こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと雑談」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、雑談は得意ですか?
雑談が苦手だと感じているHSPの方は多いのではないでしょうか。職場での休憩時間、取引先との打ち合わせ前後、友人との待ち合わせ時間など、日常生活には雑談が必要な場面が数多くあります。そんな場面で「何を話せばいいんだろう…」と不安を感じたり、会話についていけなくて疲れを感じたりすることはありませんか?
実は雑談が苦手というのは、HSPの特性と深く関係しています。今回は、HSPが雑談を苦手と感じる理由と、その対処法について解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気持ちが楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
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HSPが雑談を苦手と感じる理由
まずは、HSPが雑談を苦手と感じる理由について見ていきましょう。以下の5つが主な理由です。
順番に詳しく説明していきます。
相手の感情を敏感に感じ取りすぎてしまう
HSPは相手の表情や声のトーン、身振り手振りなどから、感情を敏感に読み取ってしまう特性があります。雑談中も「この話題、相手は本当に興味があるのかな?」「いま話を変えたほうがいいのかな?」などと、相手の微細な反応を気にしすぎてしまったりします。
その結果、会話に集中できなくなってしまい、自然な会話の流れを作ることが難しくなります。雑談は本来、気楽に楽しむものなのに、HSPはついつい真剣になりすぎてしまうんですよね。
深い話を好む傾向がある
HSPは物事を深く考える傾向があります。そのため、表面的な会話よりも、じっくりと掘り下げた深い話をしたいと感じがちです。しかし雑談の多くは、天気や食事、テレビ番組など、比較的軽い話題で進んでいきます。
HSPからすると「こんな表面的な会話って意味があるのかな…」と感じてしまい、雑談に乗り切れなくなってしまうことがあります。
場の空気を読みすぎてしまう
HSPは周りの空気を敏感に感じ取る特性があります。そのため「この場ではこういう話題がふさわしいはず」「ここで笑わないと場が白ける」など、常に場の空気を読もうとしてしまいます。
本来雑談は、そこまで場の空気を気にする必要はないはずなのに、HSPは無意識のうちに気を遣いすぎてしまうんですよね。そうなると自然体でいられなくなり、会話を楽しめなくなってしまいます。
エネルギーの消耗が激しい
上記のように、HSPは雑談中もいろいろなことを考えながら会話をしています。相手の感情を読み取り、話題を選び、場の空気を読む…これらの作業を同時進行で行うため、普通の人の何倍もエネルギーを消耗してしまいます。
特に複数人での雑談は、より多くのエネルギーを必要とします。一人一人の反応を気にしながら会話するのは、本当に疲れますよね。
自分の話が的外れだったらどうしようという不安
HSPは繊細な性格なので、自分の発言に対して不安を感じやすい傾向があります。「この話をして場が白けたらどうしよう」「つまらない話だと思われないかな」という心配が常につきまといます。
この不安が強すぎると、せっかく思いついた話題も言い出せなくなってしまいます。結果として、会話に参加できない…という状況に陥ってしまいます。
雑談を乗り切るための対処法
ここからは、HSPが雑談を乗り切るための対処法を紹介していきます。
事前に話題をストックしておく
まずおすすめなのが、事前に話題をストックしておく方法です。例えば以下のような話題を、いくつか用意しておくといいでしょう。
・最近見た面白い動画や記事
・おすすめのお店や場所
・休日の過ごし方
・季節の話題(桜、紅葉、お祭りなど)
話題に困ったときに、これらを引っ張り出せば会話が途切れるのを防げます。
相手の話を掘り下げる
HSPは共感力が高いので、相手の話をじっくり聞いて掘り下げていくのが得意です。例えば相手が「休日に映画を見た」と言ったら、「どんな映画でしたか?」「面白かったですか?」と質問を重ねていけば、自然と会話が続いていきます。
自分の話は短めにまとめる
HSPは話し出すと長くなりがちです。でも雑談は、あまり長々と話さない方がいいでしょう。相手の反応を見ながら、適度なところで話を切り上げる意識を持つといいですね。
話を聞く役に徹する
雑談が苦手なら、無理に話そうとせずに聞き役に徹するのも手です。相づちを打ちながら相手の話を聞いていれば、それだけで十分なコミュニケーションになります。
場を離れることも選択肢に入れる
エネルギーの限界を感じたら、一度その場を離れるのもアリです。「ちょっとトイレに」「水を飲んでくる」など、短時間でも場を離れることでリフレッシュできます。
雑談を完全に避けることはおすすめしない理由
とはいえ、雑談が苦手だからといって完全に避けることはおすすめしません。理由は以下の通りです。
むしろHSPの特性を活かして、自分なりの雑談スタイルを確立していくことをおすすめします。
HSPに合った雑談の楽しみ方
最後に、HSPに合った雑談の楽しみ方をご紹介します。
こんな感じで自分なりのスタイルで雑談と付き合っていけば、徐々に苦手意識も薄れていくはずです。
今回の記事が、雑談に悩むHSPの皆さんのお役に立てば幸いです。決して雑談上手になる必要はありません。自分らしい雑談スタイルで、楽に過ごしていきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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