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HSPはなぜ電話が苦手なのか【おすすめの対処法5つを紹介します】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPはなぜ電話が苦手なのか」というテーマで記事を書いていきます。

HSPのみなさんにとって、電話の鳴る音はどんな感じがしますか?

突然のコールに心臓がドキドキしてしまったり、強制的に時間を奪われることにイライラしてしまったりしていないでしょうか。電話が終わった後は、疲労感でいっぱいになっていることもありますよね。

この記事では、そんなHSPにとっての天敵、電話について、苦手な理由を解説しつつ、その対策についても紹介していきます。ぜひ最後までご覧になってください。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPはなぜ電話が苦手なのか

まずはHSPがなぜ電話を苦手と感じるのか、その理由を見ていきます。以下が主な理由になります。

  • 相手の表情が見えなくて不安を感じるから
  • 相手の体の動きが見えなくて不安を感じるから
  • 集中力が途切れるから
  • 自分の時間が奪われるから
  • 相手が苦手なタイプの可能性があるから
  • 周りの目が気になるから
  • 自分のタイミングに関係なくいきなり始まるから

相手の表情が見えなくて不安を感じるから

HSPが電話を苦手とする理由、1つ目は「相手の表情が見えなくて不安を感じるから」です。

HSPは相手とコミュニケーションを取る際、相手の表情からさまざまな感情を読み取り、それをもとに相手に合わせた会話を組み立てます。

ですが電話だと、表情が見えないですよね。

いつも頼っている情報が手に入らないので、うまくコミュニケーションが取れているか不安になります。

「実は相手に不快な思いをさせているのではないか。」と感じてしまうんですね。

表情が見えないというのはHSPにとっては結構恐怖です。

相手の体の動きが見えなくて不安を感じるから

HSPが電話を苦手とする理由、2つ目は「相手の体の動きが見えなくて不安を感じるから」です。

HSPは相手の体の動きからも感情を読み取ります。

手の動きやジェスチャー、姿勢の変化などは、HSPにとっては結構重要な情報源だったりします。これが見えないことで、相手の気持ちが理解しづらくなり、いつもよりコミュニケーションが取りづらいと感じてしまいます。

表情ほどではないですが、これも結構きついですね。

集中力が途切れるから

HSPが電話を苦手とする理由、3つ目は「集中力が途切れるから」です。

どんなに集中して作業をしていても、電話がかかってくると中断しなければなりませんよね。HSPにとっては、これがかなり大きなストレスになります。

やることがあるのに、電話によって強制的に別の問題に付き合わされる。そして電話が終わってまた作業を再開しようとすると、さっきまでの集中力がどっかにいってしまっていたります。

やっとこさ集中力が戻ってきたかと思ったら、また電話でカットされる。

これの繰り返しだとHSP以外の方でもストレスが溜まるのではないでしょうか。

自分の時間が奪われるから

HSPが電話を苦手とする理由、4つ目は「自分の時間が奪われるから」です。

HSPにとって、一人の時間というのは大事な時間です。周りからの刺激を敏感に感じ取って疲れてしまうHSPは、誰とも関わらない一人の時間にエネルギーを回復するからですね。

電話は、その大事な一人時間を強制的に奪い取ってしまう脅威です。

スマホがブルブル震えだし、あの画面が目に入るだけで、うわーって気持ちになります。

相手が苦手なタイプの可能性があるから

HSPが電話を苦手とする理由、5つ目は「相手が苦手なタイプの可能性があるから」です。

これは主に仕事の電話の話ですね。

頑張って電話に出ても、相手が高圧的なタイプだったり、何かと否定してくるタイプだったりしたら、しんどさは増幅しますよね。その可能性を考えてしまうと、電話が鳴っただけで嫌な気持ちに襲われてしまいます。

HSPが「合わない人」については以下の記事にまとめているので、気になる方は以下をどうぞ。

周りの目が気になるから

HSPが電話を苦手とする理由、6つ目は「周りの目が気になるから」です。

これも主に職場の電話の場合に当てはまりますね。

HSPは、誰かに見られながら何かをするというのが苦手です。周りにどう思われているかが気になってしまって、今やっていることに集中できないからですね。

周りが集中して仕事に取り組んでいる中で自分だけが電話に出ると、自分の声が職場中に響きわたります。

これだと自分の電話対応が他の人に注目されているのと同じ状態なので、どう思われているかが気になってしまい、ストレスを感じます。

自分のタイミングに関係なくいきなり始まるから

HSPが電話を苦手とする理由、7つ目は「自分のタイミングに関係なくいきなり始まるから」です。

ここまでで説明した通り、電話にはHSPが苦手と感じる要素がたくさんあります。

それらの要素に対して、「やるぞ」と決めて自分のタイミングで向き合えるのであれば気持ちも少し楽なんですが、電話はそうではないですよね。相手から電話がかかってきたタイミングでいきなり始まります。

いつ降り掛かってくるかもわからない恐怖が、電話にはあります。

HSPの電話への対処方法

というわけで、HSPがなぜ電話を苦手と感じるかはお分かりいただけたかと思います。

ここからは、苦手な電話への対処方法を紹介していきます。

  • 電話以外を活用する
  • テレビ電話が使えるなら活用する
  • 電話対応がない仕事へ転職する
  • 電話以外の部分で貢献する
  • その場で出ずにあとで折り返す

