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HSPの「苦手な音」への対処法【聴覚過敏を乗り越えるためにやるべき4つのこと】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの苦手な音」というテーマで記事を書いていきます。

このブログでは以前から、HSPは音に敏感でストレスや疲れを感じやすいという話を繰り返ししてきました。今回は具体的にどういう音がHSPにとって苦手な音なのか、というところを深掘りしていきたいと思います。

記事の後半では、その苦手な音にどうやって対処するかの具体的な方法についても紹介していきます。音で苦痛を感じていらっしゃるHSPの方は、ぜひ最後まで読んでいっていただければと思います。

それでは内容に入っていきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが苦手な音は?

まずはそもそもHSPにとって苦手な音とはどんな音なのか、という点について説明していきます。以下の3つが苦手な音の代表ですね。

  • 大きな音
  • 突発の音
  • 人の話し声

大きな音

HSPにとって苦手な音、1つ目は「大きな音」です。これはまあ当たり前ですね。映画館やコンサート会場、工事現場など、大きい音が聞こえる場所にいるとHSPはとても疲れます。

映画やコンサートを楽しんで帰宅した後に、どっと疲れを感じた経験がある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。もちろん気持ちが盛り上がりすぎた反動で疲れたというのもありますが、大きい音をたくさん聞いことによる疲れもかなりあるはずです。

長時間大きな音を聞き続けると気付かないうちに疲れが溜まってしまう可能性があるということは、頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

僕は先日、結局なんでもなかったんですけどMRIの検査を受けてきました。MRIって受けたことある方は分かるかと思いますが、検査中にめちゃくちゃ大きな音がずっと鳴り続けるですよね。検査自体は15分から20分くらいで終わったんですが、もうクタクタでだめでしたね。その後何にもできませんでした。カフェでケーキを食べてコーヒーを飲んで回復させてみたいな時間が必要になってしまい、結局予定していたやることの半分も終わらなかったっていう思い出があります。

大きな音を聞き続けるというのは、思った以上に脳にダメージが入ります。メンタルにも影響していると感じます。というわけで、大きな音というのはHSPにとってはかなり苦手な音の1つとしてカウントできると思います。

突発の音

続いて2つ目は「突発の音」ですね。急な音にびっくりさせられた経験は、誰にでもあるんじゃないでしょうか。HSPはビビリな人が多いので、突発で聞こえる音にびっくりするのはもちろん、そろそろ急な音が聞こえそうだなっていうシーンでも身構えてしまい、疲れます。

車のクラクションの音とか、工事現場の急な金属音とかですね。気持ちがざわつきます。映画館でそろそろ大きな音が鳴りそうなシーンになると、身構えてしまい内容が頭に入ってこないこともよくあります。

それからテーマパークのアトラクションとかで、映像に合わせて席に風とか水が吹きかけられるやつ、あれもめちゃくちゃ苦手です。いつ風が来るんだろうとか、いつ水が出てくるんだろうとか、そういうことばかりを考えて身構えてしまい、ビクビクしながら時間が過ぎるのを待つだけ、みたいな状態になります。

というわけで、HSPは突発の音がとても苦手です。

人の話し声

そして3つ目はダントツで、「人の話し声」です。HSPは遠くの方で話してる人の声とかも結構聞こえちゃうくらい、人の話し声に敏感です。話の内容が気になっちゃうんですよね。

その人たちが楽しい話をしているならいいんですが、ネガティブな話だったりすると、自分もネガティブな気持ちをもらってしまいます。そして気付いたら、そのネガティブな話題に対してあーだこーだぐるぐる考えている自分がいたりします。

これのやっかいな点としては、自分がネガティブになってしまった理由が、あのときの誰かの会話のせいだと気付けないということ。知らず知らずのうちにネガティブの沼に引きずり込まれていたりするわけです。

ネガティブな気持ちになってるなぁとか、イライラしてるなぁと思ったら、その原因となったものを思い返してみてください。あの時あそこで会話していたあの人の話が、この思考につながってるんだと気付けるかもしれません。こんな感じで意識しないと気づけないところではあるんですが、人の会話が自分のネガティブに繋がっちゃうことは結構あります。

HSPのネガティブな気持ちを作り上げている音という意味で、「人の話し声」は苦手な音の1つにカウントしていいと僕は思います。

苦手な音の対処方法

続いて苦手な音の対処方法について解説していきます。まず前提として、上記のような苦手な音を全て避け切るのは難しいです。なので苦手な音を避けるための方法ではなく、苦手な音に遭遇してしまったときに心を乱されずに平常心でいるための方法を紹介していきます。

