こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと人への興味」というテーマで記事を書いていきます。
「人に興味がない」と感じているHSPの方は多いのではないでしょうか?僕自身も以前はそう感じていた一人です。周りの人が楽しそうに新しい出会いを求めている様子を見て、「なんで自分は人に興味が持てないんだろう」と悩んでいた時期がありました。
今回の記事では、HSPが「人に興味がない」と感じる理由と、それはむしろ自然なことなのだという話、そして人間関係を広げすぎない方が幸せになれる理由について、僕の実体験を交えながら解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが「人に興味がない」と感じる理由
まずはHSPが「人に興味がない」と感じる理由について見ていきましょう。以下の3つが主な理由です。
人との関わりで疲れやすいから
人との関わりで疲れやすい理由としては、HSPの特徴である「刺激に敏感」というところが大きく影響しています。人との会話では、相手の表情や声のトーン、仕草など、様々な情報を敏感に感じ取ってしまいます。そのため、普通の人が感じる以上にエネルギーを使ってしまうんですよね。
深く考えすぎてしまうから
それから深く考えすぎてしまうのもHSPの特徴です。「この人とこれから仲良くなったら、どんなことが起きるだろう」「この人と関係を築いていって、もし相性が合わなかったらどうしよう」など、先のことまで考えてしまいます。そうなると新しい出会いにどうしても慎重になってしまいますよね。
表面的な関係が苦手だから
また、表面的な関係が苦手というのもHSPの特徴です。「とりあえず仲良くなってみよう!」という軽い気持ちで関係を築くことが難しいんですよね。HSPは深い関係を求める傾向がありますからね。その分、新しい関係を築くことに躊躇してしまうわけです。
人に興味がないのではなく、慎重なだけ
ここで一つ大事なことを説明させてください。HSPは「人に興味がない」のではなく、「慎重なだけ」ということです。
僕自身の経験を振り返ってみても、本当に人に興味がなかったわけではありませんでした。むしろ人への興味は人一倍あったと思います。ただ、その興味の方向性が他の人とは違っていただけです。
例えば上記のようなことに興味があります。表面的なことではなく、その人の内面により興味があるんですね。
なので「人に興味がない」と悩んでいる方は、その気持ちを受け入れつつ、「自分は慎重なだけなんだ」と捉え直してみてください。それだけで気持ちが楽になるはずです。
人間関係を広げすぎない方が幸せになれる理由
そして、ここからが本題です。HSPは人間関係を広げすぎない方が幸せになれます。その理由を3つ説明していきます。
エネルギー管理がしやすくなる
まず1つ目の「エネルギー管理がしやすくなる」について。これは先ほども説明した通り、HSPは人との関わりでエネルギーを大量に消費します。関わる人が少なければ、その分エネルギーを温存できます。温存したエネルギーは、仕事や趣味など、自分の好きなことに使えます。
深い関係を築ける
2つ目の「深い関係を築ける」というのは、関わる人が少ないからこそ実現できることです。人間関係が広すぎると、一人一人と深く関わる時間が取れません。逆に関わる人が少なければ、その分一人一人との時間を大切にできます。HSPは深い関係を好む傾向がありますからね。少数精鋭で付き合う方が、向いています。
自分のペースで生活できる
3つ目の「自分のペースで生活できる」。これも重要です。人間関係が広がれば広がるほど、予定が増えていきます。「今度飲みに行こう」「遊びに行こう」と誘われる機会も増えます。HSPはマイペース派が多いので、予定が詰まりすぎるのは苦手です。適度な人間関係を保つことで、自分の心地良いペースを保つことができます。
実体験として「関係が少ない方が充実している」
ここで僕の実体験を少し話させてください。以前は「人間関係は広い方がいい」と思い込んでいた時期がありました。SNSのフォロワーを増やしたり、飲み会に積極的に参加したり。でも実際にやってみると、すぐに疲れ切ってしまいました。
今は関わる人を絞っています。職場の同僚とも、仕事に必要な範囲で関係を保つようにしています。プライベートでは気の合う数人の友人と、たまに会う程度。でも以前と比べて、確実に充実度は上がっています。本当に大切な人との関係に集中できているからだと思います。
人との関係は「数」ではない
よく「コミュ障」という言葉を耳にしますが、HSPは決してコミュ障なわけではありません。むしろコミュニケーション能力は高いと言えます。相手の気持ちを察する力が強いですからね。
ただ、その能力を発揮するためには適度な距離感が必要です。人間関係に「数」を求めすぎてしまうと、かえって本来の力を発揮できなくなってしまいます。
必要以上に人間関係を広げる必要はない
というわけで、HSPの皆さんには必要以上に人間関係を広げる必要はないということをお伝えしたいです。「もっと人と関わらないと」「人に興味を持たないとダメだ」と自分を追い込む必要は全くありません。
むしろ、限られた人との関係を大切にする。そういった付き合い方の方が、HSPらしい素敵な生き方だと僕は思います。
まとめ
今回は「HSPと人への興味」というテーマで記事を書かせていただきました。改めて重要なポイントを振り返っていきましょう。
HSPは人に興味がないのではなく、慎重なだけです。その慎重さを大切にしながら、自分らしい人付き合いを見つけていってください。必要以上に自分を変える必要はありません。
あなたらしい関係の築き方で、素敵な人生を送っていってくださいね。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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