こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今日は「HSPとぐるぐる思考」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの方の多くは、「ぐるぐる思考」に悩まされているのではないでしょうか?
ぐるぐる思考というのは、頭の中をいろんな思考や感情がぐるぐる回って、抜け出せなくなる状態のことです。
このぐるぐる思考、楽しいことがぐるぐるするならいいのですが、基本的にネガティブな感情が回ることが多いんですよね。
ぐるぐる思考に陥ると、仕事が手につかなくなったり、自己嫌悪に陥ったり、眠れなくなったりするのでかなりやっかいです。
小さな幸せに気付けなくなるといったデメリットもあります。
そこでこの記事では、「HSPがぐるぐる思考から抜け出す方法」について詳しく解説していきます。
そもそもぐるぐる思考にならないための対処法についても紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPがぐるぐる思考から抜け出す方法
まずはHSPがぐるぐる思考から抜け出す方法について解説していきます。
以下の4つになります。
- 好きなことに没頭する
- 軽い運動をする
- 思考の内容を紙に書く
- カウントしながら呼吸をする
好きなことに没頭する
まず1つ目は「好きなことに没頭する」です。
そもそもぐるぐる思考は、あまりやることがない暇なときに発生することが多いです。
- 通勤・通学の電車内とか
- 休憩時間とか
- 退屈な授業の最中とか
- 仕事の暇な時間帯とか
- 家に帰って一息入れているときとか
他にやることがあるときには、ぐるぐる思考ってあまり発生しないんですよね。
となると当然、ぐるぐる思考が発生したら、何かをやり始めることで解消できるということになります。
- 文章を書く
- 料理をする
- 筋トレをする
- 運動をする
- 読書をする
- 映画やドラマを見る
- 音楽を聴く
軽い運動をする
2つ目は「軽い運動をする」です。
好きなことに没頭するといっても、仕事中や授業中などに料理や映画鑑賞をするわけにはいかないですよね。
そんなときに試して欲しいのが、「軽い運動」です。
仕事中や授業中にできるものとしては以下のようなものがありますね。
- ストレッチ
- スクワット
- 空気イス
- 机を持ち上げる
- 肘かけを腕で押して体を持ち上げる
いつでもどこでもでき、かつ軽めの運動といえば、このくらいでしょう。
僕はよく仕事中にスクワットとかやってます。特に怒られたことはないです。
立ち上がれない状況のときは、机を持ち上げるのもやりますね。机が重すぎて持ち上がりませんが、本気で持ち上げようとすると結構体が熱くなってきて息が乱れます。
思考の内容を紙に書く
続いて3つ目は「思考の内容を紙に書く」です。
紙に書いたくらいで何が変わるんだよ…
最初の頃はこんな感じで正直舐めていましたが、実際にやってみるとかなり効果を感じましたので、ごめんなさいですね。
やり方としてはまず、A4の紙を何枚か用意します。
そしてそれに、ぐるぐる思考の内容をひたすら書き出していくだけです。
しばらく書き続けていると、だんだん書くことがなくなってきます。
頭の中ではあんなに同じことを何度も考えていたのに、紙に書くと同じことは書かないんですよね。
不思議なもんです。
書いた紙はゴミ箱に捨てるなりシュレッダーに投入するなり、好きに処分してください。
今までぐるぐる頭の中を回っていたものが、紙に落とし込まれてゴミになりました。
かなりスッキリするので、ぜひやってみてください。
カウントしながら呼吸をする
4つ目は「カウントしながら呼吸をする」です。
このブログではこれまでに何度も「瞑想」のメリットについてお伝えしてきました。
瞑想の詳しいやり方は、以下の記事を参考にしてください。
ですが、仕事中や授業中に、上の記事で紹介しているレベルの瞑想をやるのは難しいですよね。
目を瞑って呼吸に集中していたら、普通に見たらサボってるようにしか見えないので。
なので今回は、「瞑想」という大袈裟なものではなく、ただ「カウントしながら呼吸をする」というレベルのものをおすすめします。
背筋を伸ばして、腹式呼吸でゆっくり大きく息をします。
5秒吸って、7秒とめて、8秒で全ての息を吐き出すのを繰り返します。
