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HSPにロングスリーパーが多いのはなぜ?【短時間睡眠で完全回復する方法】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPにロングスリーパーが多いのはなぜ?」というテーマで記事を書いていきます。

長時間の睡眠が必要な人のことを、ロングスリーパーと言いますね。HSPはこのロングスリーパーの人が多いと言われています。

この記事では、HSPにロングスリーパーが多い理由と、より良い睡眠を得るための具体的な対処法をお伝えしていきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPにロングスリーパーが多いのはなぜ?

まずは、HSPにロングスリーパーが多い理由を説明していきます。以下の2つが大きいですね。

  • 疲れが溜まりやすいから
  • 寝ている間に中途覚醒しやすいから

疲れが溜まりやすいから

HSPが刺激に敏感な特性を持っていることは、ご存知かと思います。光や音、匂い、肌の感覚、人の感情など、いろんな刺激が普通の人よりも強く感じられます。

また、普通の人が気にしないような小さな刺激もHSPは感じとります。普通に日常生活を送っているだけで、大きなストレスにさらされている状態になっています。

そうなると当然、普通の人よりも疲れが溜まります。その疲労を解消するために、脳や身体が多くの睡眠を必要とするため、ロングスリーパーになるという理屈ですね。

寝ている間に中途覚醒しやすいから

HSPは寝ている間も、刺激に襲われ続けています。肌に触れる服や毛布の感覚、家の外の音や光、時計や換気扇の音など、小さな刺激が気になって途中で覚醒してしまうこともよくあります。

疲れているのに深く眠れない…

となると当然、睡眠時間を長くするしか疲労回復の方法はありませんね。結果的に、ロングスリーパーになってしまうというわけです。

HSPは睡眠が不足するとどうなる?

HSPがロングスリーパーな理由は、上記の通りです。

では長時間の睡眠が必要なのにも関わらず、短時間睡眠の生活をし続けたらどうなるのでしょうか。僕が短時間睡眠になってしまったときに感じたのは、主に以下の2点ですね。

  • 体調が崩れる
  • 感情が不安定になる

体調が崩れる

当たり前ですが、睡眠が足りないと体調が悪くなります。疲れが抜けていないため体がダルいですし、お腹の調子も悪いことが多いですね。

それから頭の回転も悪くなりますね。いつもより仕事が進まずイライラして、そのストレスでお腹が痛くなって…という負のスパイラルに陥るので最悪です。

特にひどいのは頭の回転の悪さですね。僕の場合は調子がいいときの半分も仕事が進まないくらいに頭の回転が落ちます。正直使い物にならない存在になるので、睡眠にはかなり気を使っています。詳しくは後ほど解説します。

感情が不安定になる

メンタル面も調子が悪くなりますね。いつもは気にならない小さなことでイライラしたりします。

HSPはただでさえ刺激に敏感なのに、睡眠が不足するとさらに敏感になります。

  • 周りの話し声が気になってイライラ
  • 前を歩いている人が遅すぎてイライラ
  • エレベーターが来なすぎてイライラ
  • コンビニのレジで前の人がもたついていてイライラ
  • SNSを見てイライラ

もうイライラが止まりません。

この気持ちを鎮めるために大きなエネルギーを使うので、疲れ果てて最終的には何も考えられなくなります。

睡眠不足は恐ろしいです。

より良い睡眠のためにやるべきこと

ここからは具体的に、睡眠の質を上げる方法を紹介していきます。

HSPは基本ロングスリーパーですが、睡眠の質を上げれば少し短めの睡眠でも回復できるので。

  • 夜ふかしが好きな人
  • 朝早起きしなければいけない人

こういった人はぜひ以下の方法で睡眠の質を上げて、短い睡眠時間でも不調が起きない状態を手に入れていきましょう。

今回は7つの方法を紹介します。

  • 騒音の少ないところに住む
  • 掃除をしっかりして埃を排除する
  • 遮光カーテンをつける
  • スマホやテレビなどは控える
  • 湯船に浸かる
  • 運動をする
  • 自分に合った安眠グッズを見つける

騒音の少ない部屋で寝る

まずは大きいところから。

HSPは耳からの刺激も感じやすいです。なので、「そもそも騒音が少ないところで寝る」というのが効果的です。

  • 隣の家の車のエンジン音
  • 犬の鳴き声
  • 鳥の鳴き声
  • 新聞配達のバイクの音
  • 上階の部屋の生活音(マンションなどの場合)

