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HSPは人間関係のリセットを積極的にすべし【本当の自分を取り戻すノダ】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと人間関係のリセット」というテーマでお話ししていきます。

先日、Xに「人間関係リセット症候群」というワードがトレンド入りしていました。その名の通り人間関係を頻繁にリセットしてしまう、もしくはしたくなる症状のことですが、正式な病気というわけではないそうな。色々調べてみると、この症候群の人の特徴がHSPの特徴とほぼほぼ同じだったので、これは記事にせねば…と思いこの記事が出来上がりました。

HSPがなぜ人間関係をリセットしたくなるのか、そして人間関係をリセットするとどのようなメリットがあるのかをまとめたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ちなみに僕はHSPど真ん中の人間ですが、転職を6回、引越しも30代になってから4回しているくらいの人間関係リセット症候群の申し子のような人間です。これらの経験をもとにした記事になってるので、HSPの人には共感いただける部分も多いんじゃないかと勝手に思っております。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPはなぜ人間関係をリセットしたくなるのか

ではまず、HSPが人間関係をリセットしたくなる理由を解説していきます。以下の4つが主な理由です。

  • 自分を出せていないと感じるから
  • 逃げ癖があるから
  • 新しいことにチャレンジしたいから
  • 人は変わらないと思っているから

自分を出せていないと感じるから

HSPは周りに気を遣ってしまう特性があります。周りの意見を優先し続け、自分を出せない状態になることが多いです。そうなると当然、自分がやりたいことがなかなかやれないので、集団の中にいても楽しくないと感じてしまうことがあります。もちろん楽しいときもありますが、自分一人でやりたいことを好き放題やっていた方が楽しいのは言うまでもないです。そんな日々が続くと、HSPは人間関係をリセットしたいと思うわけです。もっと自分を出せる新しい人間関係を求めます。

逃げ癖があるから

以前別の記事でHSPは逃げ癖があるという話をしました。仕事からの逃げ癖についての記事でしたが、その中で逃げたくなる理由として以下の2つを挙げました。

  • ストレスや疲れを感じやすいから
  • 将来の不安を感じやすいから

HSPは周りの刺激に敏感なので、人間関係でストレスを溜めやすいです。物事を深く考えすぎてしまう特性もあるため、将来の不安も感じやすいです。そういった状況から抜け出すには、環境を変えるのが手っ取り早いですよね。転職をすると人間関係のリセットも生じます。逃げ癖による副産物として人間関係のリセットが生じていると言えます。

逃げ癖については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

新しいことにチャレンジしたいから

HSPは飽きっぽい性格で、すぐに新しい刺激を求めて行動を起こしたくなります。常に成長していたいんですよね。同じ環境で長く過ごしていると、居心地が良くなってきます。そうなったときに「ずっとここにいたいな」と感じる人もいれば、「成長している実感がないな」と感じる人もいますよね。HSPは後者の側が多いかなと思います。普段からたくさんの刺激を受け取ることに慣れているHSPにとっては、刺激のない時間というのは普通の人よりも苦痛に感じられるんだと思います。

刺激に弱いのに、刺激がないと物足りない。HSPにとって心地よい場所とは果たしてどこなのか…僕もまだ探している途中です。一生探し続けるんだと思います。探して色々チャレンジしている時間が楽しいので、それでいいです。

人は変わらないと思っているから

HSPは誰かに理不尽に怒られても、あまり言い返したりとかはしないです。は?とは思いますが、それと同時に「ああ、この人はそういう人なんだな」と思います。その人はそういう価値観で生きてきて、それが正しいと思ってやってる…とすると言い返しても変わらないでしょうし、それなら言い返す時間も無駄です。言い返すのも緊張しますからね。追撃で反論されたらさらにストレスも溜まるので、リスク高すぎ。

となるともうこっちがその場から去る方が楽ですよね。そんな人間関係はとっととリセットしたいと思うわけです。

HSPが人間関係をリセットする方法

続いて人間関係をリセットする方法について紹介していきます。以下のような方法がありますね。

  • 引越し
  • 転職
  • 習い事を辞める
  • 趣味の集まりを抜ける
  • 友達との定期的な集まりを辞める
  • LINEやSNSなどを辞める
  • ソシャゲを辞める

自分が一番ストレスを感じている人間関係からリセットしていきましょう。

引越しや転職はハードルが高いと感じるかもですが、リセットすることで良くなるイメージが浮かんでいるのであれば踏み出すべきですね。僕は引越しと転職で人生の充実度が上がったと感じています。引越しは地元を出たときが大きかったですね。身近な人間関係をまとめてリセットできたので、一気に気持ちが楽になったのを覚えています。

転職も同じですね。1日の大部分を占める「仕事」の人間関係がまとめてリセットできるのはスッキリします。新しいチャレンジへのワクワク感もあり、いい感じです。

HSPが人間関係をリセットするとどうなるのか

続いて人間関係をリセットするとどうなるのかという点についても解説していきます。この部分は実際に人間関係をリセットしまくっている僕が感じた「体験談」をもとに書いています。リセットしたい人間関係があるけど、まだその一歩を踏み出せていない人に参考にしていただけると嬉しいです。

  • 自分を取り戻せる
  • ポジティブになる
  • 自己肯定感が高まる
  • そしてまた、リセットしたくなる

自分を取り戻せる

HSPが人間関係をリセットすると、まず自分を取り戻すことができます。周りの目を気にせずに生きられるようになるからです。相手のことを知れば知るほど、きっとこうしてほしいんだろうな、というのが見えてきますよね。リセットして新しい環境に行くと、知っている人がいないのでそういった気遣いをせずに済みます。心にゆとりができるわけです。