頭の中でこの秒数をカウントしながら、体の膨らんで縮んでいく感覚に意識を向けます。
あとはしばらく、この呼吸を続けるだけです。
目を開けていますし、静かな場所でやるわけでもないので、本格的な瞑想に比べると効果は下がりますが、それでもぐるぐる思考への対処としては充分です。
呼吸のカウントだけで結構いっぱいいっぱいになるので、他のことを考えている余裕がなくなります。
どうでもいいぐるぐる思考が消えて、酸素をたくさん取り入れたフレッシュな自分に生まれ変われます。
そもそもぐるぐるしないための対策
ぐるぐる思考に陥ったときに抜け出す方法については、上記の通りです。
ですが、そもそもぐるぐる思考に陥らないよう対策することも、忘れてはいけませんね。
- そもそもぐるぐる思考にならないようにする
- ぐるぐる思考になってしまったら上記の方法で抜け出す
この二段構えでいきたいところです。
というわけでここからは、①の「そもそもぐるぐる思考にならないようにする」ための対策を紹介していきます。
といってもその対策としては以下の2点だけです。
- ネガティブな情報に触れないようにすること
- しっかり深い睡眠をとること
ネガティブな情報に触れないようにすること
まずはネガティブな情報をなるべくシャットアウトしましょう。
ぐるぐる思考は、ネガティブな情報から始まることが多いです。
- どこどこで凶悪事件が起きた
- 芸能人のだれだれの発言が批判を浴びている
- 政治家のだれだれが税金の無駄遣いをしている
- 同僚が上司の愚痴ばかり言っている
などのネガティブな情報を受けると、共感力が高くて平和主義なHSPとしてはあれやこれやと考えさせられてぐるぐる思考に陥ってしまいます。
これらの情報を避けることで、ぐるぐる思考を回避できます。
具体的な対策としては、以下の通りです。
- SNSを見ない
- 朝のニュースを見ない
- ネガティブ発言が多い人から離れる
ですがネガティブ発言が多い人が親戚や職場の上司や同僚だった場合、なかなかすぐに離れることは難しいです。
その場合には①と②だけの実践でも、かなり効果がありますよ。
特にSNSは、ネガティブな情報の宝庫です。
ニュースについては完全に見ないわけにはいかないと思うので、せめて朝のニュースだけでも控えるといいですよ。
朝のネガティブニュースは、その日一日の思考に影響するので。
しっかり深い睡眠をとること
そもそもぐるぐる思考にならないための対策、2つ目は「しっかり深い睡眠をとること」です。
これはもはや説明不要かと思いますが、念のため。
HSPは、周りの刺激に敏感な特性を持つため、日常生活の中で大きなストレスを感じます。
- 周りの刺激で大きなストレスを感じる
- ストレスが溜まってイライラする
- ネガティブな情報に反応しやすくなる
- ぐるぐる思考に持っていかれてしまう
- 脳がフル回転しているためなかなか眠れない
- 疲れが残ったまま朝を迎える
- ①に戻る
上記の通り負のループに陥ります。
しっかり深い睡眠をとることで、疲れやストレスをリセットして朝を迎えられれば、ぐるぐる思考に繋がるループを断ち切ることができます。
HSPの睡眠については以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
まとめ
というわけで今回は「HSPとぐるぐる思考」というテーマで記事にまとめました。
簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPがぐるぐる思考から抜け出す方法
好きなことに没頭する
軽い運動をする
思考の内容を紙に書く
カウントしながら呼吸をする - そもそもぐるぐるしないための対策
ネガティブな情報に触れないようにすること
しっかり深い睡眠をとること
HSPにとって、ぐるぐる思考に陥っている時間はつらいものです。
一人で勝手にストレスを溜め込んでいっている状態なので、良くないことなのはわかっているのですが、一度ぐるぐるが始まっちゃうとなかなか抜け出せないんですよね。
また、SNSや朝のニュースを控えることで、そもそもぐるぐる思考に陥りにくい状態を作ることも可能です。こちらはすぐに実践できるので、騙されたと思って数日やってみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント