こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「考えすぎて眠れない」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、夜になると考えすぎて眠れないことはありませんか?
仕事のこと、人間関係のこと、将来の不安など、色々なことが頭の中をぐるぐる回って、なかなか眠りにつけない…そんな経験をしている方は多いのではないでしょうか。
僕自身もHSPなので、この「考えすぎて眠れない」という悩みには本当に苦しめられてきました。今でこそだいぶ改善されましたが、以前は毎晩のように布団の中で色々なことを考え続けて、気付いたら朝になっていた…なんてことは日常茶飯事でした。
今回の記事では、そんな経験から学んだ「考えすぎて眠れない」を解消する方法を6つ紹介していきます。すぐに実践できる方法から、長期的な対策まで幅広く解説していくので、ぜひ最後まで読んでいってください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
考えすぎて眠れない理由
本題に入る前に、なぜHSPは考えすぎて眠れなくなってしまうのか、その理由を説明しておきましょう。
HSPは「深く考える」という特徴があります。物事を深く考えられるというのはHSPの強みなのですが、この特徴が夜になると仇となってしまうんですよね。昼間は仕事や学校で忙しく、色々と考える暇がないのですが、夜になって1日が終わり、布団に入って1人になると、途端に思考が活発になってしまいます。
今日あった出来事を深く考えてみたり、明日の予定のシミュレーションをしてみたり、将来の不安について考えてみたり…HSPの頭の中は、常にフル回転しているんです。さらにHSPは完璧主義な面もあるので、考えれば考えるほど、より良い方法が見つかってしまい、考えることが止まらなくなってしまいます。
こういった特徴から、HSPは考えすぎて眠れない状態に陥りやすいと言えます。
考えすぎて眠れない夜に試してほしい6つの方法
それでは本題に入っていきます。考えすぎて眠れない夜に試してほしい方法を、6つ紹介していきます。
思考を紙に書き出す
まず1つ目は「思考を紙に書き出す」です。頭の中でぐるぐる回っている思考を、とにかく紙に書き出してみましょう。何を書くかは気にせず、思いついたことを手を止めずに書き続けていきます。
例えば仕事のことで悩んでいるなら、「あの案件どうしよう」「上司に怒られるかも」「退職も視野に入れるべきかな」みたいな感じで、思いついたことを次々と書いていきます。10分くらい書き続けていると、不思議と書くことがなくなってきます。それと同時に、頭の中もスッキリしてきます。
これはめちゃくちゃ効果のある方法なので、ぜひ試してみてください。寝る前に毎日やるのがおすすめです。
呼吸に意識を向ける
2つ目は「呼吸に意識を向ける」です。これは瞑想でよく使う方法ですね。瞑想については別の記事でも詳しく解説しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
布団に入ったら、自分の呼吸に意識を向けていきます。吸って吐いて、吸って吐いて、ただそれだけに集中します。何か考えごとが浮かんできても、それを受け流して、また呼吸に意識を戻します。これを繰り返していくことで、自然と眠くなってきます。
寝る前の習慣を作る
3つ目は「寝る前の習慣を作る」です。例えば「お風呂に入る→スキンケア→ストレッチ→読書」のような感じで、寝る前の習慣を決めておく感じです。この習慣をこなしていくことで、「もう寝る時間だな」という気持ちが自然と生まれてきます。
習慣の内容は人それぞれでいいのですが、スマホは避けた方がいいですね。ブルーライトを浴びると眠れなくなりますし、SNSなどを見ていると余計な刺激を受けてしまいます。できるだけアナログな習慣を作っていきましょう。
運動を習慣化する
4つ目は「運動を習慣化する」です。運動をすることで、いい感じの疲れを得ることができます。そうすると自然と眠くなってきます。
運動といっても、激しいものである必要はありません。ウォーキングや軽いストレッチでも十分です。ジムに通うのも良いですね。僕は週に2回ほど、ジムで軽めの筋トレをしています。おかげで寝つきが良くなりました。
食事の時間を見直す
5つ目は「食事の時間を見直す」です。夜遅い時間に食事をすると、消化のために胃が働き続けることになります。そうなると眠りが浅くなってしまいます。なので夜9時以降の食事は避けるようにしましょう。
また、カフェインの摂取にも気を付けましょう。カフェインは胃への刺激も強いので、夜遅くに摂取すると寝つきが悪くなります。
睡眠環境を整える
そして6つ目は「睡眠環境を整える」です。部屋の明るさや温度、湿度などを調整して、快適な睡眠環境を作りましょう。
光は完全に遮断した方が良いですね。カーテンは遮光カーテンがおすすめです。温度は室温18〜23度くらい、湿度は50〜60%くらいが快適だと言われています。枕も自分に合ったものを選びましょう。
長期的な対策も忘れずに
ここまで「考えすぎて眠れない夜」に即効性のある対処法を紹介してきました。ですがこれらはあくまでも対処療法でしかありません。根本的な解決のためには、考えすぎてしまう原因に向き合う必要があります。
例えば仕事のことで考えすぎてしまうのであれば、その仕事がHSPの自分に合っているのかを見直してみましょう。HSPは刺激に敏感なので、ストレスの多い仕事は向いていません。向いている仕事に転職することで、考えすぎが軽減される可能性があります。
また、HSPは完璧主義な面があるので、自分に対して厳しくなりすぎている可能性もあります。100点を目指すのではなく、70点くらいでOKと考えられるようになると、考えすぎも減っていくでしょう。
最後に
考えすぎて眠れないのは、HSPにとってはよくある悩みです。でもそれは、物事を深く考えられるというHSPの素晴らしい特徴の裏返しでもあります。なのであまり自分を責めすぎないでください。
今回紹介した方法を実践しながら、少しずつ改善していけばいいんです。すぐには効果が出ないかもしれませんが、焦らず気長に取り組んでいってください。きっと、あなたらしい快適な睡眠が見つかるはずです。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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