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まさちゃん
HSPブロガー兼カウンセラー
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

HSPの共感力が高いと言われるのはなぜ?【デメリットへの対処法を紹介】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの共感力」というテーマで記事を書いていきます。

HSPは共感力が高いとよく言われますね。自分自身でそのように感じている方も多いかと思います。

この記事では、HSPが共感力が高いと言われる理由を解説していきます。また、共感力が高いことのメリット・デメリットも確認しつつ、デメリットの解消法についても紹介していきます。ぜひ参考にしていただければと思います。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPは共感力が高いと言われる理由

まずはHSPが共感力が高いと言われる理由について説明していきます。結論からお伝えすると、以下になります。

「その場の空気感を瞬時に読み取り、どのような行動・言動をしたら場の空気が良くなるかを瞬時に考える」ということを無意識にやってしまうから。

HSPは「他人の感情の変化に敏感」「深い思考」などの特徴があります。その特徴が良いか悪いかはさて置き、とにかく周りの人たちの中でバランスを取るような動きをします。なので共感力が高いと言われるわけですね。

具体的に、職場の飲み会の例で説明します。

  • Aさんがデリカシーの無いことを言って、周りがドン引きしている
    →中和するようなツッコミを入れてAさんをフォローしつつ、周りの不穏な空気をもとに戻す
  • Bさんが周りに馴染めず、孤立している
    →Bさんに話しかけに行く

こんな感じで、場の空気を落ち着けること、みんながしんどくならない場を作ることを考えて、無意識に行動します。

HSPは共感力が高いので、しんどそうな人がいると自分もしんどくなってしまうんですよね。なので「みんなが平和に過ごせる空間」が作れれば、その空間はつまり「自分が平和に過ごせる空間」ということになります。

自分のために、周りの空気を良くするというわけです。

ちなみに僕は、「まさちゃんがいるだけで飲み会が落ち着く」と言われることがよくあります。なので、よく飲み会に誘われます。HSPで同じような状況の方も多いのではないでしょうか。

共感力が高いことのメリット

共感力が高いことでどのようなメリットがあるのでしょうか。いろいろあると思いますが、パッと思いつくところだと以下の2つですかね。

  • 人間関係がうまくいきやすい
  • 音楽など芸術に感動しやすい

人間関係がうまくいきやすい

基本的に人間関係はうまくいきやすいです。先ほど説明した通り、場の空気にうまく乗ってバランスを取れるので。

HSPは相手の表情や声のトーン、話すスピードや間などから、感情を敏感に察知します。

体調が悪いとき、気持ちが沈んでいるとき、にすぐに「あれ、この人今日はいつもと違うな」ということに気付けます。そうするともちろん「大丈夫ですか?」という声かけができたり、触れずにそっとしておくという判断もできるわけです。

もちろん楽しそうな空気も一瞬で感じ取るので、「今日なんか楽しそうですね」などの声かけもできます。

相手が何か話したそうなときに、話しやすいような質問を投げかけることができるのはHSPの強みですね。人間関係を良好にする力は、HSPの共感力の高さからきていると言えます。

音楽など芸術に感動しやすい

HSPが共感しやすいのは、目の前にいる人だけではありません。芸術への共感もしやすいです。

音楽や小説、映画やドラマなどにも共感し、深く感動することができます。

しんどくなったときにこういった芸術作品に触れると、いいストレス発散になりますね。

最近は「プーと大人になった僕」で泣きました。よろしければぜひ。

共感力が高いことのデメリット

続いてデメリットについてもいくつか紹介していきます。

  • 共感しすぎることで疲れる
  • 悪い出来事に気持ちが持っていかれる
  • イベント事に誘われる頻度が高い

共感しすぎることで疲れる

一番のデメリットは「疲れる」ということですね。

HSPは相手に共感するため、あれやこれやと色々なことを考えてしまうため、かなり疲れます。

大人数の場などは、情報量が多すぎて頭がフル回転した状態になるので、特に疲れますね。その状態から解放されて一人になった瞬間に、ドッと疲労感が押し寄せてくる感覚は、HSPあるあるかと思います。

悪い出来事に気持ちが持っていかれる

先ほども書きましたが、HSPは目の前にいる人以外にも共感しやすいです。

  • テレビで悲惨な事件のニュースが流れれば、被害者や加害者の気持ちになって深く共感します。
  • SNSで愚痴を言っている人がいれば、その人のつらい気持ちに共感しつつ、投稿者の相手の気持ちも考えてしまいます。

自分には何も起きていないのに、勝手にネガティブな感情に包まれてしまうので、これはかなりデメリットと言えますね。

イベント事に誘われる頻度が高い

イベント事に誘われることも多いです。

HSPは場の空気を読んでうまいこと落ち着ける能力があります。

  • 飲み会で孤立している人がいたら、気になって話しかけにいってしまいます。
  • 誰かの話で不機嫌そうにしている人がいたら、不自然にならないようにうまく話題を変えます。

