こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPは仕事ができない」というテーマで記事を書いていきます。
「HSP気質のせいで仕事ができない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。僕も以前は同じように悩んでいました。実際に6回も転職を繰り返してしまうほど、仕事で苦しんだ経験があります。
ですが今はHSPの気質を活かせる仕事に就けて、充実した毎日を過ごしています。今日はその経験を踏まえて、HSPが仕事でつまずきやすい理由と、それを乗り越える方法について解説していきます。
HSPは決して「仕事ができない」わけではありません。むしろHSPならではの強みを活かせる仕事に巡り合えれば、大きな成果を上げることができます。一緒にその方法を探っていきましょう。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
なぜHSPは仕事ができないと感じてしまうのか
まずは、なぜHSPが仕事でつまずきやすいのかを見ていきましょう。主な理由は以下の4つです。
1つずつ詳しく解説していきます。
スピードを求められる仕事が苦手
HSPは物事を深く考える特性があるため、スピードを求められる仕事が苦手です。例えば営業職で「とにかく数をこなせ!」と言われても、一人一人のお客様と丁寧に向き合いたい気持ちが強く、なかなか件数をこなせません。
接客の現場でも同様です。混雑時に「どんどんさばいていけ!」と言われても、お客様一人一人の表情や雰囲気を読み取って丁寧に対応したくなってしまい、回転率を上げるのが難しく感じます。
人間関係でエネルギーを消耗しやすい
HSPは人の感情を敏感に感じ取る特性があります。そのため職場の人間関係でエネルギーを大量に消耗してしまいがちです。
例えば「この人、今イライラしているな」「あの人、元気がないな」といった周りの感情の変化に気づいてしまい、それを気にしすぎてしまいます。また雑談が苦手な人も多く、休憩時間の会話にも気を遣ってしまって疲れます。
ストレスに敏感で疲れやすい
HSPはストレスにも敏感です。電話の音、パソコンのキーボードの音、蛍光灯のちらつき、エアコンの温度…些細な環境の変化でもストレスを感じやすく、それらが重なって大きな疲労となります。
また締め切りのプレッシャーや、評価への不安なども普通の人より強く感じてしまうため、メンタル面での消耗も激しくなりがちです。
自己肯定感が低く自信が持てない
HSPは周りの目を気にしやすく、また完璧主義な傾向があるため、自己肯定感が低くなりがちです。「自分はダメだ」「この仕事に向いていない」と思い込んでしまい、それが実際のパフォーマンスにも影響を与えてしまいます。
HSPの強みを活かせる仕事とは
ここからは、HSPが活躍できる仕事の特徴について解説していきます。以下の要素がある仕事であれば、HSPの強みを発揮できる可能性が高いです。
具体的な職種で言えば、以下のような仕事が向いています。
これらの職種に共通するのは、HSPの「深く考える力」「繊細な感性」「共感力の高さ」といった特性を強みとして活かせる点です。
実際に僕の経験からも、ブロガーという仕事はHSPの気質との相性が抜群です。人と直接関わる必要が少なく、自分のペースで深く考えながら記事を書けるからです。
仕事ができるようになるためのステップ
では具体的に、HSPが仕事で成果を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。以下の3つのステップを意識してみてください。
自分の特性を理解する
まずは自分がどんな仕事が得意で、どんな仕事が苦手なのかをしっかり把握することです。HSPだからこその強みと弱みを理解することで、自分に合った仕事の選び方や進め方が見えてきます。
環境を整える
次に、自分が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作ることです。
希望や苦手なことを周囲に伝えておく
最後に、希望や苦手なことは積極的に周りに共有しておきましょう。
転職も視野に入れよう
どうしても今の仕事でHSPの特性を活かせないと感じる場合は、転職も検討してみましょう。僕自身も6回の転職を経験して、ようやく自分に合った仕事に巡り合えました。
転職は決して逃げではありません。むしろ自分の強みを活かせる場所を積極的に探す、前向きな選択だと考えています。
まとめ
HSPは決して「仕事ができない」わけではありません。むしろ深い思考力や繊細な感性、高い共感力といった特性は大きな強みです。
大切なのは、自分のHSPという特性を理解した上で、その強みを活かせる仕事を選ぶことです。そして必要な場合は、環境を変える勇気を持つことです。
HSPの皆さんが、自分らしく活躍できる仕事に巡り合えることを心から願っています。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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