こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと夜」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで「夜が好き」という人は多いかと思います。音や光、人の話し声など、日々多くの刺激を受け取って疲れを溜めているHSPにとって、これらの刺激が少ない夜の時間は、心地良い時間です。
ですが逆に、夜に不安を感じたり、眠れないという悩みを抱えている人も、HSPには多いんですよね。今回の記事では、そんな良い面と悪い面を併せ持つ「夜」という存在について、HSPとの関係性を深掘りしていきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPは夜が好き?
冒頭でも書いた通り、HSPは夜が好きな人が多いはずです。理由としては以下ですね。
- 人が少なく、静かだから
- 暗いので、余計なものが目に入らないから
- 一人の時間が、確保しやすいから
夜の時間は、基本的に静かですよね。昼間の喧騒を忘れられる、心地良い時間です。HSPは音にも敏感で、特に人の話し声からはストレスを感じやすいです。知らない人たちの会話の内容が気になってしまったり、怒っている人の声に気持ちを揺さぶられたりします。夜の時間は人が少なくなり、気持ちが揺さぶられることが減ります。
それから夜は光の刺激も減りますよね。周りが暗いので、目からの刺激もかなり減ります。キラキラした街あかりも美しさがあり、どこか温もりを感じますよね。HSPは美しいものが好きな人が多いので、こういった面でも夜の時間が好きなんですよね。
そして何より、夜は一人の時間を確保しやすいです。昼間は仕事や学校で、誰かといることが多いですよね。HSPは人付き合いでストレスを感じやすいので、一人の時間がないとリフレッシュできません。夜になれば、仕事や学校から解放され、一人になれます。誰にも気を遣わずに、自分の部屋で好きなことをする時間は、HSPにとっては至福のひとときです。
こういった理由から、HSPは夜が好きな人が多いはずです。
HSPは夜型の人が多い?
上記の通り、HSPは夜が好きな人が多いので、夜型の生活を好みがちです。日が沈んでからが本番と考える人も多いのではないでしょうか。
僕も猛烈な夜型人間ですが、以前は夜になるとひたすらゲームをし続けて、気付いたら日が昇っていたということが何度もありました。ゲーム以外にも、海外ドラマを見たり、スポーツを見たりして夜の時間を楽しんでいました。夜は最高です。
それから夜といえば、お風呂の時間も良いですよね。家族と生活していたとしても、確実に一人になれます。ついつい長風呂をしてしまうんですよね。お風呂にスマホを持ち込んでゲームをする時間は、二重の幸せを感じられるので、よくやっていました。
今はだいぶ大人(というかおっさん)になったので、一人でバーに行ったり、サウナに行ったりして一人時間を楽しんでいます。それからブログを書くのももちろん幸せな時間なので、夜の楽しみの一つですね。家に帰ったらゆっくりシャワーを浴びて幸せを感じ、寝る前はKindleで本を読んで幸せを感じています。翌日が休みのときは、YouTubeで動画を見たり、撮り溜めた録画を消化していると、いつの間にか3時とかになっていたりします。おっさんにこの時間は毒なのはわかっていますが、やめられないんですよね。
とまあ、僕の夜の時間の過ごし方はこんな感じでした。みなさんはどんな夜を過ごしていますか?ぜひコメント欄で教えてください。
HSPは夜眠れない?
夜が好きということもあり、HSPは夜に気持ちが盛り上がりがちです。なるべく長い時間、夜を楽しみたいと思っていることでしょう。となると、いざ寝ようと思って布団に入っても、脳は興奮冷めやらぬ状態なので眠れないことが多いですね。さっきまでやっていたゲームのことが頭から離れない、さっきまで見ていた動画の内容が繰り返し脳内再生されている、さっきまで見ていたサッカーのスーパープレーを思い出して再度興奮する、布団に入ったときは、これらの思考がぐるぐる脳内を巡っています。
良いことだけではないです。その日の仕事の失敗を思い出して悲しくなったり、翌日の仕事でやるべきことが頭に浮かんできたり、返し忘れていたLINEの返信を考えたり、溜まっている家事をどうするかを考えたり、将来の不安が浮かんできたり…ネガティブなことが頭に浮かんでくることもあります。
いずれにせよ、すんなり眠りにつける状態ではないですね。
それゆえにHSPは、夜眠れないと感じている人が多いのではないでしょうか。
夜眠れないの改善策
とはいえ、夜眠れないと翌日の朝がつらいことは言うまでもないですよね。翌朝だけでなく、寝不足で一日中つらいこともあります。それがわかっているのに、夜更かしはやめられないんですよね…
寝不足で翌日を迎えると、昼間の仕事時間にストレスを感じやすくなります。寝不足だとイライラしやすいですからね。そしてその昼間のストレスは、夜の時間を楽しむエネルギーを奪います。せっかくの夜を最大限に楽しむためにも、しっかり睡眠時間を確保し、翌日のストレスを減らしていきたいですね。
夜眠れない状態を改善する方法は色々あります。例えば以下ですね。
- 読書をする
- アロマを焚く
- ストレッチする
- 間接照明を使う
- ゆっくり呼吸する
- 寝る前に入浴する
- カフェインは控える
- ホットミルクを飲む
- 昼間に軽い運動をする
- リラックス音楽を流す
- 睡眠サプリメントを使う
- テレビやスマホを見ない
などなどです。まあ要はブルーライトをカットして気持ちを落ち着かせましょうということです。穏やかな時間を過ごしていると、徐々に眠くなってきます。
いくつか補足します。まず読書ですが、これはなるべくハラハラドキドキの展開でないものを読むようにしましょう。寝ることが目的なので、優しい気持ちになれる平和な本がいいですね。紙の本でもいいですし、Kindleで読むのもありです。Kindleはブルーライトが出ていないので、読んでいると徐々に眠くなってきます。おすすめです。
それからゆっくり呼吸をする、についてですが、これは「吸う時間の倍の時間をかけて吐く」のがいいですね。4秒吸ったら8秒かけて吐く、5秒吸ったら10秒かけて吐く、といった感じです。ストレッチやアロマ、リラックス音楽などと組み合わせると効果が高いと個人的には思います。
サプリメントはドラッグストアなどで売られている睡眠用のものでOKです。テアニン、グリシン、GABAなどが有名どころですね。僕はテアニンが入っているプロテインを飲んでから寝るようにしています。これはめちゃくちゃおすすめですね。飲んだ日は朝の目覚めの良さが全然違います。飲み忘れた日は翌日の朝の後悔が半端ないので、忘れずに飲むようにしています。ぜひに。
HSPは夜に不安を感じる?
