こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと音楽での鳥肌体験」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、音楽を聴いて鳥肌が立った経験はありますか?
僕は音楽を聴くと本当によく鳥肌が立ちます。最近だと、好きなアーティストのライブに行ったときに、イントロが流れた瞬間から鳥肌が止まらなくなって、そのまま涙が出てきてしまいました。周りの人からしたら「なんでそんなに感動してるの?」って感じだったと思うんですが、HSPあるあるですよね。
今回はそんなHSPと音楽の関係性について、深掘りしていきたいと思います。なぜHSPは音楽で鳥肌が立ちやすいのか、その理由から解説していき、後半では音楽をより深く楽しむための方法についても紹介していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが音楽で鳥肌が立つ理由
それでは早速、HSPが音楽で鳥肌が立つ理由について解説していきます。主に以下の3つが理由として挙げられます。
感覚の繊細さが音楽体験を豊かにする
HSPは音や光、匂いなどの刺激に敏感です。これは音楽を聴くときにも同じで、普通の人が気付かないような細かい音の重なりや、微妙な音色の違いまで感じ取ることができます。
例えばオーケストラの演奏を聴くとき、HSPは各楽器の音色を個別に聴き分けやすいです。第一バイオリンと第二バイオリンの音色の違いとか、コントラバスの低音が体に響く感覚とか。そういった細かい部分まで感じ取れることで、音楽体験がより豊かになり、感動も大きくなります。
共感力の高さが感情移入を促す
HSPの特徴として、共感力の高さが挙げられます。音楽を聴くときも、アーティストの感情や曲に込められた想いに深く共感できたりします。
悲しい曲を聴けば自分も悲しくなるし、明るい曲を聴けば自然と心が躍ります。歌詞の世界観に入り込んでしまって、まるで自分がその主人公になったかのような感覚になることもあります。こういった強い感情移入が、鳥肌を立たせる要因になっているんですね。
深い思考力で音楽の世界観に没入できる
HSPは物事を深く考える特徴があります。音楽を聴くときも、ただメロディーを楽しむだけでなく、その曲が作られた背景や、アーティストの想い、時代背景なども一緒に想像しながら聴くことができます。
例えば僕の好きなアーティストの曲だと「この曲は〇〇な時期に作られたから、きっとこういう想いが込められているんだろうな」とか考えながら聴いちゃいます。そうやって深く考えながら聴くことで、より音楽の世界観に没入できて、感動も大きくなります。
音楽を120%楽しむための方法
続いて、HSPが音楽をより深く楽しむための方法を紹介していきます。以下の4つを意識すると、より豊かな音楽体験ができるはずです。
良い音響環境を整える
HSPは音質の違いを敏感に感じ取れます。なので良い音で聴くことで、音楽体験はグッと豊かになります。高級なヘッドホンやイヤホンを買う必要はないですが、ある程度音質の良いものを使うことをおすすめします。
それから環境音にも気を配りましょう。電車の中や雑踏の中では、音楽本来の良さを感じにくいです。なるべく静かな環境で聴くことで、細かい音の重なりまで楽しめます。
1曲に集中して聴く時間を作る
BGMとして流しっぱなしにするのではなく、1曲に集中して聴く時間を作りましょう。目を瞑って聴くのもいいですね。HSPは集中力が高いので、1曲に没入することで普段気付かなかった音の重なりや、楽器の音色の違いなどに気付けるはずです。
アーティストの背景を知る
曲やアーティストについて知れば知るほど、音楽体験は深くなります。例えばその曲が作られた背景や、アーティストがその時期に何を考えていたのかを知ることで、曲の解釈が変わってきます。
感動を言語化する
音楽を聴いて感動したら、その気持ちを言葉にしてみましょう。なぜ鳥肌が立ったのか、どんな部分に心を揺さぶられたのか。HSPは感受性が豊かな分、言葉にするのが難しいこともありますが、それでも言語化する習慣を持つことで、より音楽を深く理解できるようになります。
音楽を楽しむ上での注意点
ここまでHSPならではの音楽の楽しみ方を紹介してきましたが、いくつか注意点もあります。
感情の波に飲まれすぎない
HSPは音楽による感情の起伏が大きくなりがちです。悲しい曲を聴いてずっと落ち込んでしまったり、テンションの高い曲を聴いて興奮しすぎてしまったり。適度な距離感を持って楽しむことを心がけましょう。
周りとの温度差を気にしすぎない
ライブなどで周りよりも感動して泣いてしまったり、鳥肌が立ってしまったりすることがあります。でもそれはHSPの素晴らしい特徴。気にする必要はありません。むしろ豊かな感性として誇りに思いましょう。
疲れているときは控えめにする
HSPは日々の生活で疲れを溜めやすいです。疲れているときは音楽による刺激も強く感じてしまうので、静かな曲を選ぶなど、その時々の状況に合わせて楽しみましょう。
まとめ
というわけで今回は「HSPと音楽での鳥肌体験」についてまとめてみました。もう一度内容を振り返っていきましょう。
HSPは音楽をより深く、豊かに感じ取れる特別な感性を持っています。これは本当に素晴らしい特徴だと思います。ぜひこの感性を活かして、音楽をより深く楽しんでいってください。
そして音楽での感動体験を通じて、HSPならではの繊細さや感受性の高さに誇りを持てるようになれたら嬉しいです。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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