こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが声の大きい人を苦手に感じる理由と対処法」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、職場や学校などで声の大きい人に悩まされていませんか?
HSPは音に敏感な特性があるので、大きな声を出す人のそばにいるだけでも疲れを感じやすいんですよね。僕も以前、声の大きい上司の下で働いていた時期があったのですが、毎日本当に消耗していました。
今回の記事では、そんな経験を踏まえながら、HSPが声の大きい人を苦手に感じる理由と、その対処法について解説していきます。この記事を読むことで、声の大きい人への苦手意識を克服するきっかけが掴めるはずです。
それでは本題に入っていきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気持ちが楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
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HSPが声の大きい人を苦手に感じる理由
まずは、HSPが声の大きい人を苦手に感じる理由について見ていきましょう。以下の3つが主な理由です。
音に敏感だから
HSPは音に敏感な特性があります。普通の人が気にならない音でも、HSPにとっては気になってしまうことが多いんですよね。例えばキーボードを打つ音とか、パソコンのファンの音とか。そういった小さな音でも気になってしまうHSPにとって、大きな声というのは想像以上に大きな刺激となります。
集中して作業をしているときに大きな声が聞こえてくると、その声に意識を持っていかれてしまい、作業が手につかなくなってしまいます。仕事の能率も落ちてしまいますし、何より精神的に消耗してしまいますよね。
攻撃的に感じてしまうから
HSPは周りの感情の変化に敏感です。声が大きい人というのは、怒っているわけではないのに怒っているように感じられてしまうことがありますよね。HSPはその場の空気感を敏感に察知してしまう特性があるので、声の大きさから攻撃的な印象を受けやすいです。
実際には相手に攻撃的な意図はないのに、自分の中で「怒られている」という感覚になってしまい、萎縮してしまうことも多いでしょう。これもHSPならではの悩みですね。
エネルギーを奪われるから
そして何より、声の大きい人の近くにいるとエネルギーを奪われる感覚があります。HSPは刺激に敏感なので、大きな声を聞き続けることでどんどん疲れが溜まっていってしまいます。
特に声の大きい人が複数人で会話をしているときなどは、その会話に入らなくても近くにいるだけでエネルギーを消費してしまいます。休憩時間に同じ空間で過ごすだけでも疲れてしまって、午後からの仕事に支障が出てしまうこともありますよね。
声の大きい人への具体的な対処法
続いて、声の大きい人への具体的な対処法を紹介していきます。以下の3つがおすすめです。
耳栓やノイキャンイヤホンを使う
まずは物理的に音を遮断する方法として、耳栓やノイキャンイヤホンの使用がおすすめです。特にノイキャンイヤホンは、周りの音を大幅にカットしてくれるので、HSPには必須アイテムと言えます。
僕も仕事の休憩時間中はずっとノイキャンイヤホンをつけています。音楽を流さなくても、ノイキャン機能だけでもかなり効果を感じられます。声の大きい人の声も、かなり和らいで聞こえてきますよ。
距離を置く
次に、物理的に距離を置くことも大切です。例えば声の大きい人の席が近い場合は、席替えを申し出るのも一つの手です。それが難しい場合でも、休憩時間は別の場所で過ごすなど、できるところから工夫していきましょう。
普段からストレスを発散する
忘れがちですが、ストレスをしっかり発散することも大事です。HSPはストレスが溜まりやすいです。ストレスが溜まってくると、小さなことでもイライラしてしまいます。いつもは気にならないくらいの大きさの声が、ストレスのせいで気になるレベルになってしまっているのかもしれません。
・睡眠は足りていますか?
・運動はしていますか?
・一人の時間を取れていますか?
・美味しいもの食べてますか?
・推しを推せてますか?
もう一度自分の心の声を聞いてみましょう。あなたの心が満たされれば、周りの刺激に振り回されることもなくなるかもしれません。
環境を変える
そして最後の手段として、環境を変えることも視野に入れましょう。声の大きい人との関係で毎日ストレスを感じているのであれば、部署異動や転職も検討する価値はあります。
僕も以前は声の大きい上司の下で働いていて、毎日消耗していました。ですがその経験があったからこそ、今の環境の心地よさを実感できています。環境を変えることは、逃げではありません。自分の心と身体を守るための、賢明な選択です。
まとめると、こんな感じですね。
相手に直接伝えるのはどう?
相手に「声が大きいので少し小さめにしてもらえませんか」と伝えるのも、方法として考えられますね。
ですがこれは、HSPにとっては少しハードルが高いですね。なのであまりおすすめはしません。
単純に、言いづらいですよね。
それから、そもそも声の大きい人が小さめの声で喋るのはその人のストレスにもつながりかねません。こちらの都合で相手にストレスを与えるのは、なんか申し訳ないですよね。
さらに、仮に小さめの声で喋るよう伝えられたとしても、きっと小さくしてくれるのはその場だけで、またすぐにもとの音量に戻ります。繰り返し言う必要があるというのは、こちらとしてもストレスです。
というわけで、相手に対応を求めるのではなく、自分がやれることをやって、対策していくのがお互いのためと言えますね。
直接伝えるのは、あまりおすすめしません。
まとめ
今回は「HSPが声の大きい人を苦手に感じる理由と対処法」というテーマでまとめました。
声の大きい人が周りにいると、落ち着かないですよね。集中力も削られて、イライラもします。苦手意識を感じるのも当然のことです。
ですがその苦手意識に振り回される必要はありません。今回ご紹介した方法を使って、まずは自分を守ることから始めていきましょう。そうすることで、少しずつですが確実に楽になっていけるはずです。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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