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まさちゃん
HSPブロガー兼カウンセラー
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

HSPの忘れっぽいを軽減する7つの方法【僕は物忘れを7割減らせました】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPは忘れっぽい」というテーマで記事を書いていきます。

HSPの皆さん、忘れっぽいと感じることはありませんか?

僕はめちゃくちゃあります。

先日もあるイベントのチケットを取りたかったのですが、販売開始時間をすっかり忘れてしまっていて、取れずでした。友人と行く予定のイベントで、1人1枚ずつしかチケットが取れないルールになっていたので、友人だけがチケットを取れて1人で行かせることとなりました。完全にやらかしました。しかもこれ、2年連続でのやらかしです。救いようがないですよね。

そんなこんなで今回の記事では、HSPがなぜ忘れっぽいのかについて解説していきます。僕の記憶力が悪い現実を、全てHSPの特性のせいにして記事にまとめました。忘れっぽいのはHSPのせいだからしょうがない!という内容の記事になっています。この記事を読むことで、忘れっぽさに悩んでいるみなさんの気持ちが少しでも楽になってくれたらいいなと思っています。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが忘れっぽい理由

それでは早速、HSPが忘れっぽい理由を見ていきましょう。以下の4つが大きな理由です。

  • 受け取る刺激が多すぎるから
  • 他のことを考えてしまうから
  • 疲れているから
  • 気を遣いすぎるから
  • 順番に説明していきます。

受け取る刺激が多すぎるから

HSPは周りの刺激に敏感です。身の回りに溢れている、HSPじゃない人が気付かないような小さな刺激も感じとってしまいます。

となると目の前の覚えるべきことに集中できなくなってしまうので、大事なことを忘れてしまう可能性が高まってしまいます。

例えば誰かと会話しているときに、周りで話している他の人たちの会話内容が気になってしまった場合、目の前の相手の話を100%の集中力で聞くのは無理ですよね。

こんな感じでHSPはその敏感な特性ゆえに、本来の記憶力が発揮できていない状態になる可能性が高いです。

他のことを考えてしまうから

HSPは物事を深く考えられるという特性もありますね。

例えば誰かとの会話中に「1日に200個売れるパン」という話が出てきたら、1ヶ月の売り上げの計算とか、しちゃいますよね。そこから人件費とかテナント料とかを予想して社長の手元にどのくらい入るのかとか。

こんなことを考えてしまうと、当然目の前の相手との会話には集中できません。その結果、会話の内容を覚えておらず、忘れっぽいと感じてしまう可能性が高いですね。

僕の場合は数字が好きなので上記の例を出しましたが、人それぞれ好きなワードが出てきたらそれについて深掘って考えてしまうのは、HSPあるあるかと思います。深く考え過ぎて戻ってこれなくなり、戻ってきた頃にはもうだいぶ話が先に進んでしまっているんですよね。

疲れているから

疲れていると忘れっぽくなるのは、HSP以外の方も同じだと思います。ですがHSPには「そもそも疲れやすい」という特性があるため、忘れっぽい状態になりやすいです。

日頃から多くの刺激にさらされ続け、人に気を遣い続けているHSPは、疲労やストレスが溜まりやすいんですよね。そのためHSPじゃない人よりも長めの睡眠時間が必要と言われています。

体力を消耗しきってHPが残りわずかのHSPに、覚えておくべき大事なことを記憶している余裕はありません。

気を遣いすぎるから

先ほどHSPは人に気を遣いすぎるという話をしました。それは今まさに会話している最中の相手に対しても同じことです。

余程仲の良い相手なら別ですが、HSPは基本的に相手に気を遣いながら会話を組み立てます。これを言ったら嫌がられるかな、これを言ったら喜んでくれそうだな、ここで共感を示したら信頼関係が築けそうだな、みたいな感じ。

