こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSP気質は親が原因なのか」というテーマで記事を書いていきます。
HSP気質で苦しんでいる方の中で、その原因を親の育て方の影響だと考えている方はいないでしょうか。今回はその辺りについて、僕の体験談などを踏まえつつ記事にまとめていきたいと思います。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSP気質は親が原因の部分もある
いきなり本題です。
HSP気質は親が原因なのか。
この問いに対して、答えは半分YESで、半分NOといったところです。HSPは生まれつきの気質だと言われています。遺伝的な要因が強いと言われていますが、その気質が強く出るかどうかは、その後の環境によって変わってくる部分もあると思います。
例えば僕は、親が周りに気を遣うタイプだったので、その影響をモロに受けました。嫌なことやつらいことがあっても、文句を言わず、我慢する。そんな親だったので、僕自身もそれが正しい生き方なのだと思って育ちました。今思えば、これがまさに僕のHSPとしての自己肯定感の低さを作り上げていたんだなと感じます。
こんな感じで、親の育て方が原因でHSP気質が強く出るようになってしまう可能性はあると思います。
親が原因だけど、親のせいだとは思わない
親が原因でHSP気質が強く出るようになってしまったからといって、それを「親をせいだ」と批判するのは違うと僕は思います。理由は、時代は変化しているから、です。
例えば僕が小学生の頃は、インターネットやスマホというものはありませんでした。なのでわからないことがあったときに頼りになるのは、辞書。学校でも辞書の使い方を習いましたし、親にも教えてもらいました。ですが時代は変わり、今はわからないことがあったらスマホでサクッと調べることができます。あのとき習った辞書の使い方は、使う場面がありません。だからといって、当時の親や先生に「あんな無駄なことを教えやがって」とは思わないですよね。あのときは、まさかこんな時代が来るとは思ってなかったはずで、辞書を使うことは正解だったはず。
これと同じで、当時の僕に「我慢すること」を親が教えてくれたということは、当時はそれが必要な価値観だったんだと思います。当時は今みたいに、転職とかフリーランスとか、そんなものは一般的ではなかったはずですからね。気軽に副業だってできなかったことでしょう。遊びたいのを我慢して勉強して、いい大学に入って、いい会社に正社員として入社して、そこで何があっても我慢して勤め上げるのが美しい働き方だったはずです。我慢することは、当時の世の中をうまく渡り歩いていく上で重要な力だったんだと思います。
それが最近は、大きく世の中が変わりました。自由な生き方を選べる世の中になったんです。いい時代になりましたね。
そしてこれからも、時代は変わります。今の時代をうまく生きていたとしても、この先の未来にうまく順応できるかはわからないということです。「辞書で調べる」から「インターネットで調べる」という時代に変化しましたが、早くも「AIに聞く」時代になってきました。今の親が子供に、インターネットの使い方を教えたところで、その子が大人になったときには使えない知識になっているかもしれないですね。
話は少し大袈裟な感じになりましたが、HSP気質が強く出るようになったのは、半分は親の育て方が原因と言える部分もあるでしょう。ですが、それを親のせいとしてしまうのは、少し深掘りが足りないかと思います。当時の正しい生き方を教えてくれた親には、感謝しかないです。その過程でHSP気質を強められてしまったんだとしても、それは仕方のないことだったんだと思っています。ここまで育ててくれてありがとう。
これはHSPにとっては朗報
話を戻しますが、HSPが遺伝的な要因だけでなく、親の育て方によって強く出たり出なかったりするのであれば、これはHSPにとっては朗報ですね。遺伝的な要因が全てなのであれば、それを覆すことはできないです。でも親の育て方などの環境面によって左右されるのであれば、今後の工夫次第でその強く出てしまった部分は変えられるということです。実際に僕も、大人になって自分であれこれ調べながら動いたことで、生き方が楽になったと感じます。
今、HSP気質で生きづらさを感じている人は、そのつらさの半分くらいは工夫次第で軽減できるかもしれません。
せっかく現代に生まれたのだから、我慢せずに自由に生きよう
先ほども少し書きましたが、今はフリーランスやリモートワーク、フレックスタイム制、副業といった生き方が気軽にできる時代になりました。ノマドワーカーという言葉も、もう新しい言葉ではないですよね。正社員として入社し、何があっても我慢して勤め上げる時代は、もう過去のものです。せっかく現代に生まれたわけなので、少しでもHSPがその気質を活かせる働き方にシフトしていくことも検討するべきでしょう。
実際に僕も、正社員として働くのをやめ、パート+副業(収入的にはこっちが本業)のような働き方をしています。周りの評価を気にすることも、将来の出世の心配をすることもなくなりました。パート先で謎の文句を言われることもありますが、別に出世に響くとかはないので、ノーダメージです。
というわけで、HSPは親が原因だと思って親を恨んでいた方、そんなことで消耗するよりも、もっと根本的に我慢せずに済む生き方を目指してみてはいかがでしょうか。
このブログでは、HSPが今よりもっと快適に生きるためのノウハウを発信しています。他の記事もぜひ参考にしてみてください。以下の記事などは、自由に生きる道を検討している方にはぜひ読んでいただきたいですね。
まとめ
というわけで今回は「HSP気質は親が原因なのか」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。
- HSP気質は親が原因なのか
半分YESで半分NO
遺伝的な要因が強いと言われている
その後の環境によって変わってくる部分もある - 親が原因だけど、親のせいだとは思わない
時代は変化しているから
昔の普通は、今の普通じゃない
今の普通も、未来の普通じゃない
親には感謝 - HSPにとっては朗報
今後の工夫次第で、強く出てしまったHSP気質は変えられる - 我慢せずに自由に生きよう
HSP気質を活かせる働き方にシフトしていくことも検討しよう
いかがでしたでしょうか。今回はいつものような役に立つ系の記事ではなく、僕の考えを書き綴った感じの記事になってしまいました。たまにこんな記事も書いてしまいますが、HSP気質に悩む読者の皆さんが、少しでも前向きに生きるきっかけになれたらいいなあ、と思い書いているので、優しい目で見ていただけますと幸いです。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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