僕がこれを一番大きく感じたのは、地元を出て引越しをしたときですね。一人暮らしだったのですが、家に帰っても一人だし、外に出ても知り合いは誰もいないし、快適でした。誰の目も気にせずに、行きたいところに行ける…今までは近所のスーパーに行くにも知り合いがいないかどうかに注意を払っていました。それが引越してからはスーパーに行くのが楽しくなって、料理もするようになったんです。えらい変わり様ですよね。今までは買い物に集中できていなかったんだな、と気づいた瞬間でした。

こんな感じで、「自分が楽しいと思えるものはこれだったんだ」ということに気付けます。何も楽しいことがない、と思い悩んでいる人は、周りに合わせすぎて自分を偽っていませんか?そういった方は、人間関係をリセットすることで本当の自分に出会えるかも知れませんよ。

ポジティブになる

ポジティブにもなりますね。人間関係をリセットしたいと思っているときは、あまり人間関係が良くないときのはずなので、気持ちが沈みがちです。人間関係をリセットするとそこから解放されるので、それはもちろんポジティブになりますよね。ポジティブになると、「買い物が楽しい!料理したい!」のように、やりたいことが見えてきます。そして実際にそれをやり始める気持ちも湧いてきます。

HSPは周りに気を遣わずに自分の気持ちに素直になれる環境に身を置くことで、行動力が高まるんです。

自己肯定感が高まる

実際にやりたいことをやってみると、予想通り楽しいです。やったら意外とできる、ということにも気付けるので、自己肯定感もアップします。

ずっと引越しを例にして話してきましたが、転職の場合も同じですね。やりたいと思った仕事に転職すると楽しいですし、楽しんでやっていれば、つまらなそうに働いている人よりも成果を上げられます。そうなると自己肯定感アップです。周りからの評価も上がるのでいいことだらけですね。僕は転職を6回していますが、転職してすぐの時期は周りが雑魚に思えるくらい自己肯定感が高まることが結構ありました。

まずそもそも引越しや転職という重たい決断ができた自分に、自信がつくのかも知れませんね。周りに流されて生きてきたHSPにとっては、人間関係のリセットはとても大きな一歩です。

そしてまた、リセットしたくなる

ある程度新たな環境で過ごしていると、またリセットしたくなります。人はどんなに恵まれた環境にも慣れてしまいます。慣れてきたと感じたら、HSPは新しい道にチャレンジしてみたいと思う生き物だということは、先ほど説明した通りです。

また、長く同じ環境に身を置くことで、自分を出せないと感じることも増えてくるでしょう。この人は変わらないな、と感じる合わない人に出会うこともあるでしょう。将来の不安も感じる瞬間があるでしょう。それらを解消するには、人間関係をリセットして、より良い道へと舵を切っていくのがHSPにとっての成長の方法なんだと思います。

リセットの麻薬に気をつけよう

最後に、人間関係リセットの麻薬に気をつけよう、という話をしていきます。人間関係をリセットすると、一時的に「自分を取り戻せる」「ポジティブになる」「自己肯定感が高まる」というメリットがあることを先ほど説明しました。普段から自分を閉じ込めて、ネガティブになり、自己肯定感が下がっていたHSPにとって、これらはとても心地良い感覚です。なので人間関係をリセットしてしばらく経つと、また同じ感覚を味わいたいという気持ちに駆られます。麻薬みたいな感じです。ここで何も考えずにリセットを繰り返してしまうと、人生が悪い方向に転がり落ちていってしまうかも知れません。

習い事を辞めるとか、地元を離れて引っ越すとかであれば、失敗しても戻れば良いだけなので問題ないですが、これが転職だとなかなかそうはいきません。本当に自分の人生にプラスになるような転職なのか、しっかり考えてから行動に移しましょう。例えば僕の場合ですと、エンジニアに転職して半年くらいで辞めたいと思いましたが、1年は続けた方が次の転職でのアピールになると思ったので、リセットを少し我慢しました。結果として、ITエンジニア経験1年あるので若い方の転職支援できます!ってアピールしてキャリアアドバイザーの仕事に転職できました。これが半年の経験だったら、ちょっとアピールとしては弱いので落ちていたかも知れないです。リセットの麻薬に流されないように。今が最善のリセットタイミングなのかは慎重に見極めましょう。

とはいえHSPは将来のことを深く考えている人が多いので、あまり心配は要らないかなとも思っています。念の為の補足でした。

まとめ

というわけで今回は「HSPと人間関係のリセット」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。

  • HSPはなぜ人間関係をリセットしたくなるのか
    自分を出せていないと感じるから
    逃げ癖があるから
    新しいことにチャレンジしたいから
    人は変わらないと思っているから
  • HSPが人間関係をリセットする方法
    引越し
    転職
    習い事を辞める
    趣味の集まりを抜ける
    友達との定期的な集まりを辞める
    LINEやSNSなどを辞める
    ソシャゲを辞める
  • HSPが人間関係をリセットするとどうなるのか
    自分を取り戻せる
    ポジティブになる
    自己肯定感が高まる
    そしてまた、リセットしたくなる
  • リセットの麻薬に気をつけよう

人間関係をリセットするのは、悪いことではありません。特にHSPにとっては、自分のストレスを回避するためにも、新しいことにワクワクする感覚を得るためにも必要なことだと思います。この記事を読んでくださったHSPのみなさんが、勇気を持って人間関係リセットの選択に踏み切れることを願っています。

ちなみに以前書いた記事の中で参考になりそうなものを以下に置いておきます。ぜひチェックしてみてください。特に副業は人間関係が少ないですし、リセットするときも苦手な人だけピンポイントでリセットできるのでおすすめです。ぜひに。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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