こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。
HSPは普段から、「一人の時間をどう過ごすか」について深く考えることが多いですよね。
- HSPにとって、一人でいることはどうしてこんなにも重要なのでしょうか?
- そして、その貴重な一人時間をどうすればもっと心地よく、そして有意義に過ごせるのでしょうか?
今回の記事では、HSPがなぜ一人でいたいと感じるのかを解説していきます。記事の後半では、静かで充実した一人時間を手に入れるための方法も紹介していきます。
もしあなたが「一人でいたいなあ…」と思うタイプのHSPであるなら、これから紹介する方法が、あなたの毎日を変えるかもしれません。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが一人でいたいと感じる理由
まずはHSPが一人でいたいと感じる理由を説明していきます。
以下の5つが主な理由です。
- 疲れやすいから
- ゆっくり考える時間が欲しいから
- エネルギーを回復したいから
- 平和でいたいから
- 感情を整理したいから
疲れやすいから
HSPは生まれつき神経系が敏感なので、疲れやすいです。
- 光・音・匂いなどを敏感に感じ取ってしまう
- 物事の意味や背景を深く考えすぎてしまう
- 相手の感情に敏感なので気を遣いすぎてしまう
- 相手に共感しすぎてしまう
こんな感じなので、脳が常にフル回転の状態が続き、疲れてしまいます。
なのでHSPはこれらの刺激がない静かな空間に身を置きたいという気持ちが強く、一人でいたいと思うわけです。
ゆっくり考える時間が欲しいから
先ほども説明した通り、HSPは物事を深く考える特性があります。
- 自分の価値観
- 過去の経験
- 将来の願望
- 今日あった悪いこと
- 今日あった良いこと
などなどです。
これらについて一人であれやこれやと考えたりするのが、HSPは好きなんですよね。
誰かと話しながら考えたい人もいるとは思いますが、HSPは一人の方が深く考えられるので心地いいんです。
なので一人でいたいという気持ちが強いです。
エネルギーを回復したいから
先ほどの「疲れやすい」の流れですが、疲れた状態から回復させるのにも一人の時間が最適です。
HSPは複数人でいるとHPがどんどん減っていきます。
なので一般的には「リフレッシュできる行動」と考えられている以下のようなものも、逆に疲れやストレスの原因になったりします。
- イベント後にみんなでパーっと打ち上げに行く
- 週末にみんなでバーベキューをする
- 昼休憩にみんなでランチに行く
などなどですね。
HSPにとってはどれも、疲れがたまる時間です。
やはり一人で何かをする時間が、エネルギーの回復につながります。
平和でいたいから
HSPは、基本的に平和主義です。
他人の感情の変化に敏感なので、怒りや不快感を強く感じ取ってしまうからですね。
となると何も起こらない平和で穏やかな空間が好きなわけですが、誰かと一緒に過ごすとなるとそうならない可能性が高まりますよね。
- 一緒にいる人が突然、怒り出すかもしれない
- 一緒にいる人が突然、愚痴を言い出すかもしれない
- 一緒にいる人が突然、自分の批判をし出すかもしれない
一人ならこんなことは起こらないですからね。
というわけで「平和でいたい」ということも、HSPが一人でいたいと感じる理由の一つです。
感情を整理したいから
HSPは、周りの感情に敏感という特性があります。
喜びが増す一方で、ストレスや不安などのネガティブな感情も強く感じます。
例えば、誰かが悲しんでいるのを見ると、それが自分の感情として感じられることがあります。
それに加え、HSPは感情が長く持続する傾向があります。
つまり、誰かのネガティブな感情をキャッチして共感し、それが長時間にわたって続き、立ち直るまでに時間がかかってしまうということ。
一人でいることでそれらの感情を整理しやすくなるので、一人の時間を好みます。
HSPの一人時間を充実させる方法
続いて一人時間を充実させる方法を紹介していきます。
せっかくHSPに生まれたのなら、その特性を活かして最高の一人時間を過ごしたいですよね。
以下の5つを参考に、自分が気持ちいいと感じる一人時間を探してみてください。
- 自然の中でリラックスする
- 創造的な活動をする
- 軽い運動をする
- 読書や映画鑑賞
- 瞑想(マインドフルネス)
自然の中でリラックスする
自然に触れることで、リラックス効果が高まり、一人時間を充実させることができます。
自然はいつでも優しいです。
HSPは争いのない穏やかな時間が好きですし、そういった時間を過ごすことで一気にストレスが解消できます。
具体的には以下のようなものをするといいですね。
