こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの治し方」というテーマで記事を書いていきます。
「HSPを治したい」という気持ちで色々調べていて、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。僕自身、以前は「なんでこんなに敏感なんだろう」「普通の人になりたい」と悩んでいた時期がありました。
ですが今では、むしろHSPという特性を活かして生きています。今回は元キレキャラだった僕がHSPと向き合い、最強の生き方を見つけるまでの経験をお伝えしていきます。あなたもHSPを「治す」のではなく、「活かす」方向に考え方をシフトできるはずです。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPは治すものではない理由
まず最初に、HSPは治すものではないということを理解しましょう。
HSPというのは生まれつきの気質です。世界中の人口の約20%がHSPだと言われています。つまり、5人に1人はHSPということですね。これは人種や性別に関係なく、そして動物にも同じような割合でいるそうです。
なぜこんなに多くのHSPが存在するのか。それは、人類の進化の過程でHSPという特性が必要とされてきたからです。HSPは危険を察知する能力に優れているので、集団の中でHSPがいることで、その集団の生存率が上がったと考えられています。今に至るまでHSPという特性が残ってきたということは、それだけHSPには価値があるということなんです。
むしろHSPは特殊能力である
HSPは「治すべき病気」ではなく、「活かすべき能力」です。
HSPの特徴として以下が挙げられます。
これらの特徴は、上手く活かせば大きな武器になります。例えば接客業であれば、お客様の気持ちを察することができるので重宝されます。クリエイティブな仕事であれば、豊かな感性を活かすことができます。HSPならではの繊細さを武器に、HSPに向いている仕事で活躍している人はたくさんいます。
HSPの強みを活かすためにすべきこと
それではここから、HSPの強みを活かすために何をすべきなのかを解説していきます。以下の5つを意識して実践していくことで、HSPを活かした最強の生き方に近づけます。
自己理解を深める
自分がどんなときにストレスを感じるのか、どんな環境だと落ち着くのか、といった自己理解を深めることが大切です。例えば僕の場合、以下のような特徴があります。
・人混みは苦手
・大きな音に敏感
・急な予定変更でパニックになりやすい
・一人の時間が必要
・夜型の生活リズムが心地いい
このように自分の特徴を理解していることで、ストレスを回避しやすくなります。例えば人混みが苦手なら、混雑する時間帯を避けて行動するとか、耳栓やノイキャンイヤホンを使って音の刺激を軽減するとか、そういった対策が打てるようになります。
環境を整える
HSPは環境の影響を受けやすいので、自分に合った環境作りが重要です。
例えば職場環境でいうと、個室やパーテーションで区切られた空間があると集中しやすいですし、フレックスタイム制を導入している会社なら自分のペースで働けます。在宅勤務ができる環境なら、さらに自分に合った環境を作りやすいですね。
自宅環境も大切です。部屋の照明は間接照明を使って柔らかい雰囲気を作ったり、アロマディフューザーで心地いい香りを楽しんだり。観葉植物を置いて癒しスペースを作るのもいいですね。
体調管理をする
HSPは心身ともに疲れやすいので、体調管理は特に重要です。以下の3点は必ず意識するようにしましょう。
睡眠
HSPは他の人より長めの睡眠時間が必要です。最低でも7時間は確保したいところ。寝る前はブルーライトを避けて、ゆっくりと心を落ち着かせましょう。
運動
適度な運動は心身のリフレッシュになります。無理のない範囲で続けられる運動を見つけましょう。僕の場合は筋トレをしていますが、ヨガや水泳など、自分に合った運動を選んでください。
食事
規則正しい食事も大切です。特に空腹になると感情が不安定になりやすいので要注意です。常に軽い食べ物を持ち歩くのもおすすめです。
HSPを活かせる場所を見つける
HSPの特性を活かせる場所を見つけることも大切ですね。
仕事でいうと、以下のような職種がHSPに向いています。
・カウンセラー
・ライター
・デザイナー
・プログラマー
・美容師
これらの仕事は、HSPの繊細な感性や深い思考力が武器になります。
また、プライベートでもHSPが心地よく過ごせる場所を見つけることが大切です。例えば図書館や美術館、カフェなど。一人でゆっくり過ごせる場所を持っているということは、HSPにとってとても重要なことです。
一緒にいて心地よい人を選ぶ
HSPは人間関係でエネルギーを使いやすいので、一緒にいて心地よい人を選んでいくことも大切です。
攻撃的な人や否定的な人との付き合いは、HSPにとって大きなストレスとなります。逆にポジティブで優しい人と過ごす時間は、とても心地よく感じられるはずです。
無理に付き合う必要はありません。HSPの敏感さを理解してくれる人、一緒にいて疲れない人を選んでいきましょう。
まとめ
というわけで今回は「HSPを治すのではなく活かす!」というテーマで記事にまとめました。もう一度振り返っていきましょう。
HSPであることを治そうとするのではなく、その特性を活かして生きていく方が、ずっと楽に生きていけます。むしろHSPという特殊能力を持っていることを誇りに思っていいと僕は思います。
今は苦しいと感じている方も、この記事で紹介した方法を少しずつ実践していってください。きっと、HSPを活かした最強の生き方が見つかるはずです。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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