こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと在宅ワーク」というテーマでお話ししていきます。
以前、「HSPが働きやすい職場の条件25選」という記事を書きましたが、その中で在宅ワークという選択肢を紹介しました。今回はその在宅ワークについて、具体的にHSPにどんな点がおすすめなのかという点を深掘って解説していきたいと思います。
また、在宅ワークができる仕事にどうやって就くのかということや、在宅ワークのデメリットについても書いていくので、HSPでこれから在宅ワークをしたいと考えている方にとっては参考にしていただける内容になっているはずです。
ちなみに僕は、実際に在宅ワークができる会社に転職して、在宅ワークをした経験があります。個人でブログ運営をして自宅で仕事をしていた経験もあります。そういった経験をもとに書いている記事なので、内容は信用していただいて大丈夫です。それでは内容に入ってきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気持ちが楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
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HSPに在宅ワークはおすすめ?
HSPに在宅ワークはおすすめですか?と聞かれたら、回答としては以下になります。
- かなりおすすめ
理由を深掘っていきます。
なぜおすすめなのか
在宅ワークは一般的に以下のようなメリットがあります。
- 通勤時間がカットできる
- 周りに人がいないので集中できる
- 自分好みの環境にカスタマイズできる
- 人間関係の悩みが気にならない
HSPにとってはどれも魅力的ですね。
通勤時間がカットできる
まず通勤電車の混雑でストレスを感じることがないというのは最高すぎます。HSPはあれでかなり消耗しますからね。
周りに人がいないので集中できる
それから周りに人がいないのも最高です。物音に敏感なHSPは、周りの会話や足音が気になって集中できないことがよくありますからね。それを気にせずに働けるというのは魅力です。集中力が上がり、生産性もアップすることでしょう。
自分好みの環境にカスタマイズできる
働く環境についても、自分が快適に働けるように自由にカスタマイズできます。香りとかも好みのものを使ってOK。デスクとか椅子の高さも自分に合ったものを買ってOKです。
人間関係の悩みが気にならない
HSPといえば人間関係での消耗が一番激しいですよね。在宅ワークであれば誰かと一緒にランチに行く必要もないし、終わった後に飲みに誘われることもないです。わずらわしさから解放されます。
HSPが在宅ワークができる仕事に就く方法
ではどうやったら在宅ワークができる仕事に就くことができるのか。方法としては以下の2種類がありますね。
- 在宅ワークの制度がある会社に転職する
- フリーランスになって自宅で働く
順番に深掘っていきます。
在宅ワークの制度がある会社に転職する
一番イメージしやすいのは在宅ワークの制度がある会社に転職する方法ですね。コロナ禍で在宅ワークの制度を整えた会社も多いので、今は結構たくさんあります。求人サイトで「在宅ワーク」「在宅勤務」とかで調べるとたくさん出てくるので、気になるものがあれば応募してみるといいですね。なお求人サイトのおすすめとしては、リクナビとかマイナビのような有名どころがいいです。求人数が多いので、在宅ワークの求人も豊富です。
手順
- 求人サイトに登録
- 在宅ワーク求人を検索
- 気になるものに応募
どんな職種で在宅ワークをするかで悩んでいる人は、HSPに向いている仕事30選の記事が参考になるかと思います。以下に置いておくので、チェックしてみてください。
フリーランスになって自宅で働く
フリーランスでやるのであれば、今まで会社員として働いてきた知識や経験を活かして、同じ分野で始めるのが1つの選択肢として挙げられます。事務職であればフリーランスの事務代行、営業職であればフリーランスの営業代行、美容師であればフリーランスの美容師、といった感じです。フリーランスというとエンジニアやライター、デザイナーなどのイメージがあるかと思いますが、それ以外にもたくさんあります。経験してきた職種であればノウハウもたくさん持っているでしょうし、自信を持ってやれるはず。挑戦のハードルは下がりますね。
ですがやはり、おすすめなのはエンジニアやライター、デザイナー、動画編集などのフリーランスに馴染みのある職種です。これらがおすすめの理由としては以下。
- 案件が豊富
- なるためのスクールもある
- 副業から始められるので収入の不安も減らせる
- やっている人が多いのでネット上にノウハウが散らばっている
案件が豊富なのは嬉しいですね。フリーランスの案件獲得に使うサイトといえばクラウドワークスやランサーズが有名です。そこでどんな案件があるのかを確認してみると、具体的なイメージが湧くはずです。まずは副業から小さく始めてみて、慣れてきたらそちら一本にシフトする感じがリスクが低く抑えられておすすめですね。