これらの音は、自分がいくら注意したところで避けることはできないですよね。

可能であれば、最初からこれらの音が聞こえにくい部屋、聞こえにくい場所で寝るように部屋割りなどを見直すようにしましょう。

賃貸で住んでいるのであれば、最初から鉄筋コンクリートの部屋に住んでおく。一戸建てであれば、道路から遠い部屋、かつ隣の家から距離のある部屋を寝室にするといいですね。

掃除をしっかりして埃を排除する

あまり関係ないと思われがちですが、部屋の掃除も大事ですね。先ほども少し書きましたが、HSPは肌に触れるものの感覚にも敏感です。埃やダニを減らすことで、それらから受ける刺激を減らすことができます。

特に布団やベッドの掃除は念入りにやった方がいいですね。枕カバーも定期的に洗濯。日光に当てて乾燥させるのも忘れずに。

空気清浄機を使うという方法もありますが、ものによっては音や光が発生するのでご注意を。

遮光カーテンをつける

光の対策はやっぱり遮光カーテンが最強ですね。街灯や車のヘッドライトなどは、これで一発です。

朝の日差しもカットしてしまうので、目覚めが悪くなるリスクはありますが、睡眠の質が上がるのでメリットの方が大きいです。なるべく遮光率の高いカーテンを設置しましょう。

スマホやテレビなどは控える

これも鉄板ですね。スマホやテレビなどから出る光は、HSPでなくても寝る前は避けた方がいいと言われています。脳が活性化してしまい、睡眠の質が低下してしまうからですね。

また、SNSやニュースなどはHSPにとって天敵なので、寝る前はなるべく避けた方がいいです。

  • 誰かの投稿を見て感動したり、羨ましく思ったり、イライラしたり…
  • 悪いニュースを見て悲しくなったり、イライラしたり…

交感神経が刺激されまくりです。

控えましょう。

湯船に浸かる

これは説明不要ですかね。

お風呂に入っている時間は、HSPにとって1日のうちで最もリラックスできる時間と言っても過言ではありません。1人っきりになれる空間でリラックスして、頭と体を寝る体勢に持っていきましょう。

あまり熱めの温度だと刺激が強すぎて覚醒してしまいます。ぬるめの温度がいいですね。

運動をする

こちらも説明不要ですね。

適度な運動をすることで、体がいい感じの疲労感に包まれます。気持ちよく眠れますよ。

あまり寝る直前に運動すると覚醒してしまうので、3時間前には終わらせるようなスケジュール感でやると良きです。ストレッチとかであれば、入浴後の体が柔らかくなったタイミングでやるといいです。

自分に合った安眠グッズを見つける

安眠グッズもおすすめですね。

  • アロマオイル
  • キャンドル
  • お香
  • アイマスク
  • 耳栓
  • パッと思いつくところだと、上記のようなものがあります。

気になったものを試してみて、自分に合うアイテムを見つけていくといいですね。

注意点としては、どのグッズにもそれぞれデメリットがあるというところ。

以下の通りです。

  • アロマオイル
    →香りがキツすぎる、合わない
  • キャンドル
    →消し忘れたらどうしようという不安
  • お香
    →香りがキツすぎる、合わない
  • アイマスク
    →つけている感覚が不快
  • 耳栓
    →つけている感覚が不快

どれもHSPには大きなストレスとなる可能性のあるものばかりですね。自分の特性に合わせて、快適に使えるグッズを選んでいきましょう。

ちなみに僕の場合は、ラベンダーの香りのアロマオイルを使うか、LEDキャンドルを使うことが多いです。アロマオイルをベッドからちょっと離れたところにセットして、ほのかに香るくらいの使い方が心地いいです。LEDキャンドルは消し忘れても火事になる心配がないので、重宝しています。

まとめ

というわけで今回は「HSPにロングスリーパーが多いのはなぜ?」というテーマで記事にまとめました。簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPはなぜロングスリーパーが多いのか
    疲れが溜まりやすいから
    寝ている間に中途覚醒しやすいから
  • 睡眠が不足するとどうなる?
    体調が崩れる
    感情が不安定になる
  • より良い睡眠のためにやるべきこと
    騒音の少ないところに住む
    掃除をしっかりして埃を排除する
    遮光カーテンをつける
    スマホやテレビなどは控える
    湯船に浸かる
    運動をする
    自分に合った安眠グッズを見つける

HSPにとって、長時間の睡眠はストレスや疲労を回復するために欠かせません。くれぐれも「自分は睡眠時間が長いからダメだ」などとネガティブに考えないようにしてくださいね。

この記事を読んでいるHSPの方が、少しでも睡眠の悩みや不安が解消できることを、心から願っています。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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