電話以外を活用する

電話への対処方法1つ目は「電話以外を活用する」です。

電話が苦手なら電話以外をなるべく使いましょうってことですね。

メールやらチャットやら、相手とやりとりする方法は電話以外にもたくさんあります。

相手と直接話せる電話が手っ取り早い気はしますが、繋がらない場合も多いのであまり効率よくないんですよね実は。

メールやチャットであれば、相手の空いたタイミングで連絡をもらえますし、こちらとしても突然の電話にイラッとすることもなくなります。

いつでも気持ちを込めて準備万端な内容で返事ができるので、効率重視ならむしろメールやチャットですね。

電話をかけてくる可能性がある相手には、予めメールやチャットで連絡して欲しい旨伝えておくと良いでしょう。

テレビ電話が使えるなら活用する

電話への対処方法2つ目は「テレビ電話が使えるなら活用する」です。

テレビ電話であれば相手の表情が見えるので、HSPにとっては少し不安感が軽減できます。

また、テレビ電話の場合は予め時間を調整しておくことが多いです。突然始まる恐怖感ともおさらばできますね。

どうしてもメールやチャットでは伝えきれないようなやりとり(そんなものはほぼないですが)は、テレビ電話で済ますようにしましょう。

幸いなことに、最近はコロナ禍を乗り越えてきたこともあって、テレビ電話に対する抵抗感が薄まってきていると感じます。zoomやmeetを仕事で使ったことがある方は多いでしょう。

せっかくなのでこの流れにうまく乗って、テレビ電話を活用していきましょう。

電話対応がない仕事へ転職する

電話への対処方法3つ目は「電話対応がない仕事へ転職する」です。

そもそも電話が苦手なら、電話対応がある仕事をしていること自体が問題ありですね。電話対応をせずに済む職場への転職を積極的に検討しましょう。

僕は前職がIT企業でエンジニアをしていたのですが、電話対応は全くありませんでした。たまにミーティングをzoomやmeetでやることはありましたが、それも予め時間が決まっているので苦手意識はあまりなかったですね。

そのほかにも、電話対応がない、もしくはほとんどない仕事はたくさんあります。電話対応でストレスを感じているのなら、こういった職場への転職で快適な職場ライフが手に入るかと思います。

電話以外の部分で貢献する

電話への対処方法4つ目は「電話以外の部分で貢献する」です。

どうしても転職できない状況も考えられますね。今さら転職したら収入が下がって生活が苦しいとか、どうしてもやりたい仕事にチャレンジしている最中とかです。

その場合は「電話を取らなくても問題ない人になる」ということをしていきましょう。他の人がやりたがらないようなことを積極的にやるとか、圧倒的に成果を出すとかですね。

僕自身もこの方法で電話対応の回数を減らすことに成功しました。今の職場は、電話がたくさん鳴ります。最初は電話に出て消耗していたのですが、現在は電話以外の面倒な仕事を積極的に巻き取るように動いているので、電話に出なくても何も言われません。罪悪感もないですね。

もちろん周りが出れそうにないときは出ますが、最初の頃に比べて電話でのストレスは大きく減りました。「職場内の誰かが電話を取ればいい」という状況であるならば、こういった方法も検討してみてください。

その場で出ずにあとで折り返す

電話への対処方法5つ目は「その場で出ずにあとで折り返す」です。

これは主にプライベートで使える方法ですね。予期せぬタイミングでの電話に比べ、こちらは自分で電話するタイミングをコントロールできる分、気持ちは整えやすいです。

僕はプライベートでは基本的にこの方法ですね。最近は電話に出ないことを周りもわかってくれたのか、ほとんど電話がかかってこなくなりました。快適です。

まとめ

というわけで今回は、「HSPはなぜ電話が苦手なのか」というテーマで記事を書きました。

簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。

  • HSPはなぜ電話が苦手なのか
    相手の表情が見えなくて不安を感じるから
    相手の体の動きが見えなくて不安を感じるから
    集中力が途切れるから
    自分の時間が奪われるから
    相手が苦手なタイプの可能性があるから
    周りの目が気になるから
    自分のタイミングに関係なくいきなり始まるから
  • HSPの電話への対処方法
    電話以外を活用する
    テレビ電話が使えるなら活用する
    電話対応がない仕事へ転職する
    電話以外の部分で貢献する
    その場で出ずにあとで折り返す

HSPはその特性上、電話を苦手と感じることは当たり前です。電話に慣れようとして無理に電話に出続けると、大きなストレスで心身に不調をきたす可能性もあります。

今回ご紹介した対処方法を参考にしていただき、苦手なりにうまく電話と付き合っていくことも考えてみてください。

特におすすめなのはやはり転職です。転職サイトに登録して自分に合っている仕事を少しずつ探していくと良いでしょう。

また、本業の傍らで副業を始めてみるのもおすすめです。副業である程度稼げるようになれば、転職のリスクも軽減できますので。

僕は副業で稼げるようになったことで、本業にしがみつく感覚から解放されました。ストレスを減らしてゆるりと生きていくためにも、副業から始めてみるのはいかがでしょうか。以下に参考記事を置いておきますので、ぜひに。

今回は以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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