こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPは芸術作品に感動しやすい?」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで美術館や映画館が好きな人は多いと思います。美しいものをみると感動しやすいんですよね、HSPは。音楽なども同じで、美しい音や歌声に魅了されやすいです。僕もHSPですが、この点は普通の人に比べてかなり得していると感じます。HSPに生まれてよかったなぁ…と感じる瞬間です。
今日はHSPと芸術の関係を掘り下げていきます。記事の前半では、HSPが芸術作品に感動しやすい理由を解説。そして後半では、その豊かな感性を活かしてクリエイティブな仕事をすることのメリットを解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが芸術作品に感動しやすい理由
まずはHSPが芸術作品に感動しやすい理由を解説していきます。以下の4つが大きいですね。
- 裏側にある努力を感じ取れるから
- 登場人物に感情移入できるから
- 光や音などの刺激に敏感だから
- 空気感を肌で感じられるから
裏側にある努力を感じ取れるから
HSPは細部にまでこだわって丁寧にものを作り上げていくことが得意です。自分自身がそんな感じなので、芸術作品を観る際にも細部にまで注目して見てしまいます。
美術館などで絵の隅々まで見て、描いた人の技術力に震えます。本を読んでいても、作者の美しい日本語表現に感動することがよくあります。音楽を聴いていても、歌い手の声の歌唱力に圧倒されて涙が出たりします。
圧倒される、という表現がピッタリですかね。うわーなんでここでこんな表現ができるんだよ…という作り手の努力と技術に圧倒される感じです。
登場人物に感情移入できるから
HSPは共感力が高いという特性があります。なので舞台や映画、本の中の登場人物に共感し、感情移入して作品を楽しむことができます。単に見ているだけでなく、その作品に参加している感覚になれるため、より没頭している状態になります。なので主人公が頑張っている場面や感動している場面になると、一緒になってよく泣きます。芸術作品に触れると一瞬で異世界に行けます。最高ですね。
ちなみに僕は本を読んでいるときに感動で涙が止まらなくなることがたまにあります。映画館で映画を観ているときもたまに泣きそうになるのですが、恥ずかしいので全力で堪えています。映画館で周りを気にせずすすり泣きできる人は羨ましいです。
光や音などの刺激に敏感だから
HSPは刺激に敏感という特性があります。舞台のキラキラした照明や、映画の大きな音、コンサートの美しい音色などを敏感に感じとります。気持ちもたかぶっているので、心地よい感覚に浸ることができます。
例えば舞台の照明とかは、一番感動する場面でしっかり感動を増幅させるような光の当て方をしていますよね。ただでさえ感情移入して感動しているところに、さらに光の刺激が追い打ちをかけてきます。感動しないわけがないですね。
映画でも同じです。一番盛り上がる場面でしっかり大音量のメインテーマが流れてきます。ただでさえ興奮しているところに、「うわーこの曲きたー」って感じで興奮が増幅されるので、いくとこまでいっちゃいますね。
空気感を肌で感じられるから
それからHSPは周りの空気を感じるのも得意です。舞台や映画、コンサートなどは周りに他のお客さんがいるので、そのお客さんが作り上げる空気感を感じられるのもHSPが芸術作品に感動しやすい一つの要素です。
自分が感動しているときに、周りのお客さんも感動していたら、感動も増幅するじゃないですか。楽しいシーンで周りのお客さんが楽しそうな空気感を作っていたら、自分の楽しさも倍増しますよね。
芸術作品そのものだけでなく、その場にいる人たち全員が作り出す空気感もまた、芸術作品の一部といえます。そのあたりを敏感に感じ取れるのは、HSPが芸術作品に感動しやすい理由の一つです。
感動しやすいのは日常生活でもメリットあり
HSPが芸術作品に感動しやすいことは、日常生活を送る上でもメリットになる部分があります。ここではそのメリットのうち、大きいものを2つ紹介します。
- 少しの時間でリフレッシュできる
- 身の回りの美しい空間で感動できる
少しの時間でリフレッシュできる
これですね。今の時代は芸術作品が身近に感じられるようになりました。スマホでいつでも映画を観れますし、音楽も聴けますね。本もスマホで読めます。SNSやYouTubeで投稿されている画像や動画なども、クオリティーが高いものが多いですよね。便利な時代です。
スマホさえあれば芸術作品に触れられるということは、少しの時間でもリフレッシュできるということです。朝の通勤電車で映画を観れば、通勤の苦痛も和らぎます。昼休憩に音楽を聴けば、午前中の疲れも和らぎます。病院の待ち時間に本を読めば、退屈な気持ちも和らぎます。
HSPは普通の人より疲れやすいと言われていますからね。こういった隙間時間でリフレッシュできるのは大きいです。世の中には芸術作品に感動できない人もいますからね。深く感動できるHSPはこの点でかなり得していると言えます。
身の回りの美しい空間で感動できる
これも感じますね。最近は身近な場所にも美しい空間が増えてきたと感じます。飲食店でも内装にこだわったオシャレなお店がたくさんありますし、そこで出てくる料理も思わず写真を撮りたくなる美しさのものが多いです。
