HSPがミニマリストになるメリット【現役HSPミニマリストの僕が解説します】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPがミニマリストになるメリット」というテーマで記事を書いていきます。

ミニマリストというと、単に持ち物が少ない人という言葉通りのイメージだけが思い浮かぶ人も多いかと思います。ですが実際には、ミニマリスト生活をすることにより意外と多くのポジティブな効果を得ることができます。

今日は現役HSPかつ現役ミニマリストの僕が、ミニマリスト生活を始めてから気付いたメリットについて詳しくまとめていきたいと思います。ミニマリスト生活をしたことがない方にとっては、「物が減っただけでこんなに効果があるの？」とびっくりするような内容になっているはずです。ぜひ最後まで楽しんでいっていただければと思います。

HSPがミニマリストになるメリット

さて、いきなり本題に入っていきます。HSPがミニマリストになることで得られるメリットは以下の５つです。

心が乱されにくくなる

ミニマリストになることで、心が乱されにくくなったと感じます。具体的には以下のような良いことがありました。

ミニマリストになると、探し物に時間を取られなくなります。何がどこにあるのかをほぼほぼ把握できているので、「あれどこにあったっけー」が無くなります。ストレスフリーですね。

それから物を定期的に捨てるようになるので、ストレスが発散できます。何かをまとめて捨てるときって結構気持ち良くないですか？ミニマリストになるとあの快感を定期的に味わえるようになるので、ストレス発散効果があります。

物が少なくなると、やるべきことに集中できるようになります。何も置いていない机と、物がたくさん置いてある机、どっちで作業した方が集中できるかは明らかですね。物がたくさん置いてあると気が散りますし、その物繋がりで余計な連想ゲームが始まってしまうことがあります。サッカー雑誌が目に入って、いつの間にかサッカーのことを考えていて、気づいたらめちゃくちゃ時間が経っていた…似たようなの経験は誰にでもあることかと思います。

特にHSPは物事を深く考えてしまう特性や、一度考え始めてしまうと抜け出せなくなってしまう特性があるので、これは致命的ですね。ミニマリストになることで、このリスクを大きく減らせます。

こんな感じで、心が乱されることがかなり減ります。ストレスが多いと感じている方や、集中力がないと悩んでいる方は、ミニマリスト生活がとてもおすすめです。

人生の自由度が上がる

これは精神的な話になりますが、人生の自由度が上がった感覚もあります。

物が多い生活をしていると、身動きが取りづらくなる感覚はわかるでしょうか。引越しをするのが面倒だとか、そういう物理的なこともありますが、実はそれ以外の面でも身動きが取りづらくなっています。いろんな場所に行ってみたいという気持ち、新しいこと挑戦しようという気持ち、などなどです。ミニマリストになることで、そういった好奇心のようなものが強くなったと感じます。

なんでしょうね。物が多いと、それだけで「その場から動こうという気持ちが無くなる」ということなのでしょうか。ここが自分のテリトリーだから、離れてはいけない、守らなければいけない、という気持ちが強くなるのかもしれません。その守りの気持ちが、いろいろな面で好奇心を奪っているのでしょう。

ミニマリストになると、そういった縛りが無くなるため人生の自由度が上がります。どこにでも行けますし、何にでも挑戦できる感覚があります。持ち物を減らすことで身も心も軽くなる感覚が掴めるはずです。

HSPは人間関係に悩みを抱えやすい特性があるので、人生の自由度を上げることは大きなメリットがあります。引越しや転職などの重めな選択が必要な場面で、一歩目を気持ち良く踏み出すことができるでしょう。

人に期待しなくなる

人生の自由度が上がったことからの繋がりですが、人に期待しなくなるというメリットもあります。これは結構感じます。その気になればいつでも引越しや転職ができる状態なので、今の人間関係に固執する必要がないからですね。面倒なご近所さんとは引越しでおさらば、パワハラ上司とも転職でおさらば、といった感じです。

