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HSPが怒られると引きずる理由【怒られない環境を目指して行動しよう】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが怒られると引きずる理由」というテーマでお話ししていきます。

怒られたときに、引きずりやすいなと感じている方はいないでしょうか。

もしかしたらそれは、あなたがHSPだからかもしれません。HSPはその特性上、怒られたときに引きずりやすいです。僕もHSPですが、怒られると1日中引きずり続けてしまうこともあります。引きずっているときって、他のことに全く集中できないですし、疲れるんですよね。怒られてメンタルが安定していないまま引きずっているので、ものすごい勢いでHPが消耗していきます。「こんなに引きずっちゃいけない」というのは自分でもわかっているんですけど、それでも立て直せずにずるずるいっちゃいます。

この記事では、そんな怒られたことを引きずりがちなHSPの方に向けて、引きずってしまう理由と、そこから回復するための対処法をお伝えしていきます。そもそも怒られる環境自体がどうなの?って感じなので、その辺りについても書いていきます。

それでは早速、本題に入っていきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが怒られると引きずる理由

まず最初に、HSPが怒られると引きずってしまう理由を解説していきます。以下の4つの理由が大きいです。

  • 相手にどう思われているかが気になるから
  • 相手の気持ちに共感してしまうから
  • 怒られるということ自体がそもそも苦手すぎるから
  • 相手より自分の方が深く考えていると思うから

相手にどう思われているかが気になるから

HSPは周りからどう思われているかを気にしすぎるという特性があります。

怒られたときって、相手がいい気持ちでないことは明らかですよね。「嫌われてしまったのではないか」「評価が下がってしまったのではないか」などと考えているうちに、抜け出せなくなってずるずる引きずってしまいます。

嫌われてしまったかとか、評価が下がってしまったかとかって、自分で考えても答えは出ないですからね。それを「あの表情で怒ってたということは嫌われたんじゃないか」「すぐに笑顔に戻ったから嫌われていないんじゃないか」とかいくら妄想したところで、納得のいく結論に至ることはないでしょう。妄想の沼から抜け出せず、ずるずる引きずってしまいます。

相手の気持ちに共感してしまうから

HSPは共感力が高いので、相手と同じ気持ちになれるという強みがあります。怒られたときもこれと同じで、怒った側のストレスを自分も感じたり、怒られているのを見ていた周りの人たちの「大変だなあ」とか「まあ怒られて当然だよなあ」みたいな哀れみの気持ちも感じ取ってしまいます。

怒られた自分がへこむのにプラスして、これらの感情から受けるストレスも加わるので、メンタルを回復するのに時間がかかってしまいます。

怒られるということ自体がそもそも苦手すぎるから

HSPは刺激に敏感なので、そもそも「怒られる」ということ自体がとても苦手です。怒っている相手の感情、表情、声の調子、身振り手振り、その場の空気感、周りの視線、恥ずかしさ、情けなさ、恐怖心、こういったものが一気に押し寄せてくるのがHSPにとっての「怒られる」ということです。

受けるダメージが大きすぎるので、回復するまでに時間がかかってしまいます。

相手より自分の方が深く考えていると思うから

HSPはものごとを深く考えられるという特性を持ちます。深く考えて自分なりの結論を出して行動したのに、その過程を聞かずに一方的に怒られたとしたら、納得いかないときだってありますよね。

そういうときにHSPは「あなたよりも深く考えた上でこの決断をしたんですよ」という言葉が喉元まで出かかっているんですが、言わずに我慢することがよくあります。深く考えたことを言語化しようと思っても難しいですし、こちらの意見も聞かずに一方的に怒ってくるようなレベルの低い相手には、言っても伝わらないと思うからです。

言って伝わらなかったときのストレスを想像すると、言わないで我慢する方が効率がいいので、言いません。とはいえ言わないで我慢するのも結構ストレスが溜まるので、回復するまで時間がかかって長々と引きずってしまいますね。

怒られて引きずっているときの対処法

続いて怒られて引きずってしまっているときの対処法を紹介していきます。

まず怒られて引きずっている状態というのは、「ぐるぐる思考」に陥っている状態です。ぐるぐる思考というのは、頭の中をいろんな思考や感情がぐるぐる回って、抜け出せなくなる状態のことです。HSPでこれに悩まされている方は多いかと思います。このぐるぐる思考から抜け出す方法としては以下になります。

  • 好きなことに没頭する
  • 軽い運動をする
  • 思考の内容を紙に書く
  • カウントしながら呼吸をする

実はぐるぐる思考については以前「HSPとぐるぐる思考」という記事で抜け出し方やそもそもぐるぐる思考に陥らないための対処法をまとめています。内容が被ってしまうので、今回は詳しい説明は省きます。詳しく知りたい方は、以下にリンクを貼っておきますので、こちらをチェックしてみてください。