決して悪い意味ではなく、純粋に相手とうまくやっていきたいという思いからこういったことを考えています。

ですがこれらの気遣いをしすぎると、本題の会話内容に100%集中できる状態ではなくなってしまいますよね。その結果として、大事なことを覚えていないという事態に陥ってしまいます。

「忘れっぽい」の対処法と改善策

記事の冒頭でも書いた通り、今まさに絶賛記憶力に難のある僕ですが、これでも以前に比べてやらかすことはかなり減りました。忘れっぽいことに悩んで、改善に役立ちそうなことを色々やってみたので。

それらの中で、忘れっぽさの改善に効果があったと感じるものをいくつか紹介していきます。僕よりもはるかに忘れっぽさに悩み苦しんでいる方は、ぜひ取り入れてみてください。

  • スケジュールアプリに予定を入れまくる
  • 疲れを溜めない
  • 週2で運動する
  • 食べ過ぎない
  • 意識的に魚を食べる
  • 新しいことを意識的にやる
  • 瞑想を習慣にする

スケジュールアプリに予定を入れまくる

まずは忘れっぽい人には必須のアイテム、スケジュールアプリですね。なんでもいいので1つアプリをダウンロードして、それにとにかく全ての予定を入れまくるようにしましょう。

このときに意識して欲しいのが、自分以外の人の予定も積極的に入れていくということ。

  • 父誕生日
  • 母エステ
  • 〇〇発表会

などなど、家族やそれ以外の知り合いの予定もできる限りアプリに入れていきます。

父の誕生日を忘れたらまずいですし、母がエステに行った後には「良い感じじゃん」のような一言をかけた方がイケメンです。

このアプリを見るだけで全ての予定がわかるようにすれば、あとは前日の夜にこのアプリを見る習慣をつけさえすればOKです。

「前日の夜」というのがポイントですね。冒頭で書いた、イベントのチケットを取り忘れたのは、スケジュールアプリを当日の昼に確認したからです。チケットの販売開始が午前中だったので、アプリを見る前に販売が終了してしまった感じです。不覚でした。この経験を活かし、今後は前日の夜にスケジュール確認するよう徹底いたします。

ちなみに僕は「Lifebear」というアプリを使っているので、どれを使おうか迷っている方は参考にしてみてください。

疲れを溜めない

これはもはや当たり前すぎるので、あまり深掘りはしません。先ほども説明した通り、疲れが溜まっていると記憶力が悪くなります。

HSPは特に疲れが溜まりやすいので、日頃から疲れを溜めない工夫と、溜まった疲れを解消する工夫をするようにしましょう。

HSPの休み方については以下の記事で詳しく書いているので、ぜひチェックしてみてください。

週2で運動する

やはり運動は大事ですね。運動をすることで血流が良くなるので、脳にもバンバン血が流れ込むようになります。頭の回転が速くなり、処理できる情報量が増えます。

周りから入ってくる関係ない情報も処理しつつ、覚えておくべき大事な情報もしっかり記憶に留めることができますね。

週2くらいで運動をすると効果が途切れずに続くので、週2を目安にやってみると良いかと思います。

おすすめは有酸素運動ですね。ウォーキングとかランニングとかです。リズム運動をすることでセロトニンという幸せホルモンが出て、それによる記憶力向上の効果も得られるとのこと。

ちなみに最近の僕はジムでランニングマシーンを使って、音楽を聴いたり動画を見たりしながらひたすら走っています。外を走るのも好きなんですが、天気に左右されるので意外と継続するのが大変です。信号待ちとかもあるのでコース選びもなかなか面倒です。ジムが無難です。

食べ過ぎない

以前、16時間断食の効果10選という記事を書きましたが、その中で以下のような効果があるということを書きました。

  • 集中力が上がる
  • 刺激に強くなる
  • 睡眠の質が向上する

詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、16時間断食というのはその名の通り、1日の中で16時間の何も食べない時間を作るという健康法です。僕は実際にやっているのですが、めちゃくちゃ集中力が上がったと感じます。集中力が上がれば、他のことに気を取られずに覚えるべき大事な情報に集中できるようになります。