  • 耳栓とノイキャンイヤホン
  • 睡眠をしっかりとる
  • 食事の取り方を工夫する
  • 適度な運動をする

耳栓とノイキャンイヤホン

まず1つ目は「耳栓とノイキャンイヤホン」ですね。これはもう効果がありすぎるので、まだ使っていない人はすぐに購入して使ってみてください。

耳栓やノイキャンイヤホンをつけていると、入ってくる音がそもそも少なくなります。小さな雑音は聞こえなくなり、大きな音はマイルドに聞こえるようになります。音を完全にシャットアウトするものではないので、必要な音は鮮明に聞こえるという点で、かなり優秀なアイテムです。

例えば電車の車内アナウンスとかはしっかり聞こえるんですが、電車の走行音や周りの人たちの会話の内容とかが聞き取りづらくなる感じです。大きな音、突発の音、人の話し声、上記で紹介した苦手な音3つ全てに対して効果があるので、かなりストレスを減らせます。

耳栓とノイキャンイヤホンについては別の記事で詳しく書いているので、気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。

睡眠をしっかりとる

2つ目は「睡眠をしっかりとる」ですね。不快な音対策で睡眠って…と思った方もいらっしゃるかと思いますが、実は睡眠は音対策としてとても大事です。寝不足の日に、イライラしやすいと感じたことはないでしょうか。寝不足のときは集中力がなくなるので、周りの音に気を取られやすくなります。いつもなら気にならない小さな音も気になってしまい、ストレスにつながってしまうということです。

そしてHSPは、普通の人よりも長めの睡眠時間が必要と言われています。毎日多くの刺激にさらされて疲れが溜まりやすいので、回復のためにたくさん寝る時間が必要なんですよね。なので知らず知らずのうちに、寝不足になってしまっている可能性があります。

しっかり睡眠を取ることで、周りの音が気にならないような強い心と身体を作ることができるので、ぜひたくさん寝る意識を持ってみてください。

なお、睡眠については以下の記事も参考になるかと思うので、あわせてどうぞ。

食事の取り方を工夫する

そして3つ目は「食事の取り方を工夫する」です。これも当たり前っちゃ当たり前の話ですね。食後の時間に眠くなっちゃう人は結構多いと思います。

僕もそのタイプの人間なんですが、あれは食べたことで血糖値が上がり、そこから一気に落ちるという血糖値スパイクという現象が関係しています。血糖値の乱高下ってやつですね。これが発生すると、集中力がなくなり眠くなります。先ほども説明した通り、集中力がなくなると周りの音に気を取られやすくなるので、不快な音などをキャッチしやすくなってしまいます。

食事の内容を見直すとか、いつもよりゆっくり食べるとか、胃を休める時間を作るとか、対処法は色々あります。食事の取り方については以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ読んでいただければと思います。

適度な運動をする

ラスト4つ目は「適度な運動をする」ですね。睡眠、食事、ときて最後は運動です。なんか当たり前のことを書きまくってしまってすみません。ですが睡眠も食事も運動も、HSPの音対策としてはかなり優秀なので、書かないわけにはいかないですね。

運動をするとストレスももちろん発散できますし、血流が良くなって脳に血が通いやすくなり、集中力もアップします。先ほども説明した通り、集中力が上がることで周りの音が気になりにくくなるんです。

僕は運動をし始めてから結構メンタルは安定しましたね。運動自体が気持ちよくてストレスが発散できるっていうのもそうですが、職場で周りの人たちの話し声が気になりにくくなりました。この効果は運動を初めてすぐの段階で結構はっきり感じられたので、即効性の面でもかなりおすすめですね。

HSPにおすすめの運動については以下の記事にまとめています。運動を習慣化する方法についても書いているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

というわけで今回は「HSPの苦手な音」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPが苦手な音は?
    大きな音
    突発の音
    人の話し声
  • 苦手な音の対処方法
    耳栓とノイキャンイヤホン
    睡眠をしっかりとる
    食事の取り方を工夫する
    適度な運動をする

いかがでしたでしょうか。日頃からたくさんの音を浴びて消耗しているHSPにとって、音対策はとても重要です。音はなかなか避けられないですからね。静かな山奥とか離島でなるべく人と関わらずに過ごすとか、そういった生活でないと苦手な音を排除し切るのは難しいかと思います。普通に社会人として働いている多くの方は、上記の対処法を取り入れて対処する他に道はないですね。

僕は睡眠以外の3つは取り入れていますが、かなり快適さが増しました。特に運動は効果が抜群だなと感じています。4つの対処法のうち何から取り入れようか悩んでいる方は、運動がおすすめですよ。

睡眠はたまに短くなってしまう日があるので、今後の課題です。もう少しブログを早く書けるようになればなあ…頑張ります。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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