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HSPが楽しいけど疲れる場面5選【楽しい時間を最高に楽しむためにやるべきこと】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが楽しいけど疲れる場面5選」というテーマでお話ししていきます。

  • 楽しいけど疲れるのはどういうときか
  • 疲れを軽減するにはどうすればいいのか

上記の疑問を解消していきます。

このテーマを選んだのは、僕自身が何度も「楽しいけど疲れる」と感じた経験があるからです。自分がHSPであると分かってからは、その特性を踏まえていろいろな対処法を自分なりに実践し、「疲れる」の部分をかなり軽減することができています。

せっかくの楽しい時間なのに、同時に疲れを感じてしまっていたらもったいないですからね。僕と同じように「楽しいけど疲れる」を感じているHSPの皆さんに、どんな場面でどんな対処法を取れば楽しい時間をより純粋に楽しめるのか、僕の体験を通して共有できればと思います。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが楽しいけど疲れる場面5選

それでは早速、「HSPが楽しいけど疲れる」と感じる場面、5選を紹介していきます。

まず最初に前提の部分をお伝えしておきます。ここで紹介する「楽しいけど疲れる」の「疲れる」というのは、肉体的な疲れのことではなく精神的な疲れのことを指しています。なので例えば、ランニングをして楽しかったけど、体はめちゃくちゃ疲れた、のようなものは入れていないということです。体を動かしたら疲れるのは当たり前ですし、そういった疲れは心地良いので問題にならないからです。

楽しかったんだけどなんか気持ちが疲れた、といった、「精神的な疲れ」を感じる場面を紹介していきます。

猛烈HSPの僕が生きてきた中で「楽しいけど疲れる」と感じた場面を厳選して5つ紹介していくので、この記事を読んでいる方にも共感いただけるものがあるかと思います。それでは早速、1つめからどうぞ。

旅行

HSPが楽しいけど疲れると感じる場面、1つめは「旅行」です。以前このブログの別の記事でも紹介しましたが、HSPは旅行で疲れを感じることが多いです。理由は以下の通りです。

  • 人混みがつらいから
  • 予定を立てるのがつらいから
  • 十分な休憩時間が取りづらいから
  • 非日常の刺激の多さに疲れてしまうから
  • 誰かと一緒にいることが疲れるから

旅行に行くと、高確率で人混みに遭遇します。HSPは人混みが苦手なので、新幹線の駅や空港、観光名所などに行くと、それだけで疲れてしまいます。その他にも、旅行の刺激の多さや、誰かと長時間一緒にいることに対する疲れもあります。

旅行自体は楽しいし、リフレッシュできるし、非日常が味わえるのでいきたい気持ちはもちろんあります。ですが上記のような理由から、「楽しいけど疲れる」と感じてしまうのがHSPです。

旅行の疲れについてはまだまだ話したいことがたくさんあるのですが、詳しくは「旅行で疲れる」の記事でまとめているので、気になる方はこちらをご覧ください。それからHSPが人混みが苦手ということについても「人混み対策」の記事で詳しく書いているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。

飲み会・食事会

HSPが楽しいけど疲れると感じる場面、2つめは「飲み会・食事会」です。HSPが「楽しいけど疲れる場面」と聞いて、多くの方が最初に頭に浮かんできたのはこれではないでしょうか。飲み会や食事会が疲れる理由としては以下です。

  • 自分の話をするのが疲れる
  • 周りに気を遣いすぎて疲れる
  • 自分達以外の他のグループの会話が気になって疲れる
  • 店員さんにどう思われているかが気になって疲れる
  • 一人の時間が削られるからストレスが解消できない

飲み会や食事会というのは、コミュニケーションの場としてめちゃくちゃ重要な意味を持ちます。

就職や転職、人事異動などで慣れない環境に悪戦苦闘しているときに、先輩たちに歓迎会を開いてもらったことで距離感が縮まって仕事がしやすくなったり、同期で飲み会を開いてお互いの成果や大変さを共有しあうことで翌日からまたモチベーション高く働けるようになったりといった経験は、誰しもが持っていることかと思います。

そんな有意義な飲み会や食事会も、HSPにとっては「楽しいけど疲れる」場です。一緒に行った人に必要以上に気を遣いすぎてしまったり、自分達のグループ以外のことや店員さんのことまで気になってしまうので、かなり疲れを感じます。その場の楽しさが過ぎ去った後に疲れがドッときて、しばらく抜けないんですよね。