そもそも副業ができない会社で働いている人もいると思います。会社の制度的に副業禁止だったり、忙しすぎて副業どころじゃない職場だったり。こういった場合はまず転職からスタートでいいかと。フリーランスで働きやすい職種に、正社員として転職する。そこでスキルを磨き、フリーランスにキャリアチェンジする流れですね。
また、退路を経ってチャレンジしたい人もいると思います。結構メンタル的にきついのであまりおすすめはしませんが、耐えられる自信がある人は退職していきなりフリーランスをやるのもありです。
それから、フリーランスになるためのスキルが学べるスクールなどに通ってしまうというのも、手っ取り早い方法ですね。最近はフリーランスを目指す人向けのコースを開講しているスクールが多いです。有名どころだとテックアカデミーとかですね。フリーランスとして案件を獲得してから納品するところまでサポートしてもらえるとのこと。フリーランスとして案件を取る場合、1件目が一番難しいですからね。そこをサポートしてもらえるというのはありがたいです。
まだまだ書きたいことはあるのですが、ちょっと本題から逸れすぎるため、この辺にしておきます。
HSPが在宅ワークをする際のデメリット
最後にHSPが在宅ワークをする際のデメリットを解説していきます。メリットだけに目が行きがちですが、その裏にあるデメリットまで知った上で動き出すことで、後々になって「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性を減らせます。デメリットとしては以下になります。
- 孤独を感じやすい
- サボりたい気持ちとの戦いがある
- 環境を整えるのに手間がかかる
- 仕事とプライベートの切り替えがしにくい
孤独を感じやすい
HSPだからそんなことはない、と思われがちですが、在宅ワークはHSPでも孤独を感じやすいです。毎日毎日誰とも会わずに一人っきりで仕事をするのは意外としんどいんです。頭が回らなくなってくるんですよね。
僕は在宅ワークをしてみて改めて、人とコミュニケーションを取りながら働くことの大切さを実感しました。会話をすると血流が良くなって頭が回ります。なので個人的には毎日在宅ワークするよりも、週3〜4くらいの在宅ワークで残りは出社する感じがおすすめですね。
サボりたい気持ちとの戦いがある
サボりたい気持ちとの戦いも発生します。自宅にはプライベートを楽しむための誘惑がいっぱいあります。テレビが目に入ればつけたくなりますし、本が目に入れば読みたくなりますし、お菓子が目に入れば食べたくなります。いつもなら周りの目を気にして見ないスマホも、周りに誰もいないなら見れてしまいます。これらの誘惑に耐えて集中し続けるというのは、本当に大変です。
環境を整えるのに手間がかかる
環境面を整えるのも大変ですね。仕事部屋が用意できればいいんですが、スペース的にそんな余裕はないという人がほとんどかと思います。となるといつもプライベートの時間を過ごしているその部屋が、仕事場になるということになります。そもそも仕事用にカスタマイズされていない場所です。机やら椅子を新たに用意する必要が生じる可能性が高いですよね。部屋の模様替えとかも必要になるかもしれません。誘惑が目に入らないような工夫もしないといけないです。それでいてプライベートの空間を邪魔しないようにする必要もあります。意外と大変です。
仕事とプライベートの切り替えがしにくい
上記の通り仕事部屋がプライベートの部屋になるので、仕事とプライベートの切り替えはしにくいですね。さっきまでご飯を食べていた部屋で、仕事をすることになります。夜寝るときに、仕事で使っている机が目に入るかもしれません。自宅にいるのにいつもより休まらない、と感じる人もいるでしょう。
僕の場合は昼休憩に掃除とか洗濯をしていたのですが、もはやプライベートというより仕事の一貫としてやっている感覚でした。仮眠をとるときも普通にベッドで寝れます。宅配便が来たら、普通に受け取ってました。仕事の合間に不意にプライベートが割り込んでくる感じです。切り替えがしにくいというか、区別がつかなくなる感じでしょうか。
まとめ
というわけで今回は「HSPと在宅ワーク」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきましょう。
HSPは在宅ワークを取り入れることでかなり働きやすくなることはほぼ間違いないです。日頃からオフィスでの仕事で消耗している人は、在宅ワークができる仕事に就くことを積極的に検討すべきですね。検討する際は、この記事で紹介したデメリットのことも頭の片隅に置いておいてください。後悔のない選択の手助けになるはずです。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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