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HSPが予定を苦手とする3つの大きな理由【しんどさを軽減する方法も紹介】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPはなぜ予定が苦手なのか」というテーマで記事を書いていきます。

予定が苦手だと感じているHSPの方、いませんか?予定が入っているだけで、気持ちが落ち着かずに疲れてしまう…なんて経験をしたことはないでしょうか。

この記事では、HSPが「予定が苦手だ」と感じる理由を解説しつつ、記事の後半では苦手の解消法についても紹介していきます。読み終わる頃には、苦手な予定とうまく付き合っていける感覚が掴めているはずです。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPはなぜ予定が苦手なのか

それでは早速本題です。HSPが予定を苦手とする理由は、主に以下の3つです。

  • 気を使いすぎるから
  • 自分の時間が削られるから
  • いつもと違う状況が不安だから

気を使いすぎるから

HSPにとって、「気を遣う」というのは人と関わる上で避けては通れないものです。「気を遣わないでいいよ」と言われても、気を遣ってしまうのがHSP。相手の表情や声のトーン、話すスピード、話の間などを敏感に感じとって、ひたすら場の空気の安定に努めます。

これがしんどいんですよね。会話の相手が1人だけならいいのですが、大人数での会話などはしんどさがハンパないです。

例えば「みんなでランチ」、みたいな予定がこれに該当しますね。

  • Aさんの話を聞いて、Bさんがどう感じたか。
  • その話を横で聞いていたCさんはどう感じたか。

などなど、無数の感情を感じ取ってしまうので、激しく疲れます。

Bさんが不快に感じているなら、話を無理やり別方向に持っていくし、Cさんが不快そうならグループから切り離して別で会話を始めます。あまりCさんとばかり話していたらみんなでランチしている意味がないので、頃合いを見計らってみんなを巻き込んだ話題を切り出します。

その繰り返しが、HSPにとっての「みんなでランチ」です。

自分の時間が削られるから

HSPは、自分の時間を削られることに大きなストレスを感じます。先ほど説明済みですが、HSPはとにかく気を遣いすぎるので、大人数での行動が基本苦手です。なので誰にも気を遣わなくて済む「自分1人の時間」が、最高に幸せな時間なんです。

その時間を削らなければならない…つらすぎますね。

例えば会社の飲み会なんかはこれに該当します。仕事後の自分1人の時間を削って、大人数で集まって気を遣い続ける…大声では言いづらいですが、コロナ禍で飲み会が無くなったあの時期は、HSPにとってはありがたい期間でした。

このまま飲み会が無くなればいいのに…と思いましたが、ちゃっかり復活してきていますね。

いつもと違う状況が不安だから

HSPは、「いつもと違う」というだけで、過度に不安を感じてしまうことがあります。大した予定でもないのに、それが頭から離れなくなってしまって、ソワソワ落ち着かない状況に陥ったりします。

例えば健康診断とかがいい例ですかね。年1で発生する予定なのに、その日が近づいてくるだけでなぜかソワソワします。何事も起こらないように、結構念入りに準備したりします。

  • 前日に問診票を書き忘れないように、スケジュールアプリに入れておいたり。
  • 尿検査のキットをトイレにセットしておいたり。
  • 当日に焦らないように、説明用紙を念入りに読んでおいたり。
  • 身長を測るのに靴を脱ぐから、靴下は綺麗なものにしないととか。
  • 靴は靴ベラなしで履けるものにしなきゃとか。
  • 採血をするから腕まくりしやすい服装で行かなきゃとか。

あーだこーだ色々なことを考えてしまうわけです。当日までずーっとソワソワして、予定が終わったと同時に大きな疲労感に襲われます。

何年経験しても慣れないですね。

苦手です。

HSPの予定に対する苦手への対処法

それではここから、予定に対する苦手な気持ちを軽減する方法を解説していきます。

いやいや、そんなに予定が苦手なら、断ればいいじゃん。という声が聞こえてきそうですが、HSPは「嫌われたくない」という感情が強く、なかなか断れません。その「断れない」という部分も含めて、予定が苦手なんです。

