こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが空腹に弱いのはなぜか」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで空腹になると何もできなくなる、イライラして気が散る、と感じている人はいませんか?
空腹はHSPでない人にとってもしんどい状態ですが、敏感なHSPにとってはさらにしんどいものですよね。
この記事では、HSPが空腹に弱い理由を解説していきます。記事の後半では対処法や改善策を紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが空腹に弱いのはなぜか
まずはHSPが空腹に弱い理由を解説していきます。
僕の実体験から、理由として考えられるのは以下の4つですね。
- 深い思考でエネルギーを多く消費するから
- ストレスを感じやすいから
- 集中力が低下するから
- 体調の変化に気付きやすいから
深い思考でエネルギーを多く消費するから
HSPは物事を深く考えて処理する特性があります。そのため、他の人に比べて脳が多くのエネルギーを必要とします。
空腹時は脳に行き渡るエネルギーが不足している状態なので、HSPは深い思考ができません。
これはかなりストレスですね。いつもより頭が回らず、いつも通りにやることが進まない感じはめちゃくちゃイライラします。
HSPにとって空腹は大敵と言えます。
ストレスを感じやすいから
HSPは刺激に敏感なので、小さな刺激でも強いストレスを感じることがあります。
空腹はコルチゾールというストレスホルモンの分泌を促進します。普通の人にとっては大したレベルではない量のストレスホルモンも、HSPにとっては大きなものとして感じられてしまう可能性があります。
これがHSPが空腹を苦手とする1つの理由と言えますね。
集中力が低下するから
空腹時には集中力が散漫になりやすいですよね。
そのため、外部からの刺激がいつもよりも多く入ってきてしまいます。いつもなら気にならないあの音も、あの光も、あの匂いも、空腹状態のHSPの脳は拾ってしまいます。
HSPはただでさえ外部の刺激を多くキャッチして疲れやすいのに、それがさらに増幅されるとなると、しんどすぎますね。
体調の変化に気付きやすいから
HSPは、身体の小さな変化や不調に気づきやすいです。
空腹もそのような身体の変化の一つとして、敏感に察知している可能性があります。
普通の人にとってはまだ「お腹が空いた」と感じないレベルの微弱な空腹感であっても、HSPははっきりと感じてしまうということです。
空腹への一時的な対処法
ここからは空腹への対処法を紹介していきます。
「今まさに空腹でしんどい」というときに使える対処法として、僕が良くやっているのは以下の6つですね。
- ナッツを食べる
- 水分でごまかす
- 飴ちゃんを舐める
- 軽い運動をする
- ストレッチをする
- リラックスできる香りを嗅ぐ
ナッツを食べる
まずはナッツですね。これが一番効果があると感じます。
ナッツを数粒食べるだけで、びっくりするほどお腹が空きません。重たくもないので、集中力も下がらず良い感じです。
塩分の入っていない、素焼きのアーモンドがおすすめです。
水分でごまかす
水やお茶などの水分でお腹を満たす作戦も有効ですね。
胃に重たいものが入るので、空腹をごまかせます。
ジュースなどは飲み過ぎると体に悪いので、ほどほどにしましょう。
飴ちゃんを舐める
飴ちゃんで胃に糖分を入れて、空腹を脱却するというのも良くやりますね。
ガッツリ食事を摂るわけではないので、仕事中でも気軽に舐められる便利な飴ちゃん。
甘いものを食べて脳をリフレッシュさせるという意味でも、結構効果があります。
軽い運動をする
その場でできる軽めの運動もおすすめです。
スクワットや腿上げ、シャドーボクシング、プランクなど、道具を必要としない運動は意外とたくさんあります。
空腹で感じるストレスを運動で解消する、ということですね。
僕はよくスクワットしてます。じんわり汗をかくかかかないかくらいの回数をやると、汗の不快感もなく、血流も良くなるので良い感じに気持ちよくなれます。
ストレッチをする
運動と同じ理由で、ストレッチも効果的ですね。
5分くらい時間をとって念入りに伸ばすことで、血流が良くなりストレスが解消できます。
