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HSPは本当に東京が合わない?【実際に住んだらどうなったか体験談書きます】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPは東京に合わないのか」というテーマで記事を書いていきます。

東京は人や物が多いので、刺激に敏感なHSPにとっては「合わない場所」というイメージがあるかと思います。

実際に僕もそう思っていましたが、埼玉の静かな地域から東京の都心(山手線の内側)に引っ越してみたら、イメージとは全く違った生活がありました。

この記事では、僕の体験をもとに、「HSPが東京に住んでみてよかったこと」を紹介していきます。反対にデメリットと感じる部分もあったので、それらについても紹介しつつ、「HSPが東京に住む際に気をつけるべきこと」も解説していきます。

読み終わる頃には、きっとHSPにとっての東京のイメージも変わっていることかと思います。

それでは、内容に入ってきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが実際に東京に住んでみて感じた良さ

まずは、僕が実際に感じた「東京に住むことの良さ」についてお話ししていきます。

埼玉に住んでいた頃よりも明らかに快適になったと感じたのは、以下の6つですね。

  • 満員電車のストレスから解放された
  • 自分の時間を多く確保できるようになった
  • 人が多いところに行かずに済むようになった
  • イベント事を楽しめるようになった
  • なんかいいな…と思える時間が増えた
  • 行きたいところに気軽に行けるようになった

満員電車のストレスから解放された

HSPにとって、満員電車は最強クラスにつらい時間です。東京に住んでからは、それを回避できるようになったので、かなり快適ですね。

多くの方は、東京以外の地域、もしくは東京でも都心から少し離れた地域に住んで、上りの電車で通勤していることかと思います。

毎日満員電車に押し込められて、ついた頃には大きな疲れが溜まっていることでしょう。

HSPは「周りの刺激に敏感」「ストレスを感じやすい」「共感力がある」などの特性があるため、ネガティブな感情が渦巻いている朝の通勤電車は人一倍ストレスを感じます。

それが回避できるのはかなり大きいです。

もはやこれだけでも、HSPは東京に済む価値があると感じます。

自分の時間を多く確保できるようになった

都心に住むことで、通勤時間が短くなりました。それにより、自分の時間がいつもより多く確保できるようになりましたね。

今まで1時間近くかけて通っていましたが、20分で通えるようになりました。往復で1時間分以上の時間が浮いたということになります。

HSPは周りからのストレスを感じやすいので、「一人の時間」が少ないと疲れが取れません。

通勤時間の短縮で浮いた時間で一人の時間を確保できるのは、かなり大きなメリットだと感じます。

人が多いところに行かずに済むようになった

埼玉に住んでいた頃は、休日に買い物などで人が多いところに行っていました。

ホームセンターとかアウトレットとか、池袋周辺はよく行っていましたね。

これだと人混みで疲れやすいHSPにとっては、休日に全く休めていないどころか、逆に疲れが溜まってしまいます。

都内に住んでからは、平日の仕事終わりにサクッと買い物することが増えたため、今まで休日にやっていたことが平日に終わります。

土日は人が少なめなところでまったりして、しっかり疲れをとって月曜を迎えられるのはめちゃくちゃ良いです。

イベント事を楽しめるようになった

イベント事って、大都市圏で開催されることが多いですよね。

お祭りやらコンサートやらの大きなものから、職場の同僚や友人との飲み会なども、関東圏だと東京都内で開催されることが多いです。そしていずれのイベントも、帰りは基本的に混雑に巻き込まれます。

HSPは人混みが苦手なので、混雑は人一倍ストレスに感じるし、疲れも溜まります。楽しかったイベント事の余韻も、すぐに冷めてしまいます。

その点、東京に住んでいると、家までの距離が近いので気持ちも楽です。急いで帰る人たちの波を避けて、時間を潰しつつ余韻に浸ってからゆっくり帰れます。

それでも多くのイベント参加者よりも早く家につくはず。

家に帰ってからも疲労が少ないので、気持ちよさだけが残って最高です。

なんかいいな…と思える時間が増えた

東京には美しいところが多いです。

街並み、道、建物、お店、公園、夜景などなど…

劇場や美術館、ギャラリーなどの文化的スポットもたくさんあります。

オフィスビルも、1つ1つが外観から内観までめちゃくちゃオシャレです。

HSPは共感力が高く、芸術作品などに深く感動する特性があるので、東京で「あー、なんかいいな」と感じることは多いです。

日常生活の中でそんな気持ちが感じれられるのは嬉しいですね。

行きたいところに気軽に行けるようになった

行きたいところにぷらっと行けるようになったというのも、東京に住んでから感じたことですね。

先ほども書きましたが、どこに行くにしても基本混んでるのは土日ですからね。

例えば銀座とか、土日は人が多すぎてストレスがやばすぎです。ですが平日の夕方とか夜だと、混雑も落ち着いてきているので快適に買い物できます。

埼玉に住んでいた頃は土日に気合を入れていく場所だったところが、身近な気軽に行けるスポットと化したのはメリットだと思います。

また、遠出するときも気持ちが楽ですね。

新幹線は東京駅から北にも西にも出ていますし、特急も豊富。

埼玉のときは西に行くのが面倒だったんですよね。東京駅まで在来線で行くのが大変でしたし、帰りも重い荷物を持って長時間電車に乗るのかと思うと出かける気持ちが失せていました。

