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まさちゃん
HSPブロガー兼カウンセラー
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

HSPが当日になると行きたくなくなる理由5選【あなたは悪くありません】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「当日になると行きたくなくなる」というテーマで記事を書いていきます。

「せっかく約束したのに、当日になると行きたくなくなってしまう…」

そんな経験はありませんか?友人との約束、飲み会、結婚式…。楽しみにしていたはずなのに、なぜか当日になると気持ちが重くなって、できればキャンセルしたいと思ってしまう。

実はこれ、HSPの方によく見られる現象なんです。今回はその理由と向き合い方について、詳しく解説していきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが当日になると行きたくなくなる理由

それでは早速、HSPが当日になると行きたくなくなってしまう理由を5つ紹介していきます。

心配性な脳がフル回転する

HSPは物事を深く考えすぎてしまう特徴があります。約束の日が近づくにつれて、ありとあらゆる心配事が頭に浮かんできます。

「道を間違えて遅刻したらどうしよう」

「服装は適切かな」

「話題に困ったらどうしよう」

「お店の雰囲気になじめるかな」

「他の人は何を着ていくんだろう」

「早く帰りたくなったらどうしよう」

普通の人なら気にも留めないような些細なことまで、次々と心配してしまうんです。HSPの脳は、起こりうる全てのリスクを洗い出そうとしてしまいます。この思考の渦に巻き込まれると、もう行く気力すら失せてしまいますよね。

予定のない時間が恋しくなる

HSPにとって、予定のない自由な時間はとても大切です。心身を休められる貴重な時間だからです。

当日が近づくにつれて、「この時間があれば、ゆっくり本を読めるのに」「家でのんびりできるのに」という気持ちが強くなってきます。特に休日の約束は、その傾向が顕著です。

次でも説明しますが、HSPは人と接することで消費するエネルギーが大きいですからね。HSPの自己防衛本能が、行きたくない気持ちにさせているのかもしれません。

エネルギー消費への不安

HSPは人との関わりで大量のエネルギーを消費します。相手の表情や言葉の裏にある感情を敏感に察知してしまうため、普通の人の何倍ものエネルギーを使います。

「今の体力で乗り切れるかな」

「明日仕事なのに大丈夫かな」

「この後の予定まで持つかな」

特に複数人で会う約束の場合は、より強くこの不安を感じます。一人一人の様子を気にしながら、場の空気を読みながら…。考えただけでも疲れてきますよね。

環境の変化への抵抗

HSPには「安心できる場所」があります。家であったり、行きつけのカフェであったり。そこを離れて知らない場所に行くことへの抵抗感は、予想以上に大きいです。

特に初めて行く場所では、不安要素が満載です。

  • お店の雰囲気がわからない
  • 人の数がわからない
  • 音や光の強さがわからない
  • 席の配置がわからない
  • トイレの場所がわからない

こういった不確定要素が多すぎて、家にいたいという気持ちが強くなってしまいます。

完璧を求めすぎてしまう

HSPには完璧主義な面があります。約束の日を楽しい時間にしたい、相手を喜ばせたい、という気持ちが強すぎるんです。

「もっと面白い話を考えておけば良かった」

「もっと準備をしておけば良かった」

「今日は調子が悪いから、楽しい時間を提供できないかも」

こんな風に自分を追い込んでしまい、結果として行きたくなくなってしまう…。これも典型的なHSPの特徴です。

では、どうすれば良いのか?

ここからは、この「当日行きたくなくなる現象」への対処法を紹介していきます。

当日行きたくなくなる現象への対処法

逃げ道を作っておく

一番効果的なのが、予め逃げ道を作っておくことです。例えば以下ですね。

  • 「3時間くらいなら」と時間制限をつけておく
  • 「様子を見て早めに帰るかも」と伝えておく
  • 信頼できる人に自分の特性を打ち明けておく

こうすることで精神的な安全性が確保でき、かなり気持ちが楽になります。

準備は前日までに済ませる

当日の朝になって「着ていく服がない!」となると、それだけで行く気が失せかねません。前日までに以下を決めておきましょう。

  • 服装
  • 持ち物
  • 行き方・ルート
  • 待ち合わせ場所の確認

予定は詰めすぎない

約束の前後に別の予定を入れすぎないように注意しましょう。HSPは切り替えが苦手な人が多いので、余裕を持った予定調整が大切です。

予定と予定の間には、必ず「バッファ」を設けることをおすすめします。

最後に一番伝えたいこと

ここで一番お伝えしたいのは、「あなたは悪くない」ということです。

当日になると行きたくなくなる。これはHSPの特性として、とても自然な反応です。それだけ物事を深く考えられる繊細さを持っているということ。決して悪いことではありません。

ですがこの特性を理解した上で、上手く付き合っていく工夫は必要です。全ての約束をキャンセルしてしまうと、大切な出会いや経験を逃してしまう可能性もありますからね。

かといって、無理に参加する必要もありません。時には「今回は体調を考えて休ませてください」と断ることも、自己管理の一つとして大切です。

まとめ

HSPが当日になると行きたくなくなる理由5選、いかがでしたでしょうか?

  • 心配性な脳がフル回転する
  • 予定のない時間が恋しくなる
  • エネルギー消費への不安
  • 環境の変化への抵抗
  • 完璧を求めすぎてしまう

これらの理由で行きたくなくなってしまうのは、HSPとしてはとても自然なことです。この特性を「欠点」とは考えず、「個性」として受け入れていければ良いですよね。

そして、自分なりの付き合い方を少しずつ見つけていければと思います。それが、HSPにとっての理想の生き方なのかもしれません。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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