こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPはなぜLINEが苦手なのか」というテーマで記事を書いていきます。
HSPでLINEが苦手だと感じている方、きっとたくさんいらっしゃるかと思います。スピーディーにやりとりできるのはありがたいのですが、HSPにとっては苦痛に感じる部分も多々あります。
この記事では、HSPがLINEのどんな部分を苦手と感じるのか、その解消法としてどんなものがあるのかを詳しく解説していきます。読み終わる頃にはきっと、LINEへの苦手意識も軽減されているはずです。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPがLINEを使うときのあるある
まず最初は、HSPがLINEを使うときのあるあるを紹介していきます。以下の4つは、よくありますね。
- 既読をつけずに放置してしまう
- 返信する文章作成に時間をかける
- 相手にどう思われているかが気になる
- グループLINEで発言できない
既読をつけずに放置してしまう
これはかなりやりますね。既読にしてしまうと、「既読スルーされた」とか言い出す人がいます。なので既読にはなるべくしません。でも内容は気になるので、長押しして内容を確認しつつ、緊急でなければそのままそっ閉じします。
言い訳っぽく聞こえるかもしれませんが、一応あとで返そうとは思っています。既読にしてしまうと誰に返さなきゃいけないかが分かりづらくなってしまうので、あえて未読のままにしているというのもあります。
結局未読スルーしてしまうことも多いんですけどね。
返信する文章作成に時間をかける
HSPは周りに気を遣いすぎてしまうという特性があります。自分が送った文章で相手がどう思うか、これを必要以上に考えてしまいがちなんです。
- 相手に不快な思いをさせない文章に。
- 相手のレベルに合わせて読みやすい文章に。
- 相手に誤解されない文章に。
- 自分に悪い印象がつかない文章に。
- そして、なるべく面倒な返信が来ない文章に…
こんなことを考えながら返信を作成するので、短い文章でもかなりの時間がかかります。
めちゃくちゃ仲の良い気の知れた相手ならさらっと返せますが、そういう相手は少ないですね。
相手にどう思われているかが気になる
送った後のことも気になりますね。
気を遣って、時間をかけて作成した返信文面ですが、果たしてこれを読んだ相手はどう思うのか。
- 今回の相手には、こんな感じの文章の方がよかったかも知れない…
- この部分の表現が、もしかしたら違う意味で捉えられているかも知れない…
そんなことを考えて時間が過ぎるので、LINEに直接触れていない時間も気が休まらないことがあります。
グループLINEで発言できない
上記3つのこともあり、グループLINEでは特に発言ができません。
自分が反応しなくてもどんどんやりとりが進んでいくので、時間をかけて返信を考えていては乗り遅れます。送った後にどう思われるかも、グループの人数が多ければ多いほど考えるのが大変です。既読だけつけて参加しないのもどうなのかな…とか考えがちです。
もともとHSPは大人数での会話が苦手です。場所がLINE上になっただけで、大人数で会話していることには変わらないんですよね。大人数が苦手なことにLINEの苦手もプラスされて、グループLINEの苦手意識はかなり高いです。
HSPはなぜLINEが苦手なのか
上記のあるあるを踏まえて、HSPがLINEに対して苦手意識を感じる理由としては以下になります。
- 返事に悩むのがしんどい
- 送った後の反応が気になってしんどい
- どうせまた返ってくるし…と考えるとしんどい
- グループLINEがしんどい
- 一人でリラックスする時間が奪われてしんどい
どれもHSPにとっては大きなストレスです。時間をかけて文章を考えて返事をしたのに、それをしたことによって相手の反応が気になったり、また返事がくる苦しみに襲われます。
踏んだり蹴ったりってやつです。
また、HSPは「一人でリラックスする時間」が大切だということが良く言われますが、この「一人でリラックスする時間」がLINEによって削られてしまっているのも苦手と感じてしまう理由と言えます。
軽減する方法
さて、ここからはHSPがLINEの苦手を軽減する方法を紹介していきます。
実際に僕がやって効果があったものを紹介するので、おそらく同じ悩みを抱えているHSPの方には効果が期待できるかと思います。
- 後でまとめて返す
- 通知をオフにする
- リアクション機能を使う
- 無理に返事しようとしない
後でまとめて返す
まずはしんどい時間をなるべくまとめてしまおうという作戦です。
LINEの苦しみが1日に何度もあるのは苦痛すぎます。
- 朝の○時からの15分間
- 昼休憩の食後の15分間
- 帰りの電車内の15分間