続いてHSPが夜に不安を感じやすい問題についてです。夜寝ようと思って布団に入ると、不安に襲われることはないでしょうか。
HSPの特徴として「深い思考」があります。物事を深く考えるということは、普通の人が気付かないような面に気付けるという点で、HSPの強みと言える特徴です。ですがこれは諸刃の剣で、深い思考が逆にマイナスに働いてしまうこともあります。例えば、普通の人が思い付かないような可能性まで見えてしまい、それに不安を感じてしまう場合ですね。このマイナス面により、HSPは将来に対する不安などを感じやすいと言われています。
夜寝るときというのは、考えごとをするにはうってつけの時間です。布団に入って何もせずに、眠りにつくのを待っている時間は、考えごとをする以外にやることはないですからね。しかも先ほど説明した通り、HSPはなるべく長く夜を楽しみたいという気持ちがあるので、寝る直前までテレビやスマホからブルーライトや情報を浴び続けているので、脳が活発に働いています。こうなると当然、すぐには眠れないですし、考えごとも捗ってしまいますね。
そしてあれこれ深く考えているうちに、不安な気持ちが強くなってしまう、というわけです。HSPが夜に不安を感じやすいのは、深く考えられる特性による部分が影響していると言えるでしょう。
HSPの不安を解消する方法
続いて不安を解消する方法について説明していきます。
解消法はただ一つ、以下ですね。
眠くなってから、布団に入る
HSPの皆さん、布団に入るときは、ちゃんと眠くなっていますか?おそらくほとんどの方が、この問いにNOと答えたかと思います。布団に入る直前までテレビやスマホを見て過ごしていたら、眠くなるはずはありませんね。そして眠くないということは、布団に入ってから眠りにつくまでに時間がかかるということ。つまり、考える時間がたっぷりあるということです。この考える時間のせいで、不安を感じやすくなっているというのは先ほども説明した通り。これを防ぐためにも、眠くなってから布団に入るようにしましょう。
ですが、これまで通りテレビやスマホを見て眠くなるのを待つというのはダメですね。これだと眠くならないまま朝を迎えてしまう可能性だってあります。そこで、先ほど「夜眠れないの改善策」で紹介した以下の方法で眠気を迎えにいきましょう。
- 読書をする
- アロマを焚く
- ストレッチする
- 間接照明を使う
- ゆっくり呼吸する
- 寝る前に入浴する
- カフェインは控える
- ホットミルクを飲む
- 昼間に軽い運動をする
- リラックス音楽を流す
- 睡眠サプリメントを使う
- テレビやスマホを見ない
しっかり眠気を感じてから、そして脳の活動が落ち着いてきたと感じられてから布団に入ることで、考える時間が短くなり、不安を感じずに眠りにつくことができるでしょう。ぜひこれらの方法を実践してみてください。
まとめ
というわけで今回は「HSPと夜」というテーマで記事にまとめました。もう一度、この記事の内容を振り返っていきましょう。
- HSPは夜が好き?
好き - HSPは夜型の人が多い?
多い - HSPは夜眠れない?
眠れない人が多い - 夜眠れないの改善策
読書をする
アロマを焚く
ストレッチする
間接照明を使
ゆっくり呼吸する
寝る前に入浴する
カフェインは控える
ホットミルクを飲む
昼間に軽い運動をする
リラックス音楽を流す
睡眠サプリメントを使う
テレビやスマホを見ない - HSPは夜に不安を感じる?
感じやすい - HSPの不安を解消する方法
眠くなってから、布団に入る
最後に、当たり前のことですが「ベッドは寝るところ」だということを、忘れないようにしてください。
ベッドの上で、スマホをいじっていませんか?ベッドの上で筋トレをしたり、ベッドの上で食事をしたりしていないでしょうか。ベッドで布団にくるまりながらテレビを観ていたり、ゲームをやっていないでしょうか。
こういったことをしていると、「ベッドは寝るところ」という意識が薄れてしまいます。「ベッド=寝るところ」という意識を脳に植え付けることで、布団に入ったら自然と寝る方向に脳がシフトできるようになります。ベッドの上で寝る以外のことをやっている人は、今日から行動を改めていきましょう。睡眠の質が高くなる感覚が、きっと掴めるはずです。
そして睡眠が安定した暁には、今までよりも夜の時間を楽しめている自分に出会えるでしょう。HSPのみなさんが最高の夜を過ごせることを、心から願っています。一緒にHSPを満喫していきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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