こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPは体調を崩しやすいって本当?」というテーマでお話ししていきます。
なんとなく「体調を崩しやすいと」感じているHSPの方って多いと思います。体調が崩れると、なんでこんなに頻繁に体調が悪くなるんだろう…というモヤモヤした気持ちや、自分の弱さに罪悪感を感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、HSPがなぜ体調を崩しやすいのか、その理由をわかりやすく解説していきます。記事の後半ではその対処法についても紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
確かに体調は崩しやすいと感じる
HSPの僕としては、確かに体調を崩しやすいと感じますね。
- なんか今日熱っぽいな
- なんか今日身体がダルいな
- なんか今日お腹の調子が悪いな
- なんか今日くしゃみが止まらないな
- なんか今日気持ちが沈んでやる気ないな
上記はほんの一部ですが、こんな感じで体の不調を感じることが多いです。もちろんガッツリ風邪をひいたりコロナにかかったりという誰の目から見ても明らかにやばい状態というのもたまにありますが、それ以外にも色々と不調を感じるのがHSPなのかなと思います。
HSPは刺激をキャッチしすぎて疲れやすい
HSPは普段の生活の中で多くの刺激を感じ取っています。特に大人数とのコミュニケーションが生じる場所だと脳がフル回転で情報を処理し続けるため、圧倒的に疲れます。
多くの方は職場や学校で大人数とのコミュニケーションを強いられているかと思うので、疲れが溜まりやすい生活を送っていることかと思います。
疲れが溜まると、免疫力が落ちます。免疫力が落ちるとウイルスにつけ込まれてしまうので病気にもかかりやすくなります。
- HSPは刺激に敏感
- 多くの刺激を感じて疲れやすい
- 疲れが溜まると免疫力が落ちる
- 病気などにかかりやすく体調を崩しやすい
この流れですね。
というわけでHSPの「刺激に敏感」という特性からも、確かに体調を崩しやすいと言えますね。
HSPは深く考えすぎて眠れない
HSPは、ものごとを深く考えるという特性があります。
夜布団に入っていざ寝ようというタイミングで、あれやこれやと考え続けて頭が冴えてしまい、眠れないまま時間が過ぎていく経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
睡眠が不足すると、免疫力も低下します。免疫力が低下するとウイルスにやられて病気になる可能性も高くなります。
- HSPはものごとを深く考える特性がある
- 布団の中で深く考えすぎて眠れない
- 睡眠不足になると免疫力が落ちる
- 病気などにかかりやすく体調を崩しやすい
この流れです。
というわけでHSPの「深く考える」という特性からも、確かに体調を崩しやすいと言えますね。
体調の変化にも敏感なので気付きやすい
HSPは生活の中の様々な刺激に敏感に反応してしまう特性があります。大きな刺激はより大きく感じますし、他の人が気づかないような小さな刺激も感じとります。
体調の変化というのもある意味刺激なので、HSPは小さな不調にも気づきやすいです。これにより、「体調を崩しやすい」と感じてしまっているという可能性は大いにありますね。
普通の人が気づかないくらい「少し熱が上がっただけ」なのに気づいて熱っぽいと感じてしまったり、普通の人が気づかないくらい「少し身体が重いだけ」なのに気づいてダルいと感じてしまったり、小さな変化に敏感なHSPだからこそ不調に気づいてしまうわけです。
以前、めちゃくちゃ肩が凝ったなぁと感じてマッサージを受けに行ったことがありますが、「あんまり凝ってないですね」と言われました。HSPにとっての「肩が凝った」は、意外と普通の人からしたら大したことないのかもしれません。
とはいえ小さな体調の変化に気づけるというのはHSPの特権ですね。本格的に体調が悪くなる前に気づけるわけなので、色々と対策を講じることができます。
- 体調を崩しやすいと感じる
- 実は大したことない不調を感じ取っているだけ
- 悪化しない対策をして本格的に不調に陥る前に治せる
体調の悪さを感じやすいのは嫌ですが、こういったメリットもあるのであまりネガティブに考えすぎないようにしましょうね。
疲れが溜まると鬱っぽい症状が出る
以前「HSPが優しすぎる理由」という記事にも書きましたが、HSPは疲れが溜まってくると鬱っぽい症状が出てきます。
- 優しさが発揮できなくなってくる
- いつも楽しいことが楽しくない
- 誰にも会いたくないと感じる