HSPは物事を深く考えてしまう特性があるので、行きたいところに行くワクワク感だけでなく、こういったマイナス面も想像しすぎてしまうんですよね。

そういった面でも、やはり東京に住むことで行きたいところに行くハードルが下がったと感じます。

HSPが東京に住むデメリット

さて、ここからはHSPが東京に住む場合のデメリットについて書いていきます。

実際に東京に住んでみて感じた悪い面としては、以下になります。

  • 騒音が多いので、疲れが溜まりやすい
  • 広告・誘惑が多いので、集中できない
  • いろいろと値段が高いので、疲れる

騒音が多いので、疲れが溜まりやすい

東京は人も物も多いので、騒音が多いです。

これは東京で日常生活を送っているときには感じないのですが、たまに埼玉の実家に帰ったときに気づきますね。

埼玉めっちゃ静かやん…と感じて、東京はうるさかったんだなあと改めて気づきます。

そしてしばらく埼玉で過ごすと、体調が良くなったりするんですよね。

HSPは音にも敏感なので、知らないうちにダメージを受けていたというわけです。この「知らないうちに」というのが厄介ですよね。

うるさいな…と感じるんであれば対処できるんですが、感じないんだとどうにも…

広告・誘惑が多いので、集中できない

東京は電車の広告やら街中のモニター広告やら、やたらと広告が多いです。

美味しそうなお店も多いし、楽しそうな場所も多い。

HSPは刺激を受け取りやすいので、そういった広告や誘惑にいちいち反応して気持ちがざわつくんですよね。

今日は集中してブログ書くぞ!と思っていても、作業場所にたどり着くまでのとの広告や誘惑との戦いで疲れてしまい、なかなか筆が進まないということもしばしば。

先ほどの騒音もそうですが、何かしらの刺激が強制的に入ってくる状況が、東京には多いです。

いろいろと値段が高いので、疲れる

東京は、なんでも値段が高いです。家賃が高いのはもちろん、スーパーで売っているものも高い。飲食店のメニューに記載されている値段も、埼玉に住んでいたときと比べて高いと感じます。

ラーメンとかは基本1,000円以上しますね。最近の物価高の影響もあるのかもしれませんが…

物事を深く考えすぎてしまうHSPにとっては、この「高い」という事実だけでも色々と考えさせられてしまうんですよね。

  • 高い理由はなんなんだろうか
  • どこに高い要素があるのだろうか
  • 価格に見合った物なのだろうか
  • 他の人はこの値段を見てどう思うのだろうか

というわけで、疲れます。(笑)

東京に住むなら気をつけたいこと

いくつかHSPが東京に住む場合のデメリットを紹介しましたが、これらはしっかり対処すれば大部分を軽減することができます。

これから東京に住む方、現在東京に住んでいる方は、以下を試してみてください。

  • 東京は疲れが溜まりやすいところだと自覚する
  • その上で、疲れが溜まらないような工夫をする
  • 疲れが溜まったら発散できるように

東京は疲れが溜まりやすいところだと自覚する

まずは東京がHSPとって「疲れが溜まりやすいところ」だと自覚しましょう。

先ほど「騒音」のところでも書きましたが、知らないうちに疲れが溜まっています。「広告・誘惑」も強制的に脳内に侵入してきます。

謎の疲れに悩まされたら、これらが原因の可能性が十分に考えられるということを、頭に入れておいてください。

その上で、疲れが溜まらないような工夫をする

目や耳から入ってくる刺激をなるべく減らす工夫をすることで、疲れが溜まりにくい状態を作れます。

  • 広告が見えたら、なるべく目に入らないポジションに移動する
  • 騒音が多いところだと感じたら、耳栓をするなり、イヤホンで音楽を聴くなりする
  • 刺激が多いところには、土日を避けて行く

これらを心がけることで、かなり疲れが溜まりにくくなるはずです。

僕は実際にこれらを心がけ始めてから、帰宅後の疲労感や翌日に持ち越されるダルさなどが減りました。

特に耳栓はおすすめですね。ほどほどに音を軽減してくれるので、細かい騒音をカットしつつ大事な情報は聞こえるといういいとこ取りのアイテムです。

疲れが溜まったら発散できるように

どれだけ対策したとしても、疲れは溜まります。それを定期的に発散することも、HSPにとっては重要です。

HSPは「一人で行動する時間」を増やすことで疲労が回復しやすくなります。

  • いつもよりゆっくりお風呂に入る
  • 人が少ない早朝や夜に散歩をする
  • ジムで筋トレする
  • サウナでととのう
  • 人が少ない時間に映画を観に行く

などなど、誰にも邪魔されずに自由にやりたいことをやる時間を確保するようにしましょう。

あと当たり前ですが、疲れたときはいつもより長めに睡眠をとるようにしてくださいね。

HSPは東京に合わないのか【結論:そんなことはない】

というわけで、今回は「HSPは東京に合わないのか」というテーマで記事にまとめました。

結論としては「そんなことはない」ですね。実際に東京暮らしを経験してみて、HSPにとってはメリットが多いと感じています。

この記事の内容を簡単に振り返っていきます。

  • HSPが実際に東京に住んでみて感じた良さ
    満員電車のストレスから解放された
    自分の時間を多く確保できるようになった
    人が多いところに行かずに済むようになった
    イベント事を楽しめるようになった
    なんかいいな…と思える時間が増えた
    行きたいところに気軽に行けるようになった
  • HSPが東京に住むデメリット
    騒音が多いので、疲れが溜まりやすい
    広告・誘惑が多いので、集中できない
    いろいろと値段が高いので、疲れる
  • 東京に住むなら気をつけたいこと
    東京は疲れが溜まりやすいところだと自覚する
    その上で、疲れが溜まらないような工夫をする
    疲れが溜まったら発散できるように

僕は東京に住んで、かなり楽になりました。

メリットの1つとして紹介した通り、自分の時間を多く確保できるようになったのが、一番大きいですかね。東京暮らしはお金がかかりますが、お金で自分の時間を買ったと思えば、安い買い物だったと思います。

この記事を読んでいるHSPの方には、ぜひ東京での生活をおすすめしたいですね。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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