こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの人に言ってはいけない言葉」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、誰かの何気ない一言で深く傷ついた経験はありませんか?
逆に、HSPではない方で、HSPの友人や家族、同僚がいる方。もしかしたら、あなたの何気ない一言が、知らないうちに相手を深く傷つけているかもしれません。
今回は、HSPの人に言ってはいけない言葉10選について、実際に僕が傷ついた経験も交えながら解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPの人に言ってはいけない言葉10選
気にしすぎだよ
これはHSPに対して最も言われがちな言葉ですが、実は最も避けるべき言葉の一つです。HSPにとって「気にする」というのは生まれ持った特性であり、本人の意思でコントロールできるものではありません。
「気にしすぎだよ」と言われても、気にならないようにすることはできないんです。むしろこの言葉を聞くと「気にしすぎる自分が悪いのか」と自己否定的な気持ちになってしまいます。
もっと強くなれ
HSPは繊細さを持って生まれてきました。それは決して弱さではありません。むしろ、細かな変化に気づける力や、相手の気持ちを察する力という強みです。
「強くなれ」という言葉は、その人の本質を否定することに等しいです。
そんなに深く考えなくていいよ
HSPは物事を深く考える特性があります。それは欠点ではなく、むしろ長所です。深く考えることで気づける問題点もありますし、より良い解決策が見つかることもあります。
この言葉を投げかけられると「深く考える自分は間違っているのか」という不安に襲われてしまいます。
普通はこうだよ
「普通」という言葉ほど、HSPを傷つける言葉はありません。そもそも「普通」の基準って何なのでしょう?「普通」とされる基準に合わせようとすることで、HSPは自分らしさを失ってしまいます。
神経質すぎ
HSPの繊細さを「神経質」と表現されるのは、とても心が痛みます。これは特性であって、性格や習慣ではないんです。神経質という言葉には否定的なニュアンスが含まれているので、特に避けるべき表現です。
大げさだね
HSPにとって、感じていることは決して大げさではありません。本当にそう感じているんです。この言葉は、HSPの感覚を全否定するような効果があります。
誰でもそうだよ
確かに似たような経験を持つ人はいるかもしれません。ですが感じ方の強さは人それぞれ違います。HSPは他の人よりも強く感じ取るんです。この言葉で片付けられてしまうと、理解されていないという孤独感を感じます。
気持ちの問題でしょ
HSPの感覚は、単なる気持ちの問題ではありません。身体的な反応も伴います。例えば、騒がしい環境では本当に頭痛がしたり、人混みでは本当に息苦しくなったりするんです。
慣れれば大丈夫
確かに慣れることで対処法を見つけることはできます。ですがHSPの特性自体が変わることはありません。「慣れれば」という言葉は、その人の苦しみを軽視しているように聞こえてしまいます。
もっと自分に自信を持って
自信を持とうと思って持てるものではありません。特にHSPは自己否定的になりやすい特徴があるので、この言葉を聞くとますます自信を失ってしまいます。
では、どう接すればいいの?
HSPの人と接するときは、以下のような声かけを心がけてみてください。
HSPの方へのメッセージ
これらの言葉で傷ついた経験があるHSPの方、あなたは間違っていません。あなたの感じ方は決して異常でも、大げさでもありません。
ただ、言葉を投げかけた側も、悪意を持って言っているわけではないことが多いです。HSPという特性を知らない人からすれば、それが励ましの言葉のつもりだったのかもしれません。
できれば、あなたの特性について、近しい人には少しずつ理解してもらえるよう、機会を見つけて話してみてください。
周囲の方へのメッセージ
HSPの特性を理解しようとしてくださり、ありがとうございます。この記事を読んでくださっているということは、きっとHSPの大切な人のことを思ってのことだと思います。
言葉選びは確かに難しいかもしれません。でも、相手の気持ちに寄り添おうとする姿勢があれば、きっと伝わります。
最後に
言葉は、時として刃物のように人を傷つけ、時として包帯のように人を癒します。HSPに関わる全ての人が、お互いを理解し、より良いコミュニケーションを築いていけることを願っています。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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