そして刺激にも強くなるので、受けた刺激によるストレスも軽減できます。

睡眠の質も上がるので、疲れも取れやすくなりますね。

こんな感じでメリットが多いので、16時間断食はぜひ試してほしいです。

意識的に魚を食べる

これはHSPに限ったことではないですが、魚を食べると記憶力がアップするという研究結果があるようですね。

魚の油に含まれるEPAやDHAなどの効果により、脳細胞が活性化するんだとか。

これも実際に試してみたのですが、結構効果があったと感じますね。今でもなるべく毎日食べるようにしています。おにぎりを買うなら鮭かツナ。焼き魚ならサバですかね。油が多いので結構満足度高いです。苦痛なく続けられるので、おすすめです。

新しいことを意識的にやる

新しいことにチャレンジすると、脳の老化を防げるというのは有名な話ですね。毎日同じことをして過ごすのは安心感があり楽なので、ついついいつもと同じような行動をとってしまう気持ちもわかりますが、たまには脳に刺激を入れてあげましょう。

「新しいことを意識的にやる」と聞くと、ちょっとハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、脳に刺激を入れるという意味では小さなことでもOKです。

いつもと違う道を通って帰ってみるとか、いつもと違う改札を通ってみるとか、いつもと同じお店のいつもと違う席に座ってみるとか、こんなことでも刺激は入りますからね。

毎日小さな新しいチャレンジをする意識を持つようにしましょう。

瞑想を習慣にする

最後に紹介するのは「瞑想」です。瞑想というと「ちょっと怪しい」と感じてしまう方もいるかもですが、怪しいものではないです。一言でいうと、瞑想は以下です。

呼吸に集中する練習

リラックスして目を瞑り、ひたすら呼吸に意識を向け続けます。

他のことを考え出したら、また呼吸に注意を戻す。

また他のことを考え出したら、また呼吸に注意を戻す。

というのを繰り返すことで、徐々に呼吸に集中できる時間が増えてきます。そうすると日常生活でも、自分が集中したいことに集中できるようになってくるんです。僕は瞑想をもう3年以上続けていますが、始める前と比べて集中力はかなり上がったと感じます。

HSPは特に、周りの刺激に気を取られて集中力が散漫になりがちです。それにより、大事な部分を聞き逃してしまったり、情報量が多くて大事な部分が埋もれてしまったりします。「今集中したいこと」にしっかり集中して、「忘れっぽい」を解消していきましょう。

なお、瞑想については以下の記事にやり方や効果をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

というわけで今回は「HSPは忘れっぽい」というテーマで記事にまとめました。

簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。

  • HSPが忘れっぽい理由
    受け取る刺激が多すぎるから
    他のことを考えてしまうから
    疲れているから
    気を遣いすぎるから
  • 「忘れっぽい」の対処法と改善策7つ
    スケジュールアプリに予定を入れまくる
    疲れを溜めない
    週2で運動する
    食べ過ぎない
    意識的に魚を食べる
    新しいことを意識的にやる
    瞑想を習慣にする

HSPにとって、「忘れっぽい」というのは特性上ある程度は仕方ない部分もあります。

ですが改善策をとることで、忘れる可能性を減らすことはできます。

僕も完全に忘れることがなくなったわけではありませんが、今回紹介した改善策を使うことで、忘れる回数(忘れたことに罪悪感を感じた回数)を大きく減らすことができました。

体感で7割くらいは減らせています。

対処法として紹介したもののうち、特に効果が大きいと感じたのは、圧倒的に運動ですね。その次に効果が高いのは瞑想と魚を食べる、の2つです。いきなり7つ全部を取り入れるのは難しいと思うので、まずはこれら3つのうちのどれかから始めてみると効果が感じられるかと思います。始めやすいのは魚ですかね。魚は美味しいので、苦にならないかと。

それでは、この記事を読んでくださった方の忘れっぽさが、少しでも改善されることを心より願っています。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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