予定に参加しつつ、しんどい気持ちを軽減する方法を解説していきます。

  • 予定を入れる頻度を決める
  • 一人の時間も立派な予定だと認識する
  • 終わった後に楽しみな予定を入れる
  • その他の苦痛なことをやる時間にする

予定を入れる頻度を決める

まず僕がやってみて一番効果があったのがこれですね。「この期間に予定は1回まで」というのをあらかじめ決めておくことで、予定の数をコントロールする作戦です。

例えば僕がやっているのは「週1」という制限です。誰かと遊ぶ予定とか飲み会の予定は、週1までしか入れません。もし他の予定が入りそうになったら、「ちょっと今週は埋まっちゃってるんで来週でいいですか?」みたいな感じで調整します。

予定が複数埋まるのはしんどいですからね。週1までであれば許容範囲ですし、ノリが悪いレッテルを貼られることもありません。断る基準も明確になるので、「行こうかなーどうしようかなー」みたいに悩む時間からも解放されます。

おすすめです。

一人の時間も立派な予定だと認識する

予定を入れる頻度を決めることに付随して、「一人の時間も立派な予定」ということも、改めて認識するようにしましょう。例えば以下の一人時間も、立派な予定です。

  • ゲームをする
  • 読書をする
  • 散歩をする
  • YouTubeを見る
  • 家でダラダラする

などなどですね。これらを予定ではなくただの暇つぶしと認識していると、誰かに誘われたときに断りづらいです。

暇なのに断ってしまった…という罪悪感にも襲われます。

これらを予定と認識することで、「今日は予定があるので」という断り方ができるようになります。先ほど紹介した「予定を入れる頻度を決める」方法と組み合わせると、「今週は予定があるので来週はどうですか?」ということがはっきりと罪悪感なく言えるようになります。

終わった後に楽しみな予定を入れる

予定の後に楽しみな予定を入れることで、しんどい気持ちを軽減することができます。「楽しみな予定」というのは、HSPにとってめちゃくちゃ大事な時間である、「一人の時間を楽しむ予定」のことです。

  • 散歩に行く
  • バーに行く
  • サウナに行く
  • 映画を観に行く
  • マッサージを受けに行く

こういうやつですね。苦手な予定で疲弊した心を、少しでも早く回復させるような予定を入れておきましょう。

ちなみに僕は、仕事で「みんなでランチ」の予定がある日には仕事終わりにサウナに行く予定を入れています。飲み会とかでアルコールが入ったときは、夜の街を散歩して、たまにバーに寄って帰ります。それを楽しみに、苦手な予定を頑張って乗り切る感じです。

その他の苦痛なことをやる時間にする

苦痛な予定までの時間に、他の苦痛なことをやってしまうという荒技です。先ほども書いた通り、HSPは予定が入っていると、その時間よりも前の段階からソワソワしたり、嫌な気持ちが湧き起こってきたりします。どうせしんどいなら、その間にしんどいことを詰め込んじゃおうぜ!という発想ですね。

例えば家事などがやりやすいのでおすすめです。予定の前日までに、食器洗いやら洗濯やら部屋の掃除やらの家事を全てやります。予定が終わってから家に帰って、やることが溜まっているとストレスがまた増幅しますからね。その分苦しみから解放されるのが遅れます。

予定の直前はどうせ何事にも集中できないので、無心でやれる苦痛なことをこなす時間として使いましょう。

まとめ

というわけで今回は、「HSPはなぜ予定が苦手なのか」というテーマでその理由と解消法をまとめました。簡単に、この記事をまとめます。

  • HSPはなぜ予定が苦手なのか
    気を使いすぎるから
    自分の時間が削られるから
    いつもと違う状況が不安だから
  • HSPの予定に対する苦手への対処法
    予定を入れる頻度を決める
    一人の時間も立派な予定だと認識する
    終わった後に楽しみな予定を入れる
    その他の苦痛なことをやる時間にする

この記事を読んでいるHSPの皆さんに、「苦手な予定とうまく付き合っていける日」が来ることを心から願っています。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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