- 身体のだるさ、重さが取れない
- 頭の回転が遅いと感じる
- 何もしたくないと感じる
実際に鬱なのかはわかりませんが、こんな感じの症状に襲われてなかなか回復しないことがよくありますね。
HSPは常にストレスにさらされているので、知らず知らずのうちに疲れが溜まってこれらの症状に悩まされます。「自分は疲れが溜まりやすい体質なんだ」という自覚は持っておいた方がいいですね。
HSPは体調を崩しやすいのか【結論】
というわけでHSPが体調を崩しやすいというのは本当です。
個人差はあると思いますが、HSPの特性からして体調を崩しやすい状況になっている可能性は高いと言えますね。
【HSP向け】体調管理の方法
この記事の本題としては以上なのですが、もう少しだけ続けます。「HSPは体調を崩しやすいです」だけで終わったら、ちょっと不親切すぎますよね。どうやったら体調を崩しにくくなるのか、ということについても解説していきます。
- 受ける刺激を減らす
- 質の高い睡眠をとる
- 不調を感じたらすぐに対処する
- 鬱っぽさを感じたら休む
受ける刺激を減らす
体調を崩しやすい原因として、「受ける刺激が多すぎて疲れが溜まる」ということを先ほど説明しましたね。なので刺激を減らす工夫をすることで、疲れが溜まりにくくなり、体調を崩しにくくなるということが言えます。
- 耳栓・ノイキャンイヤホンをする
- サングラスをかける
- 人が多いところを避ける
- 苦手な人と関わる頻度を減らす
- 外食や飲み会などの頻度を減らす
- 職場の刺激が多いなら転職する
などなど、刺激を減らすためにできることは色々ありますね。自分に合った方法を試していきましょう。
ちなみに僕がやっていて特に効果を感じるのは耳栓ですね。電車に乗るときや人混みの中を歩くときに使っています。耳からの刺激が大幅に減らせます。全く聞こえないということではなく、ボリュームが小さくなって刺激が軽減される感じです。あとはやっぱり転職ですね。
どんなに頑張って対策したところで、職場そのものが刺激だらけだとしたら焼け石に水です。HSPに向いている職場については、以下の記事で30選を紹介しているので参考にしてみてください。
質の高い睡眠をとる
睡眠不足による免疫低下も原因だという話をしました。なので睡眠の質を高めることで体調を崩しにくくなる、と言えますね。
- 騒音の少ないところに住む
- 掃除をしっかりして埃を排除する
- 遮光カーテンをつける
- スマホやテレビなどは控える
- 湯船に浸かる
- 運動をする
- 自分に合った安眠グッズを見つける
質の高い睡眠をとるためには、光や音を遮断するだけでなく、寝る前の行動を改めることも大事です。キャンドルやアロマ、アイマスクなどのグッズを使うのもおすすめですね。
詳しくは「ロングスリーパー」の記事で詳しく書いているので、ぜひチェックしてみてください。
不調を感じたらすぐに対処する
HSPは小さな体の不調にも気づきやすいという話をしましたね。そのメリットを活用して、体調が崩れきる前に対処してしまうのもおすすめです。
- なんか今日熱っぽいな
- なんか今日身体がダルいな
- なんか今日お腹の調子が悪いな
- なんか今日くしゃみが止まらないな
- なんか今日気持ちが沈んでやる気ないな
こういった症状を感じたら、いつもより早めに家に帰って、ゆっくり休みましょう。
美味しいもの食べて、必要であれば薬を飲んで、症状が軽いうちに治めてしまえば問題ないです。
ちなみにHSPは薬の効果も感じやすいと言われています。敏感で良かったと感じる瞬間です。
不調に陥ったときの対処法は以下の記事にまとめています。HSPに合った休み方を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
鬱っぽさを感じたら休む
そして鬱っぽさを感じるレベルで体調を崩してしまったら、もうこれは圧倒的に休んでください。少なくとも数日、それで治らなければ1週間、それでも治らないなら1ヶ月休んでもいいです。
仕事や学校があるから休めない…とか言ってる場合じゃないです。休むのが遅くなれば遅くなるほど、回復に時間がかかります。鬱っぽい症状が出ているならもう限界のサインなので、今すぐに休みましょう。
鬱っぽくなったときの対処法についても、先ほどの「HSPの休み方」の記事に載せています。僕の体験談をもとにした内容なので、きっと同じHSPの方には参考にしていただける部分があるかと思います。よろしければぜひ。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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