怒られすぎるなら、環境が合ってないかも

あまりにも怒られすぎる場合は、その環境が自分に合っていない可能性も考えた方がいいですね。例えば会社で怒られすぎている場合で考えると、以下の2パターンがありますよね。

  • 会社がパワハラ気質なパターン
  • 自分が仕事できないパターン

いずれのパターンでも、その会社で働き続けるのはあまりいい選択とは言えないです。以下で詳しく説明していきます。

会社がパワハラ気質なパターン

まず「会社がパワハラ気質なパターン」の方から説明していきます。あなたがちゃんと仕事をしているのに、小さいことでイチイチ理不尽に怒ってくる上司や同僚がいるならば、その会社に居続ける必要がそもそもないかなと思います。

HSPは怒られると引きずる、ということは、怒られないようにしようという気持ちが強いということです。すぐ怒る人がいる職場だと、萎縮してしまって仕事になりません。そして怒られないように行動しているのに怒られ続けているということは、もうその職場にいて怒られなくなることはないでしょう。

  • HSPは怒られると引きずる
  • 怒られないように注意して仕事をする
  • それでも怒られる
  • 萎縮して仕事にならない
  • また怒られる

まさに負のループです。よっぽどやりたい仕事をやっているのであれば別ですが、そうでないなら転職を考えるときだと思いますね。

僕は新卒で入社した学習塾で、やたらと怒ってくる指導担当にあたってしまい、萎縮して自分の思うような授業ができなくなったことがあります。もうどうしたらいいかわからなくて、泣きながらおかんに電話したのを覚えています。結局その塾は5ヶ月で退職して、別の塾に転職しました。そっちの塾では伸び伸びとやれていたので、早めに転職に踏み切って良かったと感じています。

そんなわけで会社がパワハラ気質な場合は、転職することを検討しましょう。

自分が仕事できないパターン

続いて「自分が仕事できないパターン」の方を説明していきます。要は本当に仕事ができなさすぎて怒られまくっているパターンですね。この場合は単純にあなたがその仕事に合っていないということなので、早めに別の道に方向転換する方がいいかと思います。

例として、以前に僕が怒ってしまったときの話をします。僕はHSPなので、怒りを感じることがあってもその怒りを相手にぶつけることはほとんどありません。なるべく自己責任と考えた方が、気持ちが楽だからです。ですがそんな僕でも、何度言っても同じミスを繰り返す人に対して、怒りの感情が抑えきれずに「何度も同じこと言わせないで」という言葉をぶつけてしまったことがあります。言っちゃいけないとわかっていたんですが、どうにもならなかったんですよね。言ってしまってから相手の気持ちに共感して、めちゃくちゃ後悔しました。その後その人は別の道に進み、楽しくやっているそうです。(たまに食事に行くくらいの距離感で、仲良くやってますのでご安心を。)

10のことをやるのに、1説明しただけでできてしまう人と、10説明してやっとできる人がいます。そして世の中には、20とか30説明してもできない人もいます。それはさすがに、その人がその仕事に向いてないんだと思います。自分が20、30説明されているのに仕事ができずに怒られていると感じたら、その場合も転職を考えるべきだと思います。その方がお互い幸せです。

いずれにせよ、転職を考えるべき

というわけで、怒られる頻度が多すぎる人は、会社の問題か自分の問題かの違いはあれど、その職場は合っていないです。転職を考えるべきかなと思います。

僕が新卒で入った会社から転職して伸び伸びやれたように、あなたも自分に合った会社で心地よく働けるようになるかも知れませんよ。以前「HSPに向いている仕事30選」という記事を書いたので、転職する際の参考にしていただければと思います。

まとめ

今回は「HSPが怒られると引きずる理由」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPが怒られると引きずる理由
    相手にどう思われているかが気になるから
    相手の気持ちに共感してしまうから
    怒られるということ自体がそもそも苦手すぎるから
    相手より自分の方が深く考えていると思うから
  • 怒られて引きずっているときの対処法
    好きなことに没頭する
    軽い運動をする
    思考の内容を紙に書く
    カウントしながら呼吸をする
    →詳しくは「HSPとぐるぐる思考」の記事を参照
  • 怒られすぎるなら、環境が合ってないかも
    会社がパワハラ気質なパターン
    自分が仕事できないパターン
    →どちらにせよその職場は合っていないので転職を検討すべき
    →何の仕事が向いているかわからない人は「HSPに向いている仕事30選」の記事を参照

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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