こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが人の幸せを喜べない理由」というテーマで記事を書いていきます。
「友人が結婚するのに、心から祝福できない…」
「同僚の昇進を聞いて、なんだか複雑な気持ちになってしまう…」
「知人の幸せそうな様子を見て、自分がダメな人間に思えてくる…」
HSPの方で、こういった経験をされている人は多いのではないでしょうか。
僕自身も以前は、人の幸せを素直に喜べない自分に嫌気が差していました。同じHSPとして、皆さんの気持ちはよくわかります。今回はそんなHSPが人の幸せを喜べない理由と、その対処法について詳しく解説していきたいと思います。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが人の幸せを喜べない理由5つ
それでは早速、HSPが人の幸せを喜べない理由を見ていきましょう。
共感力が高すぎるから
HSPは共感力が高いという特徴があります。これは素晴らしい特徴なのですが、時としてこの共感力の高さが仇となることがあります。
例えば友人が結婚するとき。おめでとうという気持ちと同時に、「結婚式の準備で大変そうだな」「新生活に不安はないのかな」「お金の心配とかしていないかな」など、様々な心配事が頭に浮かんでしまうんです。
相手の立場に立ちすぎて、喜びよりも不安や心配が先に来てしまう。これはHSPならではの特徴と言えるでしょう。
自分と比較してしまうから
HSPは物事を深く考える傾向があります。誰かの幸せな出来事を聞くと、つい自分と比較してしまいがちです。
「同期が昇進したのに、自分はまだ…」
「友達は結婚して幸せそうなのに、自分は恋人もいない…」
「SNSの投稿を見ると、みんな充実した生活を送っているのに…」
こういった比較の思考に陥りやすいのも、HSPの特徴と言えます。
将来への不安が強いから
HSPは先のことを考えすぎてしまう傾向があります。誰かの幸せな出来事を聞いたときに、その人の将来までイメージしてしまい、逆に自分の将来が不安になってしまいます。
例えば、友人が家を購入したという話を聞いたとき。「自分も将来家を買えるだろうか」「ローンは組めるだろうか」「老後の生活は大丈夫だろうか」と、次々と不安が湧いてきてしまいます。
自己肯定感が低いから
HSPは周りに合わせやすい性格なので、自分の意見を抑えがちです。そのため自己肯定感が低くなりやすい傾向があります。
誰かの幸せを聞いたときに「自分にはそんな幸せは訪れない」「自分には無理だ」といった否定的な考えが浮かんでしまうのは、この自己肯定感の低さが影響しています。
人の目を気にしすぎるから
HSPは人の目を気にしやすい特徴があります。誰かの幸せな出来事を聞いたとき、周りからの評価を気にしすぎてしまうんですね。
「自分だけが取り残されている」
「周りからダメな人間だと思われているのでは」
「いつまでも未熟だと思われているかも」
こんな感じで、他人からの評価を過度に気にしてしまうことで、素直に喜べなくなってしまいます。
人の幸せを喜べないときの対処法
ここからは、これらの悩みへの対処法を紹介していきます。
まず大切なのは、「そういう気持ちになるのは自然なこと」と受け入れることです。HSPは敏感で繊細な気質を持っています。誰かの幸せを聞いて複雑な気持ちになってしまうのは、HSPにとってはごく自然な反応です。
それから「誰かが幸せになることは、自分の不幸につながらない」ということを意識するといいでしょう。幸せというのは、誰かが独占するものではありません。むしろ周りの人が幸せになることで、自分にも良い影響が巡ってくる可能性が高まります。
具体的な対処法としては以下がおすすめです。
まとめ
HSPが人の幸せを喜べない理由を5つ紹介してきました。
上記の通り、HSPの特性によって、人の幸せを素直に喜べなくなってしまっているんですね。逆に言えば、繊細で深い思考ができるHSPだからこそ、相手の幸せをより深く考えられるということです。
これは決して悪いことではないので、この特徴を理解した上で、人の幸せを喜べない感情とうまく付き合っていきましょうね。今日ご紹介した対処法を実践していけば、誰かの幸せを素直に喜べる日が来るはずですから。
少しずつ前に進んでいきましょう。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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