などのように、1日の中でLINEの対応をする時間を決めて、その時間にやりきってしまうようにしましょう。その時間以外は基本的にLINEに反応しないようにすれば、他のことに集中できますからね。
また、制限時間を決めることでLINEを返すスピードも速くなります。締切効果ってやつですね。時間内にやり切ることに集中できるので、あまり細かいことに気を遣う余裕もなくなります。かなり気持ちが楽になりますよ。
スピーディーにやりとりできるのがLINEの良いところですが、そんなことを気にしていてはHSPの心がもちません。自分を大事にしていきましょう。
通知をオフにする
上記で紹介した「後でまとめて返す」に合わせて使うと効果的なのがこれです。
後で返そうと思っても、通知がくるとどうしても気になってしまいますよね。通知を切ることで、決めた時間以外にLINEに気が向くことを防げます。
- 時間制限を設けて全ての通知を切るのもよし
- 家族とのLINEだけを残して、その他の通知をオフにするのもよし
これもかなり気持ちが楽になりますよ。
苦手なものに触れて気持ちが盛り下がる機会をなるべく減らしていきましょう。
通知をオフにする手順は、後ほど紹介します。
リアクション機能を使う
LINEには、「リアクション機能」というものがあります。相手に通知がいかずに、こっそりリアクションを返せるという機能です。
返事が遅くなってしまうと、返す文言にも気を遣いますよね。「遅くなってごめん!」って送るにしても、毎回遅れてるのでなんだかそれも気まずい…そうなると余計に返事が遅くなりますし、返信を考える時間も長くなります。結局既読スルーという事態にもなりかねません。
そんなときに便利なのが、リアクション機能ですね。こっそりリアクションをつけておけば、後で相手がやりとりをチェックしたときに、「無視ではないよ」というアピールにもなります。会話の流れを切れるというメリットもあるので、積極的に使っていくと良いでしょう。
リアクション機能の使い方も、後ほど説明しますね。
無理に返事しようとしない
最後は気持ちの面でのアドバイスです。
LINEが苦手ならば、無理に返事をする必要はないですよ。
そもそもHSPは世の中の5人に1人しかいません。他の4人が作り上げた幻想に付き合っていたら、心が持ちませんよ。
また、多くの人はLINEの返事が遅かったり、既読スルーが増えたくらいであなたのことを悪く思わないはず。「この人はLINEが苦手なんだな」と思ってくれる人が多いと思います。もしそこで関係が悪くなるような相手なら、さようならでいいですね。そんな人と付き合っていても、疲れるだけです。
自分の身は自分で守って、その過程でいなくなる人はそれまでの人だったということ。残ってくれた人のことを大事にしましょう。
僕は上記を実践して、救われた
上の4つの方法を実践して、僕の気持ちはかなり楽になりました。
今は返事が遅くても、最悪反応しなくても縁が切れずに仲良くしてくれている人だけが周りに残っています。なのでLINEに対する苦手意識も無くなりました。
こんな感じで、何事も自分のペースでやれるのがいいに決まってます。
仕事ならまだしも、プライベートで苦手なことに気持ちを持っていかれるのはおかしいです。人間関係の断捨離と思って、LINEから改善していきましょう。
生きやすい人生が、手に入りますよ。
LINEの通知をオフにする方法
もう知っている方も多いかと思いますが、念のためLINEの通知をオフにするやり方を以下にまとめておきます。
全ての通知を一括でオフにする方法
- LINEアプリ(ホーム画面)を開きます。
- 右上の「設定」のアイコン(ギアの形をしていることが多い)をタップします。
- 「設定」の中から「通知」を選択します。
- 全ての通知をオフにする、一時停止する、新規メッセージのみオフにする、などなど色々と設定できます。
個別の通知をそれぞれオフにする方法
- LINEアプリを開きます。
- 通知をオフにしたいチャットルームを開きます。
- チャットルームの右上にある「≡」マークをタップします。
- 上部にある「通知オフ」をタップすることで、その特定のチャットルームの通知をオフにできます。
LINEのリアクション機能の使い方
リアクション機能の使い方についても、以下にやり方をまとめておきます。LINEの「使い方ガイド」から引用しているので、公式版を見たいという方は以下からどうぞ。
相手に通知がいくこともないので、既読スルーした際にこっそりリアクションしておくことができます。LINEが苦手なHSPさんはぜひ使ってみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
HSPが心穏やかにLINEと付き合える日が来ることを願っています。
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