こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが理解されないときの対処法」というテーマでお話ししていきます。
HSPの方の中で、「相手に理解されない」と悩んでいる方は多いかと思います。
- 気持ちを理解してもらえなくてつらい
- 何度言っても理解してもらえなくてイライラする
- 親しい人に理解してもらえなくて悲しい
HSPは世の中の5人に1人しかいません。HSPじゃない人の方が多数派なので、HSPとしては気持ちを理解してもらえずに苦しむ場面が多いですよね。
この記事では、HSPが理解してもらえないときの対処法を紹介していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが理解されないのは当たり前です
まずそもそも大前提として、HSPが理解されないのは当たり前です。冒頭でもお話しした通り、HSPは5人に1人しかいないので。そして理解されないと感じているのは、相手も同じかもしれませんよ。
というのも、HSPからしてもHSPじゃない人のことは完全には理解できていないはずだからです。普段生活している中で、「え?なんでそうなるの?」と感じる行動をされたこともありますよね。こっちがそう感じているということは、相手もこちらの行動に対して同じように感じている可能性が高いです。
理解されない理由は「HSPだから」だけじゃない
上記の通り、HSPとHSPじゃない人、という括りで見ても理解されないのは当たり前なのですが、それはHSPかHSPじゃないか以外の括りで考えても同じですよね。
- 男性が女性の気持ちを理解できない
- おじさんが若者の気持ちを理解できない
- 上司が部下の気持ちを理解できない
- 日本人がアメリカ人の気持ちを理解できない
こんな感じで、世の中にはいろんな括りが存在します。それらの括りの間でも、相手のことを理解できないと感じることもあります。なのでHSPだから理解されない、と全てをHSPのせいにするのは違いますね。人はそれぞれ違うので、誰かが誰かに理解されないと感じるのは普通のことです。
HSP同士でも理解されないことがある
上記の通り人はそれぞれ違います。なのでHSP同士であってもお互いを理解しあえないこともあります。
- HSPの男性が、HSPの女性の気持ちを理解できない
- HSPのおじさんが、HSPの若者の気持ちを理解できない
- HSPの上司が、HSPの部下の気持ちを理解できない
- HSPの日本人が、HSPのアメリカ人の気持ちを理解できない
先ほどの括りに当てはめるとこんな感じですね。同じHSPだったとしても、完全に同じ人は世の中に存在しません。なのでどんなに仲がいい友達同士でも、理解してもらえなかったり理解してあげられなかったりがあります。
おそらくこの記事を書いている僕の気持ちも、読んでくださっているHSPの方の中には「意味不明なこと書いてるなこいつ」と思っている方もいるはず。同じHSPでも理解しあえないことも当然あります。
HSPが理解されないときの対処法
それではここからがいよいよこの記事の本題です。HSPが理解されない場合の対処法を見ていきましょう。ここまでで説明したことを踏まえて読んでいただくと、「確かにそうだな」と思ってもらえるはずです。
- 自分と相手は違う人間だと理解する
- 相手に期待しすぎない
- 相手と距離を置く
- 相手の理解に徹する
自分と相手は違う人間だと理解する
さっきも書きましたが自分と相手は別の人間です。それぞれの正義があります。こっちが「どう考えてもこれが正しい」と思ってやったことでも、相手にとっては「どう考えてもそれは間違ってる」となる場合があるわけです。
ワンピースが好きな人もいれば、鬼滅の刃が好きな人もいるわけです。ワンピースが好きな人に、鬼滅の刃がこの世で一番面白い、といったところで、理解してもらえるはずないですよね。そんな感じで、人はそれぞれ違っているので考え方が違うのは仕方ないです。ましてやこちらは世の中の5人に1人しか存在しないHSP。理解されないのも無理はないですよね。
相手に期待しすぎない
理解されないことに苦しんでいる方は、相手に期待しすぎているのかもしれません。さっきの例で言うと、鬼滅派の人がワンピース派の人に対して「しっかり説明すれば鬼滅の方が面白いとわかってもらえるはずだ」と期待してしまっているから、わかってもらえなかったときにムキーっとなるわけです。
期待しすぎないようにすると、相手に理解してもらえなかったときの悲しい気持ちや怒りの気持ちが無くなります。というより理解してもらおうという気持ちも無くなります。
自分は自分、相手は相手でいいんです。
相手と距離を置く
自分は自分、相手は相手でいいといくらこちらが思っていても、相手側から意味不明な理屈で丸め込もうとしてくることもあります。こっちはワンピース派だって言ってるのに、いつまでも鬼滅派に引きずり込もうと必死に説得してくる人。こういった人にはまずこの記事を読ませて「自分と相手は違う人間だと理解する」「相手に期待しすぎない」ということを教えてあげてほしいところですが、まあその労力が無駄ですし、話しても理解してくれない人の可能性もあるので、面倒ですよね。
なのでそういう人とは距離を置いてしまうのがおすすめです。相手の気持ちを動かそうとしてくる人と一緒にいると、流されやすいHSPは自分を見失う可能性があるので危険です。精神的にはもちろん、できれば物理的にも距離を置くようにしましょう。
相手の理解に徹する
いやいや、いくらなんでも距離を置くまではやりすぎだよ。と思った方は、相手の理解に徹してみるのもありかもしれません。何が合っても絶対にワンピースが最高だけど、あいつがあんなに鬼滅鬼滅いうんだったらちょっと聞いてやるか、くらいの気持ちで話を聞くと、「あ、そういうことだったのか」と思える部分があるかもしれません。そして相手の理解に徹することで打ち解けることができれば、ワンピース派の主張も理解してもらえるかもしれません。
基本的に自分と相手は違う生き物なので、自分の気持ちを曲げる必要はありませんが、お互いの気持ちを理解することで視点が広がることもあります。自分が理解されないときは、自分も相手を理解しきれていない、と考えることで、理解し合えるきっかけになるかもしれませんね。
まとめ
というわけで今回は「HSPが理解されないときの対処法」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが理解されないのは当たり前です
→HSPは世の中の5人に1人しかいないので、理解されないのは当たり前です - 理解されない理由は「HSPだから」だけじゃない
→世の中にはいろんな括りがあって、それらの間でも理解されない部分がある - HSP同士でも理解されないことがある
→HSPも人それぞれ違うので、全てを理解し合えるわけではない - HSPが理解されないときの対処法
自分と相手は違う人間だと理解する
相手に期待しすぎない
相手と距離を置く
相手の理解に徹する
なかなか理解されない…と悩んでいるHSPの方は、ぜひ上記の方法を試してみてください。特に「相手に期待しすぎない」というのはめちゃくちゃ効果があるのでやってみてほしいですね。僕はこれを意識し始めてから、相手にイライラすることが圧倒的に減りました。
親や友人など、相手との距離が近ければ近いほど「期待しすぎない」というのは難しくなりますが、期待しすぎないというのは「相手を尊重する」ということでもあります。大事な人が自分とは違う考え方を持っているのであれば、それもまた良きです。ぜひ相手に期待しすぎずに、いい関係を築いていってください。どうしても難しければ、相手のためにも自分のためにも一度距離を置いてみるといいですよ。それもまた愛情かと思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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