若干ニュアンスは違いますが、以前「HSPは外食が苦手」という記事も書きました。気になる方はこちらもぜひご覧ください。

推し活

HSPが楽しいけど疲れると感じる場面、3つめは「推し活」です。アイドルや俳優、キャラクターなどを様々な形で応援することを推し活と言いますが、これも楽しいけど疲れる部分が多いですね。

  • 推しの発言に一喜一憂したり
  • 推しの悲しみに共感して自分も悲しくなったり
  • 推しを否定する発言に敏感になったり

推し活には、推しのライブやコンサートに行ったり、推しが出演している舞台や映画を観に行ったり、グッズを買ったりといった比較的ライトなものから、推しが行った場所に行く聖地巡礼、推しが来ていたものと同じ服やイメージカラーを身にまとって推しに染まる概念推し、誰かに推しを広める布教などがあります。推し活も奥が深いです。

そのくらい本気で推しを推していると、上記のように推しの関係で一喜一憂したりすることが多くなります。推しを否定する発言を見ると、悲しみや怒りを感じることもあります。楽しい以外の感情も受け取ることになるので、「楽しいけど疲れる」と感じる方は多いですね。

イベント

HSPが楽しいけど疲れると感じる場面、4つめは「イベント」です。イベントごとに参加することも、楽しいけど疲れるの代表ですね。

  • ゲームの大会に参加するとか
  • サッカーの試合を観に行くとか
  • 花火大会に行くとか
  • フェスに参加するとか

好みによる部分もありますが、上記のようなイベントに参加することを楽しいと感じる人は多いですよね。

ですがこういったイベントごとは、基本的に人が多いので疲れます。イベント中は疲れが溜まっていることに気づかないくらい気分が上がっているので問題ないのですが、終わった後は喪失感とそれまでに溜まった疲れで一気に疲れの波に飲み込まれます。

特にイベント終了後の帰りの混雑がきつすぎますね。楽しかった時間から一気に現実に引き戻される感覚が強いです。あまりにも混雑がキツすぎると、余韻も冷めてしまい、疲れやストレスだけを感じる時間となります。先ほども紹介した通り、HSPは人混みでストレスを感じやすいので尚更です。

SNSサーフィン

HSPが楽しいけど疲れると感じる場面、5つめは「SNSサーフィン」です。X(旧Twitter)やYouTube、インスタグラムなどのSNSは、いつでもどこでも気軽に楽しめる娯楽の一つですが、結構疲れを感じます。

というより疲れしか残らない場合も多いので、今回紹介した5つの中では最もタチが悪いですね。主に以下の場面で疲れると感じます。

  • Xのトレンドやおすすめを見ているとき
  • インスタのおすすめを見ているとき
  • YouTubeのおすすめを見ているとき
  • 見たい情報を検索しているとき
  • コメント欄を見ているとき

トレンドやおすすめ、検索結果には、自分が求めていない情報もたくさん出てきます。その中には、見たい欲が刺激されるネガティブなコンテンツも含まれています。HSPはネガティブな感情に共感して自分自身がつらくなってしまう特性があるので、こういったものを見ていると疲労感が大きいですね。

例えばYouTubeで見たい動画を検索していると、ネガティブなタイトルの動画がヒットすることがあります。〇〇で検索したら「〇〇、許せない」のような動画がヒットしてついつい気になって見てしまって疲れてしまったという経験がある方も少なくないでしょう。

人はネガティブなワードに反応しやすいので、あえてきつめなタイトルにして閲覧数を伸ばす作戦をとるYouTuberもいます。大抵そういった動画はしょうもない内容なので、ネガティブな感情と共にモヤモヤした気持ちと時間を無駄にしてしまった気持ちが重なって、ひどく疲れます。

それからどんなに良い投稿だったとしても、コメント欄にはアンチによる心無いコメントが含まれていたりします。それらを見てイライラしたり、悲しくなったりして疲れてしまうHSPも多いことでしょう。

楽しいけど疲れる場面で、疲れを軽減する方法

というわけで、HSPが楽しいけど疲れる場面5選を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。きっといくつか共感いただけるものがあったかと思います。

ここからは、上記で紹介した5つのことを楽しみきるために、疲れを軽減する方法を紹介していきます。楽しさを求めてやったことで、同時に疲れを感じてしまうのはもったいないですからね。ぜひ参考にしてみてください。