面倒なご近所さんもパワハラ上司も、それぞれ自分の価値観があるはず。それを変えようと思っても難しいです。合わないなら自分が動けばいいや、という感覚でいられるのは、結構強いです。

皆さんも、仕事で誰かが思い通りに動いてくれなくてイライラした経験はないでしょうか。それは、その相手が思い通りに動いてくれるという期待があるからです。ミニマリストになることで人に期待しなくなるので、そういった他人由来のイライラを解消することができますよ。

自分に必要な物を考えるクセが身に付く

自分に必要な物を考えるクセが身につくのも、ミニマリストになるメリットですね。このクセがつくと、周りと比べることが減ります。

何かを購入するときに、こういった周りとの比較で買う買わないを決めていないでしょうか。他人と比較したいという気持ちは、人間なら誰しもが持っている感覚です。ですがこの感覚があることで、劣等感を感じてしまったり、周りを見下してしまったりといったことが発生します。

ミニマリストになると、周り基準ではなく、自分基準で買う買わないを考えることができるようになります。「これは本当に自分に必要な物なのか？」という基準で選ぶことで、その物への愛着も湧きますし、周りと比べてどうのこうの考えることもなくなります。周りが持っていようがいなかろうが、自分に必要だと思ったから買ったんです。自分の選択に自信が持てるようになり、自己肯定感アップにもつながります。

HSPは自己肯定感が低い傾向がありますからね。ミニマリストになることで自分に自信が持てるようになるなら、実践しない手はありませんね。

物より経験にお金を使うようになる

物より経験にお金を使うようになるというのも、ミニマリストあるあるです。基本的に物を増やしたくないので、お金の使い道が物以外のものに向かいます。

どうでしょう。物を買うよりも充実した人生が送れそうな気がしませんか？先ほど説明した通り、ミニマリストになったことにより人生の自由度が上がっています。それにより上記のような経験にお金を使う精神的な余裕も出てきています。人生の満足度を上げる効果が、ミニマリスト生活にはあると言えます。

また、そもそも物を買わないので節約できているというのもあり、お金を自分の幸せに多く回せるというのも大きいです。こういったポジティブな経験にお金を使うことで、人間関係も充実してくるでしょう。誰かとのかけがえのない時間が幸せだと感じるようになる効果も期待できますね。

ミニマムになるのは物だけではない

ミニマリストになることでミニマムになるのは、「物」だけではありません。以下もミニマムになります。

人間関係については先ほども少し説明した通り、人に期待しなくなる分ミニマムになります。親しい人たち以外とは関わる必要性がないので、自然と人間関係の断捨離が進みます。最終的に心地良い人間関係だけが残るという最高の状態になります。HSPは人間関係で疲れやすいので、これは大きなメリットですね。

入ってくる情報もミニマムになりますね。これは先ほど説明した、自分に必要な物を考えるクセが身に付いたことによるものです。これは自分に必要な情報なのか、それとも不要な情報なのか、それを無意識に考えて必要な情報のみをキャッチできるようになります。毎日たくさんの情報を浴びているHSPの脳は、その処理でオーバーヒート状態に陥りやすいです。ミニマリストになることで、脳への情報量を減らせるというのは大きなメリットですね。

まとめ

というわけで今回は「HSPがミニマリストになるメリット」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。

ミニマリストになることで、たくさんの思いがけないメリットが得られることがお分かりいただけたかと思います。HSPにとってはどれも大きすぎるメリットなので、ミニマリスト生活にチャレンジしてみたい方はぜひ実践してみてください。単純に持っているものを断捨離していくだけですが、捨てるか捨てないかの判断がつかずになかなか断捨離が進まない人もいるかと思います。そういった人には、僕がミニマリスト生活をする上で大事にしている言葉を送ります。

必要か必要じゃないか迷ったものは、必要じゃない

捨てるか捨てないかで迷ったら、ぜひこの言葉を思い出して断捨離を進めていってください。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。