こんな感じでHSPがいるとそのイベントが何事もなく平和に終わるので、自然と誘われることが増えますね。

これはとてもありがたいことではあるんですが、疲れるんであまり多くには参加したくないというのが本音です。

デメリットへの対処法

上記でHSPの共感力が高いことのデメリットとして、3つを紹介しました。

ここからは具体的に、これらのデメリットへの対処法について紹介していきます。

  • 共感しすぎることで疲れる
    →その後の疲労回復に努める
  • 悪い出来事に気持ちが持っていかれる
    →ニュースやSNSなどを控える
  • イベント事に誘われる頻度が高い
    →参加する頻度を決めておく

共感しすぎたら、その後の疲労回復に努める

まず1つ目の「共感しすぎることで疲れる」についてです。こちらは「その後の疲労回復に努める」というのが対処法ですね。

HSPにとって、「共感しない」というのは無理です。自然にやってしまうことなので。「共感するな」といわれても、逆にストレスが溜まるだけです。

なので共感するだけ共感して、疲れたらその後のケアで回復に努めるべきですね。

  • お風呂にゆっくり浸かる
  • 好きな音楽を聴く
  • 映画を観に行く
  • 散歩をする
  • サウナに行く

などなど、一人で過ごす時間をとるようにすると、気持ちが回復してきます。

それから睡眠ももちろん大事ですね。HSPはただでさえ長時間の睡眠が必要な人が多いです。共感しすぎて人一倍疲れが溜まっているためですね。

今日は疲れたな…と思ったら、いつもより長めに睡眠をとるようにしましょう。

ニュースやSNSなどを控える

続いて2つ目の「悪い出来事に気持ちが持っていかれる」についてです。こちらは「ニュースやSNSなどを控える」というのが対処法ですね。

先ほども書きましたが、HSPにとって共感するという行動は、やめろと言われてもやめることはできません。自然にやってしまうことなので。「悪い出来事に共感するな」というのは無理な話です。なので悪い出来事に触れる機会を減らす工夫をするのが大事になってきます。

テレビのニュースには、当然ネガティブな内容が含まれています。これらのニュースはHSPをネガティブな気持ちへ誘う引き金となります。

天気予報やスポーツニュースなど、見たい情報がどの時間にやるのかを把握して、その時間だけニュースを見るなどがいいですね。

SNSも同じで、どうしてもネガティブな情報が入ってきてしまいます。不特定多数の投稿を目にするので、その中に望まない情報が含まれている可能性はとても高いですよね。

例えばXだと、トレンドにネガティブなワードが入っていたり、おすすめに愚痴や悪口が流れてきたりします。避けるのは難しいでしょう。

SNSに触れないのがベストですが、それが難しければ必要最低限の気持ちを盛り上げてくれる人だけをフォローして、その人たちの投稿だけを見るようにしましょう。

ちなみに僕はポムポムプリンさんをフォローしていますが、いつも前向きかつ癒しな投稿をしてくれるので最高です。

イベント事に参加する頻度を決めておく

そして最後は3つ目の「イベント事に誘われる頻度が高い」についてです。これは以前「HSPが予定を苦手とする理由」という記事にも書いたのですが、「参加する頻度を決めておく」というのが対処法です。

「週に1回まで」とか「月に5回まで」とか、「1回行ったらその後は最低3日は空ける」とかですね。要は疲れをちゃんと回復する期間を設けましょうということです。

ちなみに僕は「週に1回まで」というルールを決めています。このくらいの頻度だとバッチリ疲労も回復するので、1回1回のイベント(ほぼほぼ飲み会)でしっかり共感力を発揮することができます。結果、満足度の高いイベント参加になるので終わった後の充実感も大きいですね。

また、頻度を決めることで、「いきたくないイベントに誘われたときに断りやすい」というメリットもあります。

「今週は埋まっちゃってるんですよね〜」みたいな感じですね。嘘はついていないので、罪悪感もなくナチュラルに断れます。

いいことだらけなので、このイベント参加の頻度を決める方法はぜひ使ってみてください。

まとめ

というわけで今回は「HSPの共感力」というテーマで記事にまとめました。簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPは共感力が高いと言われる理由
    「その場の空気感を瞬時に読み取り、どのような行動・言動をしたら場の空気が良くなるかを瞬時に考える」ということを無意識にやってしまうから。
  • 共感力が高いことのメリット
    人間関係がうまくいきやすい
    音楽など芸術に感動しやすい
  • 共感力が高いことのデメリット
    共感しすぎることで疲れる
    悪い出来事に気持ちが持っていかれる
    イベント事に誘われる頻度が高い
  • デメリットへの対処法
    共感しすぎたら、その後の疲労回復に努める
    ニュースやSNSなどを控える
    イベント事に参加する頻度を決めておく

共感力の高さはHSPの長所でもあるので、メリットも大きい部分です。無理に抑えようとしても、逆にストレスが溜まるだけです。

というより長所を削ってしまっては、その人の魅力も半減してしまいますよね。共感力の高さを活かしつつ、デメリットによるダメージを少しでも軽減することが、HSPにとって自分らしさを最大限に発揮できる近道かと思います。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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