旅行の疲れ対処法

旅行の疲れを軽減する方法としては、以下が有効ですね。

  • 移動中はなるべく景色を見ない
  • 予定は緩めに立てる
  • 複数人で行くときは一人の時間を確保する

などなどです。これらも含めて「旅行で疲れる」の記事で詳しく対処法を書いています。内容がダブってしまうので、ここでは上記の3つの紹介のみに留めますね。

飲み会・食事会の疲れ対処法

飲み会や食事会の疲れを軽減するには、以下の方法があります。

  • トイレなどで一人の時間を作る
  • 遠慮なく一次会で帰る
  • 参加する頻度を決めておく

HSPは一人の時間を作ることで疲労を軽減できます。飲み会や食事会は大人数でやることが多いですからね。その場に居続けると消耗が激しいので、たまに抜け出してトイレの個室で一息入れるのがおすすめです。この方法なら誰にも不快感を与えずに自然な流れで一人時間を確保できます。

そして二次会などに誘われることもあるかと思いますが、遠慮せずにそそくさと帰りましょう。たいてい楽しさのピークは一次会なので、問題ないです。

それから参加する頻度についてはこのブログ内で何度かお伝えしてきた通り、自分なりのルールを作っておくことでコントロールできます。僕の場合は週1と決めているので、それ以上の頻度で飲み会が入りそうになったら「ちょっと今週いっぱいで」と断るようにしています。それにより週1の飲み会を全力で楽しめるので、おすすめですよ。

推し活の疲れ対処法

これについては、対処法は「何もなし」です。

推し活をするなら推しの悲しみや怒りまで共感して疲れるのが最高です。

推しは推せ。

推して疲れるなら疲れ果てろ。

以上。

イベントの疲れ対処法

イベントで疲れるのを軽減する方法としては、以下の3つになります。

  • 一人の時間を作る
  • 耳栓を使う
  • 移動時間の混雑を避ける

こちらもやはり、一人の時間を作るのが大事です。イベントにも若干落ち着くタイミングがどこかしらにあるはずなので、そのタイミングでトイレの個室などで一息入れましょう。

耳栓を使うのもおすすめです。「音も楽しみたいから耳栓は論外」という声が聞こえてきそうですが、さてはあなた耳栓を使ったことないですね?耳栓は全ての音をシャットアウトするものではなく、小さなノイズをかき消したり音のキンキンした部分を和らげてくれるものです。本当に聞きたい音だけがクリアに聞こえてくるので、疲れのもとを減らしつつイベントの音を楽しめますよ。HSPは音に敏感なので、耳からの刺激が減らせるというのは大きいです。

それから移動時間の混雑を避ける方法も予め計画しておくと良いですね。イベント会場近くのホテルに泊まるとか、レストランを予約しておいてほとぼりが冷めるまで待つとか、名残惜しい気持ちを堪えて周りよりちょっと早めに帰るとか、これだけで楽しさの余韻が全然違いますよ。

SNSサーフィンの疲れ対処法

SNSサーフィンによる疲れの対処法としては以下になります。

  • 時間を決める
  • 自分がコントロールできるところだけを見る

SNSは、何も考えずに使っていると知らず知らずのうちに莫大な時間を投下してしまいます。長時間使うことで、本来欲しかった情報以外のものまで見初めてしまいます。時間を制限(例えば「1日30分まで」とか)して、その時間の中で自分が楽しめる情報のみを仕入れていくようにしましょう。

それからSNSというのは、おすすめ欄やコメント欄、欲しい情報を検索した結果の画面などに、ネガティブな情報が表示されることが多いです。これらに触れることで疲れが増幅してしまうので、なるべくスルーする、というのはもちろん大事なのですが、なかなか全てをスルーし続けるのは難しいので、そもそもおすすめやコメントなどを見ないようにする方が楽ですよ。

ちなみに僕がXで使っている方法ですが、必要最低限の気持ちを盛り上げてくれる人だけをフォローして、「フォロー中」のところだけを見るようにしています。前向きかつ癒しな投稿しか目に入らないので疲れることはないですね。

まとめ

というわけで今回は「HSPが楽しいけど疲れる場面5選」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。

  • HSPが楽しいけど疲れる場面5選
    旅行
    飲み会・食事会
    推し活
    イベント
    SNSサーフィン
  • 旅行の疲れ対処法
    移動中はなるべく景色を見ない
    予定は緩めに立てる
    複数人で行くときは一人の時間を確保する
  • 飲み会・食事会の疲れ対処法
    トイレなどで一人の時間を作る
    遠慮なく一次会で帰る
    参加する頻度を決めておく
  • 推し活の疲れ対処法
    何もなし
    推しは推せ
    推して疲れるなら疲れ果てろ
  • イベントの疲れ対処法
    一人の時間を作る
    耳栓を使う
    移動時間の混雑を避ける
  • SNSサーフィンの疲れ対処法
    時間を決める
    自分がコントロールできるところだけを見る

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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