座り仕事の人は、脚のストレッチをしっかりやるといいですね。
リラックスできる香りを嗅ぐ
HSPは匂いにも敏感なので、リラックスできる香りを嗅ぐこともかなり効果があります。
仕事中ならハーブティーやジャスミンティーなどの、良い香りの飲み物が手軽でおすすめですね。
ハンドクリームも、周りの目を気にせず使えて良いです。
普段の食事から、空腹を改善する方法
上記は空腹時の一時的な対処法でしたが、そもそも空腹になりづらいような食事を心がけることも効果的です。
以下の3つを心がけましょう。
- 糖質は少なめに
- 食物繊維は多めに
- ゆっくり食べる
糖質は少なめに
糖質が多めの食事を摂ると、血糖値が一気に上がり、その後ジェットコースターのように急降下する血糖値スパイクという状態を引き起こします。急激に血糖値が低下すると空腹感が刺激されるので、この血糖値スパイクを防ぐことが空腹感を減らすためには重要と言えますね。
HSPは脳の情報処理量が多いため疲れやすく、その回復のために無性に甘いものが食べたくなることが多いです。
ですが、欲望に任せて一気に糖分を投入するのは良くないです。血糖値スパイクが起こり、少ししたらまたお腹が空いてしまうからです。追加で身体のだるさや頭が回らないなどの症状にも襲われます。
普段の食事では糖質をほどほどに抑えて、お腹が空いて集中力が落ちたタイミングでちょこちょこ甘いものを摂取するくらいにすると、血糖値の乱高下を抑えられます。
食物繊維は多めに
食物繊維は糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。血糖値の乱高下を抑えられるので、結果として空腹を抑えることができるということになりますね。
また、食物繊維は胃の中で膨張します。食べ過ぎを防止できるので、そもそも糖質を摂取する量も減らせそうですね。
ちなみにこの量を摂取しようと頑張ってみると、普段の食生活でどれだけ食物繊維が不足しているかがわかります。
しっかり意識して摂らないと、絶対に必要量に達しません。以下を取り入れると比較的簡単に必要量に到達することができます。
食物繊維を手軽に摂れるおすすめの飲み物
1本で食物繊維が7グラム摂れるので、かなり強いです。
食物繊維のドリンクといえば大塚製薬の「ファイブミニ」が思いつきますが、こちらは1本で6グラムということで「栄養強化型1日分の野菜」の勝利です。
コンビニで買えます。
食物繊維を手軽に摂れるおすすめの食べ物
カロリーメイトの小さい版みたいなものなので、手軽に食べられます。
味はいくつかありますが、「果実たっぷり」「ブルーベリー」「ココア」が食物繊維多めです。
こちらはドラッグストアでよく見かけます。
ゆっくり食べる
食事のスピードも重要です。やはり血糖値の乱高下を抑えるためには、ゆっくりよく噛んで食べることが大事です。
とはいえこれは、僕も頭ではわかっているんですができていません。
ついつい早食いになっちゃいます…
早く食べて他のことをやりたい気持ちが強いんですよねぇ…
たまにちょっとお高めなお店に行ったときは、めちゃくちゃゆっくり味わって食べるんですが、普段の食事だとどうにもね…
良い方法知ってる方いたら、アドバイスください。
まとめ
というわけで今回は「HSPが空腹に弱いのはなぜか」というテーマで記事にまとめました。
簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが空腹に弱いのはなぜか
深い思考でエネルギーを多く消費するから
ストレスを感じやすいから
集中力が低下するから
体調の変化に気付きやすいから - 空腹への一時的な対処法
ナッツを食べる
水分でごまかす
飴ちゃんを舐める
軽い運動をする
ストレッチをする
リラックスできる香りを嗅ぐ - 普段の食事から、空腹を改善する方法
糖質は少なめに
食物繊維は多めに
ゆっくり食べる
HSPにとって、空腹は大敵です。持ち味の「深い思考」が奪われ、本来の力が出せないのでストレスも溜まるという悪循環に陥ってしまいます。
今回紹介した対処法を試すことで、徐々に空腹との付き合い方も見えてくるかと思います。
かなり効果があるので、ぜひ試してみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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