街並みとかも、美しく整備されていてまるで芸術作品かと思えるところが増えましたよね。オブジェが置かれている光景もよく見かけます。
お高いレストランとか、お高いホテルとかに行かずとも、普段の生活の中で「美しい」と感じる瞬間がたくさんあります。これらの芸術的な美しさに深く感動できるHSPは、かなり得していると言えますね。
HSPは芸術家の仕事に適正あり
少し話は変わりますが、HSPはよく「芸術家に向いている」と言われますよね。実際にこのブログ内でも「HSPに向いている仕事30選」という記事を書いていますが、その中で「創造性を活かす職業」という括りで音楽家や作家などの仕事を紹介しています。
創造性を活かす職業の例
- ライター
- イラストレーター
- 作家
- Webデザイナー
- カメラマン
- 音楽家・作曲家
- 翻訳家
- インテリアデザイナー
- フリーランスの編集者
- ハンドメイド作家
などなどですね。芸術作品に感動しやすいHSPは、その創造力を活かして作る側に回ることで、能力を発揮しやすいです。
HSPが芸術家の仕事に向いている点
具体的にHSPが芸術家に向いている点としては以下のようなものが挙げられますね。
- 優しさがある
- 物事を深く考えられる
- 受け手の気持ちを想像できる
- 与えられた条件で工夫できる
- 一人での作業が苦にならない
- 細かいディテールにこだわれる
- 他の人と違う視点で物事を捉えられる
いきなり音楽家や作家を目指すのは難易度が高いですが、すでに知識がある程度ある方はチャレンジしてみるのもありかと思います。
手が出しやすいところとしては、ライターやWebデザイナー、カメラマンなどですかね。「HSPに向いている仕事30選」の記事でも書いていますが、今は自分の作った作品を世に出す方法がたくさんありますからね。ライターを目指すのであれば、ブログを作って記事を投稿すれば、全世界に自分の書いた記事が公開できます。カメラマンであれば、写真を撮ってインスタに上げることで、自分の作品を広められますね。Webデザイナーであれば、専門のスクールに通えば稼げるスキルが手っ取り早く身につけられます。
こんな感じなので、芸術的な感性を活かせるクリエイティブな仕事がしたいと思っている方は、本業の傍らで少しずつ行動し始めてみるといいですよ。せっかく感性豊かなHSPに生まれたんです。その感性を活かさないまま終わるのはもったいないです。本業の傍らでやれば、ノーリスクです。
ライター業は結構おすすめ
上記で紹介した仕事の中で、おすすめはライターですね。具体的なおすすめポイントとしては以下になります。
- 自分の好きな場所・時間にやれる
- 書くことでメンタルが安定する
- 何歳からでも始められる
- 本業との両立がしやすい
- 始めるまでが簡単
- 初期費用が安い
- 結構稼げる
ライターをするにあたり、まずブログから始める人は多いですね。そのままブログで稼ぐもよし、そのブログをポートフォリオ代わりに使って案件を受注して稼ぐもよしです。いずれにせよブログで書くスキルを身につけることがライターへの第一歩と言えます。
ブログで稼ぐってどういうこと?って思った方も多いかと思うので、具体的にどんな風に収入を得るのかを「HSPにおすすめの副業は?」の記事でまとめています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
というわけで今回は「HSPは芸術作品に感動しやすい?」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。
- HSPが芸術作品に感動しやすい理由
裏側にある努力を感じ取れるから
登場人物に感情移入できるから
光や音などの刺激に敏感だから
空気感を肌で感じられるから - 日常生活でのメリット
少しの時間でリフレッシュできる
身の回りの美しい空間で感動できる - HSPが芸術家の仕事に向いている点
優しさがある
物事を深く考えられる
受け手の気持ちを想像できる
与えられた条件で工夫できる
一人での作業が苦にならない
細かいディテールにこだわれる
他の人と違う視点で物事を捉えられる - ライターが圧倒的におすすめな理由
自分の好きな場所・時間にやれる
書くことでメンタルが安定する
自分の好きな場所でやれる
何歳からでも始められる
本業との両立がしやすい
始めるまでが簡単
初期費用が安い
結構稼げる
HSPと芸術作品の相性はとても良いと言えますね。芸術に触れて感動することで、心も身体もリフレッシュできます。日常生活の中になるべく芸術に触れる機会を取り入れていきたいですね。身の回りに自分が美しいと思えるものを置くだけでも気持ちが安らぎます。この記事を閉じたら、ぜひすぐに実践してみてください。
また、HSPは自分自身がクリエイティブな仕事に携わることで、その豊かな感性を発揮して成果を出せる可能性があります。
単純作業で消耗していませんか?不特定多数の人と関わる仕事で苦痛を感じていないでしょうか。スピードを求められる仕事でうわーってなっていないでしょうか。一人でじっくり、クリエイティブで丁寧な仕事をすれば、HSPのあなたの能力が最大限に発揮できるはずです。本業の傍らで少しずつチャレンジしてみて、自分が幸せだと思える人生に近付いていきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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