じるから
    木や土や水の匂いに癒されるから
    注意して散策しないと危ないから
  • 大自然の中でやるべきこと
    登山
    ハイキング
    バードウォッチング
    キャンプ
    釣り
    写真撮影
  • なんでもいいけど特に「歩く」はおすすめ

日頃から多くの刺激を処理して疲労を溜めているHSPの脳。普通の人と同じような休み方では回復しきれないこともよくあります。自分がHSPだと自覚している人は、脳が疲れていることをしっかり認識して、適度に休息を与えてあげる意識を持ちましょう。

そして脳疲労が溜まりすぎて調子が悪いときは、大自然に助けを求めるといいです。この記事で紹介したように、いろいろな面から脳をリラックスさせてくれます。気づいたら元気になっていますよ。

ちなみに僕は以前、鬱っぽい症状に悩まされたことがありましたが、大自然に触れることで回復のきっかけが掴めました。この記事を読んでいる人の中で鬱っぽい症状に悩まされている人がいたら、以下の記事の後半部分にそのときの僕が回復した方法をまとめています。参考になれば。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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