こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが仕事を辞めてもいいとき5選」というテーマで記事を書いていきます。
この記事に辿り着いたということは、あなたはまさに今仕事を辞めたいと思っているのではないでしょうか。仕事を辞めたいけど、本当に辞めてもいいのだろうか、そう考えて色々と調べているうちに、この記事に辿り着いたということかと思います。
この記事を書いている僕は転職を6回経験しているので、仕事を辞めたいと思う気持ちは痛いほどわかります。希望を持って入社したはずなのに、気付いたらいつの間にか辞めたくなっているんですよね。なんでいつもこうなんだろうと、自分が情けなく感じられることもあるかと思います。
ですが6回の転職を経験して改めて思うこととしては、転職をして失敗したと感じたことは一度もないということです。人生で今が一番幸せだと胸を張って言えます。なので安心してください。HSPは辞めたい気持ちに正直になり、その先の未来のことを考えて行動することで、幸せな人生に近づくことができます。
というわけで今回は、「HSPが仕事を辞めてもいいとき5選」を紹介していきます。今現在仕事を辞めたいと感じている方は、この5つのどれかに当てはまっている場合には辞めてもいいと思います。全て実体験をもとにした内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが仕事を辞めてもいいとき5選
それではいきなり本題に入っていきます。HSPが仕事を辞めてもいいとき5選を紹介していきます。以下の5つです。
- 人間関係が悪すぎるとき
- 成長できる環境がないとき
- 仕事内容が合っていないとき
- 職場環境が合っていないとき
- お金のために働いているとき
人間関係が悪すぎるとき
1つ目は人間関係です。HSPは人間関係でストレスを感じやすいという特性があるので、この理由で辞めたいと思う方は多いのではないでしょうか。
- やる気がない人たちに囲まれている
- 愚痴や悪口が飛び交っている
- 高圧的な人に怯えながら仕事をしている
こういった環境にいると、HSPは自分を保つことだけで精一杯になってしまいます。そうなると仕事を楽しめないですし、思うように仕事が進まないのでストレスも溜まるでしょう。辞めたいと思って当然の状況ですね。
にしてもこういった人たちって何なんでしょうね。愚痴とか悪口を言い続けるくらい不満があるなら、辞めればいいじゃんって思うんですけど、辞めずに言い続けるわけじゃないですか。ちょっと理解できないですね。
まあでも恐らく愚痴を言うことが気持ちいいとか、そういうことなんでしょうね。何かしらに愚痴を言っていたい人たちなんだと思います。そうなるとその人は逆に愚痴を言えない職場に転職するとストレスを感じちゃうってことになるので、居座り続ける理由としてはそこなんでしょうかね。
価値観は人それぞれなので否定はしませんが、HSPとは永遠にわかり合えない人たちなんだと思います。関わってもいいことないので、距離を置く選択が正解ですね。
というわけでHSPが仕事を辞めてもいいとき1つ目は「人間関係が悪すぎるとき」でした。この理由で辞めたいと思っているのであれば、辞めて問題ないと僕は思います。
成長できる環境がないとき
2つ目は「成長できる環境がないとき」です。HSPは向上心が高い人が多いので、成長が感じられない日々につらさを感じます。
- 毎日が同じことの繰り返し
- 永遠にレベル1の仕事しかやらせてもらえない
こういった状況だと辞めたくなっちゃいますよね。HSPは物事を深く考えられるという特性もあるので、こういった成長のない仕事をしていると将来の不安を感じやすいです。
例えばデータ入力の仕事をやっていたとして、その仕事が10年後もあるかどうかってわからないですよね。もしかしたらAIで自動化されちゃっているかもしれません。そうなったときに自分がデータ入力のスキルしか持っていなかったとしたら、もう仕事ないですよね。
そういった将来的な不安を感じられるので、なるべく自分のスキルを高めておきたい欲求がHSPには結構あるかなと思います。
というわけでHSPが仕事を辞めてもいいとき2つ目は「成長できる環境がないとき」でした。HSPにとってこの環境はつらすぎるので、早めに転職した方がいいでしょう。
仕事内容が合っていないとき
3つ目は仕事内容ですね。以前「HSPに向いている仕事30選」という記事を書いたんですが、向いている仕事があるということはもちろん向いていない仕事もあるわけで、その向いていない仕事をしていたら当然辞めたいと感じる可能性も高いでしょう。
これは結構難しい問題ですよね。自分が本当にやりたいと思って就いた仕事なのに、やり始めてみたら「あれ、この仕事全然自分に合ってないな」というパターンって普通にあると思うんです。やってみないとわからないってやつですね。
これについては僕は結構ポジティブに捉えていて、やりたいことにチャレンジしたということがまずすごくないですか?そしてそこで合わないということに気付けたことで、それを活かして次に進めますよね。それを繰り返しているうちに、自分に合った仕事に巡り会えると思うんです。
僕は転職を6回していますが、徐々に自分に合っている仕事像が洗練されてきて、今は自分に向いているかつやりたい仕事ができています。毎日幸せです。
というわけで、仕事内容が合っていないと感じるのであれば、辞めてしまっても問題ないです。その経験を活かして次のやりたい仕事にチャレンジしていきましょう。
ですが仕事を始めたての頃は仕事の本質的な部分が見えていない場合もあるので、入社して1ヶ月とかで辞めてしまうのはあまりおすすめしないです。最低でも半年くらいは続けてみて、合う合わないを判断してみるといいと思います。
職場環境が合っていないとき
4つ目は職場環境ですね。こちらについても以前「HSPが働きやすい職場の条件25選」という記事を書いたので詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、HSPにとって働きやすい職場があるということはもちろん、そうでない職場というのもあります。