- 森林浴
- 公園でのピクニック
- 登山
- 海辺の散歩
- 釣り
- 風景写真の撮影
- 星空観察
緑豊かな森の中をハイキングするのも最高ですし、山登りとかもいいですね。
海辺でゆっくりした時間を過ごすのもいいです。
都心なら大きめの公園で散歩することで、本物の自然ほどではないですが気持ちが安らぎます。
静かな環境で心を落ち着かせたいHSPにとって、特に癒しの時間となるでしょう。
創造的な活動をする
創造的な活動をすることも、一人の時間の充実につながります。
創造的な活動というとちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、以下のようなものでOKです。
- 絵を描く
- 楽器を演奏する
- 文章を書く
- ハンドクラフト
- 料理をする
- 写真を撮る
- ガーデニング
などなどです。
これらの活動は、HSPが自分の内面に集中し、感受性を自由に表現できるものです。
自分だけの世界を創造する喜びを味わえますし、何かに集中することで瞑想的な効果もあるので、リラックス効果も期待できます。
軽い運動をする
軽い運動も、一人時間の充実につながりますね。
HSPは刺激に敏感なので、激しめの運動よりも「軽め」の運動が効果的です。
具体的には以下のようなものですね。
- ヨガ
- ピラティス
- ウォーキング
- スイミング
- ストレッチ
- 軽い筋トレ
- 軽いジョギング
運動によって、体はエンドルフィンという「幸せホルモン」を放出します。
また、運動に集中することで瞑想的な効果もあるため、心を静めて集中力を高める効果もあります。
外部の刺激が強い場所ではなく、静かで落ち着いた環境で運動を行うと、より心地よく感じられます。
自分にとって快適で楽しいと感じる運動を見つけていきましょう。
読書や映画鑑賞
HSPは共感力が高いので、芸術作品に深く感情移入できる点も強みの1つです。
読書と映画鑑賞にはそれぞれ以下のメリットがあります。
読書
- 新しい知識が増える
- ストレスを軽減できる
- 見知らぬ世界に一瞬で行ける
- 物語に没頭することで現実逃避できる
- 創造力が刺激されて新たなアイデアが浮かびやすくなる
映画鑑賞
- 音響の豊かさを感じられる
- 視覚的に美しさを感じられる
- 映画館の雰囲気で非日常を味わえる
- 異文化に触れることで知的好奇心が刺激される
- 創造力が刺激されて新たなアイデアが浮かびやすくなる
HSPが日常から離れて精神的な休息を得るのに理想的ですね。
読書や映画鑑賞を通じて、新しい視界が開け、創造的な思考が生まれやすくなります。
瞑想(マインドフルネス)
さて、このブログでは何度もおすすめしている「瞑想」ももちろんHSPの一人時間には欠かせません。
瞑想の効果は以下の通りです。
- 集中力が上がる
- ストレスの軽減
- 睡眠の質改善
- ポジティブになる
- 人に優しくなれる
- 生産性が上がる
いいことだらけです。
HSPが抱える悩みの多くを解消してくれるので、まだやっていない方はぜひ試してみてほしいですね。
やり方などは以下の記事にまとめています。
まとめ
というわけで今回は「HSPはなぜ一人でいたいと感じるのか」というテーマで記事にまとめました。
簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが一人でいたいと感じる理由
疲れやすいから
ゆっくり考える時間が欲しいから
エネルギーを回復したいから
平和でいたいから
感情を整理したいから - HSPの一人時間を充実させる方法
自然の中でリラックスする
創造的な活動をする
軽い運動をする
読書や映画鑑賞
瞑想(マインドフルネス)
一人の時間は、HSPにとって単なる休息以上のものです。
次にあなたが「一人でいたい」と感じたときは、この記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。
あなたの感受性を豊かにする時間を大切にすることで、毎日がより充実し、自分らしいペースで生きる力が培われることと思います。
HSPとしての特性を活かし、自分だけの充実した一人の時間を見つけ出してくださいね。
そして一人時間でリラックスした後は、他の人との活動に参加することも少しだけ考えてみてください。バランスの取れた生活が、僕たちHSPにとっての最も快適な生き方かもしれません。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
あなたの日々が充実し、どんな時もあなたらしく輝けますように。
次回の記事でまたお会いしましょう。
それでは。
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