こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPはなぜ目を合わせられないのか」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで相手の目を見て話すことが苦手な方はいませんか?
目を見て話した方がいいのはわかっているんだけど、どうしても目を合わせられない…
無理に目を合わせようとすると、いつも通りの会話ができない…
この記事は、そんな目を合わせることを苦手と感じているHSPさんに向けて書いた記事です。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが目を合わせられない理由
まずはHSPが目を合わせられない理由を解説していきます。
以下の3つになります。
- 見られているという状況が苦手だから
- 不快感を与えないか心配だから
- 相手に何かを悟られそうな気がするから
見られているという状況が苦手だから
HSPは「誰かに見られながら何かをする」というのが苦手だったりします。
自分がどう見られているかを強く意識してしまうからですね。
そのため誰かに見られている状況下だと、HSPは本来の力を発揮しきれないことが多いです。
また、大勢の注目を集める状況も苦手です。
- 学校の授業で挙手ができなかったり…
- 飲食店で店員さんを呼べなかったり…
- 会議で発言できなかったり…
とにかく視線が自分に向くのが苦手なんです。
誰かと目を合わせるということは、相手の視線が自分に向いていること。
HSPにとってはしんどい状況です。
目を合わせないようにすることで、見られている感覚を少しでも減らそうとするわけですね。
不快感を与えないか心配だから
上記の通り、HSPは誰かに見られている状況に苦痛を感じます。
自分がそうなので、相手も同じタイプの人間だったら「見つめられる状況は苦痛に感じるだろうな」ということを考えてしまいます。
なので、「この人なら目を見て話せそうだ」と感じても、あえて目を合わせすぎないように振る舞います。
適度に視線を外しつつ、目を見ない人だと思われない程度に目を合わせる…ということをよくやります。
HSPなりの気遣いということです。
相手に何かを悟られそうな気がするから
目から読み取れる相手の感情って、結構多いですよね。
HSPは特に感情の変化に敏感なので、相手の目からいろいろなことを感じ取って深く考える癖があります。
その影響からか、相手からも自分の目線から何かを読み取られている気がしてしまうんですよね。
- 実はイライラしているのが、バレてしまうのではないか…
- 楽しくないのに楽しんでいるフリをしているのが、バレてしまうのではないか…
- 好きな人に好きな気持ちが、バレてしまうのではないか…
こんな感じで何かを悟られてしまうのが怖くて、目線を合わせられなくなっていたりします。
HSPが目を合わせられない場合の対処法
さて、HSPが目を合わせられない理由がわかったところで、その対処法を紹介していきます。
以下の4つになります。
- そもそも目を合わせなくていい
- 目を合わせる時間を短くする
- 視線を逸らすアイテムを使う
- 疲れを溜めないようにする
そもそも目を合わせなくていい
まずはそもそも目を合わせる必要がないんじゃないかって話です。
目を合わせた方がコミュニケーションをとりやすいというのは間違いないでしょう。人間関係を深めるには大切なことだと思います。
でもHSPにとっては、目を合わせることによるマイナスが大きすぎますよね。目を合わせることでコミュニケーションを苦痛と感じてしまったら、元も子もありません。
無理やり目を合わせようとして会話に集中できなくなるのも、マイナスですよね。
なので僕は、無理に目を合わせようとしなくてもいいんじゃないかと思うんです。
HSPにとっては、目を合わせない方がメリットが大きいです。
目を合わせる時間を短くする
とはいえ、どうしても目を合わせなければならない状況もありますよね。
例えば面接とか。
共感力を発揮するよりも自分をアピールする必要がある場面では、目を合わせた方がいいです。その方が自信がある人にも見えて、受け答えの内容にも説得力が生まれるので。
例えば受け答えの内容を考えるときだけ「うーん、そうですね」とか適当な言葉を発して斜め上を見るとかですね。
プレッシャーを感じずに受け答えを考え、実際に受け答えするときだけ相手の目を見る感じ。
目を合わせ続けるのではなく、目を合わせる時間を短くすることでHSPにとって実力が発揮しやすい場になるはずです。
視線を逸らすアイテムを使う
モノに頼るのも、結構おすすめです。
例えば以下ですね。
- メモを取る
- スマホで会話の内容をググる
メモをとっている時間は、目を合わせていなくても別に不自然じゃないです。むしろ好印象ですよね。
会話の内容をスマホですぐにググるのも、自然です。すぐに調べる姿勢は、相手の話に興味を持っているというアピールにもなるので、良い印象を与えるはずです。
僕は結構、スマホでググる作戦は使います。偉い人と話すときも、すぐにググってます。それで怒られたことはないですし、相手もその話題で話を続けやすくなるので、いいですよ。
疲れを溜めないようにする
疲れを溜めないようにするというのも重要ですね。
疲れが溜まっていると、目を合わせることによるストレスに耐えられなくなるんですよね。
今日は疲れてるから、もうこれ以上何も考えたくない…
という状態のときに、誰かと目を合わせて会話をするとか、苦痛でしかありません。
おすすめの方法としては、やはり「一人の時間を増やす」ということですね。
HSPは一人の時間が少ないと回復できません。
その辺りについては後日また別の記事で書く予定なので、そちらを読んでいただけたらと思います。
また、疲れを回復させるためには睡眠の質を高めることも大事です。
以下の記事でHSPの快適な睡眠についてをまとめているので、あわせてどうぞ。
目を合わせる練習をしても、意味ない
最後に、HSPが目を合わせられないのは練習ではどうにもならないという話をします。
「目を合わせられない」という状況を改善するには、「目を合わせる練習をするのがいい」という話をよく聞きます。
- 鏡で自分の目を見つめる練習とか
- 仲のいい人と意識的に目を見て会話する練習とか
- 短い時間から慣れていって徐々に長い時間にしていくとか
よく聞く方法は色々試しましたが、あまり効果を感じなかったですね。
どれもHSP向けではないと思います。
それよりも、上記で紹介したような目を合わせずにうまくやりくりする方法を考えた方が、人間関係はうまく回せます。
苦手を克服するのではなく、うまく付き合いながらいい面を強く出せるようにする方が快適ですよ。
まとめ
というわけで今回は「HSPはなぜ目を合わせられないのか」というテーマで記事にまとめました。
簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが目を合わせられない理由
見られているという状況が苦手だから
不快感を与えないか心配だから
相手に何かを悟られそうな気がするから - HSPが目を合わせられない場合の対処法
そもそも目を合わせなくていい
目を合わせる時間を短くする
視線を逸らすアイテムを使う
疲れを溜めないようにする
目を合わせられない…と思い悩んでいるHSPの方の気持ちが、この記事で少しでも前向きになってくれていたら、幸いです。
繰り返しになりますが、そもそも無理に目を合わせる必要はないです。目を合わせないことで発揮できるHSPの強みもあるので、その方がいい人間関係が築けると思いますよ。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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