- 電話対応が多すぎる
- スピードを求められる
- オフィスに人が多すぎる
- 休みが取りづらい雰囲気がある
などなどですね。本当は向いている仕事をしているのに、環境が合っていないせいで能力を発揮しきれていないというもったいないパターンです。
例えば、HSPはカウンセラー的な仕事に向いている特性があります。共感力の高さを活かして相手の気持ちを理解したり、相手の話しやすい空気感を作ったりできるからです。
ですがその仕事を、周りにたくさん人がいる環境でやれと言われたらどうでしょう。周りが気になってしまい、相手を思いやった対応ができなくなってしまう可能性が高いですよね。それであれば、個室で対応できる環境が整っている会社に転職した方が、能力を最大限に発揮できるはずです。
というわけで、職場環境が合っていないと感じるのであれば、転職で改善できる可能性があります。
とはいえ職場の環境って、入社する前の段階だとわからない部分が多いですよね。面接や職場見学のときに軽く見渡しただけでは、気付けない点も多いです。
それから、全ての希望条件を満たしている職場を見つけることも不可能に近いです。万人に合った職場は存在しないからです。ある程度妥協しつつ、自分が絶対に譲れない条件だけをピックアップして、それを踏まえて職場環境を確認することで、大事な部分が見えてくるはずです。ここまでをまとめます。
- HSPが働きやすい職場の条件25選を読む
- 自分が絶対に譲れない条件をピックアップする
- 面接や職場見学のときにその条件に当てはまっているかチェックする
- 見えない部分は面接時に逆質問で確認する
この手順で職場環境を確認することで、次の職場で職場環境起因で辞めたいと感じる可能性を下げられるでしょう。
お金のために働いているとき
そしてラスト5つ目は「お金のために働いているとき」です。
ここで1つ、質問です。あなたの働く目的は何ですか?
- やりがいがあるから
- 生きがいだから
- 自分の成長のため
- 社会貢献のため
- 家族の幸せのため
などなど、いろいろな答えが思い浮かんだかと思います。
ですが内閣府の世論調査によると、この問いに対して「お金を得るため」と答えた人が6割以上もいたとのこと。この記事を読んでいるみなさんの中にも、この答えを思い浮かべた方はいらっしゃるかと思います。実はこの「お金を得るために働く」という考え方だと、人生の満足度を最大化することが難しいです。
睡眠時間を除くと、人生の時間は「仕事の時間」と「プライベートの時間」に分けられます。お金のために働いている人は、このうちの「仕事の時間」の充実を捨てているということになります。「早く終業の時間にならないかなー」「もっと楽したいなー」という気持ちで働くことになるので、仕事で幸せを感じることは難しいでしょう。
ではお金以外の何を目的に仕事をすれば人生の満足度を上げることができるのか。以下で説明していきます。
ここで、イェール大学のエイミー・レズネフスキー教授の調査を紹介します。この調査によると、人の「仕事観」はジョブ、キャリア、コーリングの3つに分類されるとのこと。
- ジョブ:お金のための労働
- キャリア:地位・名声・自己成長のための労働
- コーリング:使命感のための労働
どの仕事観が正しいと言うことではないのですが、できればコーリング型、少なくともキャリア型の働き方をしたいですよね。だって仕事は、人生の大事な時間を1日8時間前後も投下するんですもん。その時間を充実させられれば、人生の満足度も上がりますからね。
キャリア型で働きつつプライベートも充実させる。もしくはコーリング型で働きつつプライベートも充実させる。このどちらかの生き方ができたら、幸せだと思いませんか?
というわけで結論です。あなたがお金のために働いているのであれば、人生の満足度が下がってしまうので、転職を検討するのがおすすめです。
人生の満足度を上げるには、キャリア型かコーリング型の働き方を目指しましょう。コーリング型の働き方をいきなりするのは難しいので、まずはキャリア型の働き方を目指し、そこで身につけたスキルを使ってコーリング型の働き方への道を模索していくのがいいと思います。
この状態になっていたら、すぐに辞めるべき
最後に補足です。この記事を読んでいる方の中で、以下のような状況に陥っている方がいらっしゃったら、それはすぐに辞めてもいいサインの可能性があります。
- ストレスが強すぎる
- やりがいが全く感じられない
- 幸せを感じられない
- 総じて鬱っぽい
以前、HSPの逃げ癖について記事を書いた際に、今すぐに逃げていい場面として挙げたものを引用しました。
この状態になっているのであれば、辞めてもいいとか辞めない方がいいとか考えている場合ではありません。メンタルがやられているか、やられる一歩手前の状態です。自分のためにも、すぐに辞めて回復に努めましょう。回復してから、また歩き出せばいいんです。必要であれば専門の医療機関を受診することも検討してみてください。
まとめ
というわけで今回は「HSPが仕事を辞めてもいいとき5選」というテーマで記事にまとめました。もう一度振り返っていきましょう。
- HSPが仕事を辞めてもいいとき5選
人間関係が悪すぎるとき
成長できる環境がないとき
仕事内容が合っていないとき
職場環境が合っていないとき
お金のために働いているとき
冒頭でも書きましたが、HSPは辞めたい気持ちに正直になり、その先の未来のことを考えて行動することで、幸せな人生に近づくことができます。そもそもHSPは将来のことを深く考えられる人が多いので、辞めたいと思った時点でその気持ちが色々考えた上での結論なんですよね。
辞めるということは逃げではありません。幸せな人生を手に入れるために踏み出す勇気ある一歩です。自信を持ってその一歩を踏み出してみてください。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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