こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPはなぜ相手の名前を呼べないのか」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで、相手の名前を呼ぶことに抵抗がある人はいませんか?
目上の方ならさん付けで問題ないですが、年下の後輩などの明らかにさん付けしなくても良いシーンになると、途端に呼び方に困ってしまう…名前で呼べると一気に距離感が縮まるので、できればそうしたいところなのですが、それができない…
相手との距離が離れたままであることに、不安を感じる人もいるかもしれませんね。
この記事では、HSPが相手の名前を呼ぶことに抵抗がある理由を解説していきます。その抵抗を軽減する方法についても解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが相手の名前を呼べない理由
まずはHSPが相手の名前を呼べない理由を解説していきます。
実際にHSPの僕が感じている理由としては、以下の3つがあります。
- なんて呼べばいいか、考えすぎてしまうから
- ある程度の距離を保っておきたいから
- 周りの反応が気になるから
なんて呼べばいいか、考えすぎてしまうから
HSPは、物事を深く考えすぎてしまうという特性があります。
- この人を名前で呼んだら、馴れ馴れしいなと思われるかも…
- みんなが読んでるのと同じあだ名で呼ぶのも、一気に距離感つめすぎかな…
- だからと言ってさん付けで呼んでも、よそよそしい感じが出ちゃうかな…
こんな感じで色々と考えすぎてしまうのがHSPです。
こうなってくると、面倒なので「名前を呼ばない」という選択をしたくなりますよね。
HSPは平和主義でもあるので、何も起こらない「無難」な選択をしたい気持ちが強いです。これが、HSPが相手の名前を呼べない理由ですね。
ある程度の距離を保っておきたいから
HSPは周囲の刺激に敏感という特性もあります。この特性により、脳が多くの刺激を受け取ってしまうため、HSPは疲れやストレスが溜まりやすい傾向にあります。
となると当然、誰かと関わるよりも刺激の少ない「一人の時間」を大切にしたいと思うわけです。
ですが相手を名前で呼んでしまうと、距離感が縮まってしまいますよね。
- 一緒にどこかに行く予定が立ってしまうかもしれない…
- 大人数の場に誘われるかもしれない…
- 誘われたらどうやって断ろう…
距離感が縮まることで、こういったリスクが発生します。
これらを無意識に考えてしまい、名前を呼ぶことを苦手と感じてしまうというのが2つ目の理由です。
周りの反応が気になるから
ただ単純に、「名前を呼ぶことが恥ずかしい」というのもありますね。
HSPは、自分が周囲にどう見られているかを気にします。
- 仲良くもないのにあだ名で呼んでるよ…
- 年下だからって、いきなり呼び捨てはないわ…
- 同い年なのにさん付けとか、仲良くなる気なさすぎ…
こんな風に思われてたらどうしよう、と考えてしまうと、名前を呼べなくなってしまう気持ちもわかりますよね。
HSPが名前を呼べないときの対処法
お待たせしました。
ここからはHSPが名前を呼べないときの対処法を紹介していきます。以下の3ステップで対処していきましょう。
年上も年下も、全員「さん付け」で呼ぶ
全員にさん付けするのが一番楽ですね。年上でも年下でも、先輩でも後輩でも、同い年でも全員さん付け。
年下にさん付けするのは違和感があるかもしれませんが、HSPにとってはそれが一番心穏やかに過ごせる呼び方かと思います。
「なんて呼んだらいいんだろう」という悩みに苦しめられることもなくなります。
なお、学生時代は男子にさん付けは逆に違和感があるので、その場合は「くん付け」でいいですね。基本的に、「さん」か「くん」でOKです。
相手から提案されたら、それで呼べばいい
「〇〇さん」と呼んでいると、「さん付けしなくていいですよ」と言われることがあります。そうしたら、さん付けせずに呼び捨てすればいいですね。
また、中には「〇〇って呼んでください」と、HSPの気持ちをしっかり理解した自己紹介をしてくれる人がいます。そういった人はいきなりその呼び方をすればいいので、HSPとしても気が楽ですね。
ちなみに僕は本名を名乗った後に、「周りからはまさちゃんって呼ばれてるので、よかったらそう呼んでください」と言っています。
そうするとほとんどの人が、まさちゃんって呼んでくれます。
自分の呼び方で悩んでいる人を救えますよ。
距離感がわかってきたら、さん付け以外で呼べるときがくる
HSPがいくら名前を呼べない気持ちが強いとはいえ、さん付け以外で呼んでいる相手も何人かはいると思います。
相手との距離感がわかってくると、自然とさん付け以外で呼べるようになるものです。
- この人なら、ストレスを感じる場所に誘われる心配もない。
- 仮に誘われたとしても、何も気にせず断れる。
- ストレスを感じない場所に誘われたら、ぜひ一緒に行きたい。
そんな人に出会えたら、きっと自分から距離を縮めたいと思うはず。
さん付けからちゃん付けに変わったり…
あだ名呼びに変わったり…
呼び捨てできる日もくるかもしれません。
距離感がわかる前から、無理にさん付け以外で呼ぶ必要はありませんよ。
そのうちでいいんです。
まとめ
というわけで今回は「HSPはなぜ相手の名前を呼べないのか」というテーマで記事にまとめました。簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが相手の名前を呼べない理由
なんて呼べばいいか、考えすぎてしまうから
ある程度の距離を保っておきたいから
周りの反応が気になるから - 名前を呼べないときの対処法
年上も年下も、全員「さん付け」で呼ぶ
相手から提案されたら、それで呼べばいい
距離感がわかってきたら、さん付け以外で呼べるときがくる
世の中には、誰にでもフランクに話しかけられる人もいますが、HSPはそうではありません。
ですがそれはHSPの特性からくるものであって、フランクな人より劣っているわけではないです。周りと比べて「自分はなんで相手の名前を呼べないんだろう」と凹む必要はありませんよ。
せっかくHSPに生まれたんだから、HSPを楽しんでいきましょうね。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント