こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと一人になりたい衝動」というテーマで記事を書いていきます。
職場で「一人になりたい」と強く感じることはありませんか?
HSPは刺激に敏感な特性があるので、職場での人との関わりで疲れを感じやすいんですよね。周りの話し声が気になったり、誰かに見られている感覚があったり…そんな状況で「もう一人になりたい!」と切実に感じることは、HSPにとってはよくある体験だと思います。
もちろん僕もHSPなので、この「一人になりたい衝動」に悩まされ続けてきた人間です。エンジニアとして働いていた経験もあるので、一人で作業できる仕事とそうでない仕事、両方を経験してきました。その経験を活かして、職場で「一人になりたい」と感じたときの具体的な対処法をお伝えしていきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが一人になりたくなる理由
まずは、HSPが一人になりたくなる理由について解説していきましょう。主に以下の3つが挙げられます。
刺激が多すぎて疲れている
刺激が多すぎる環境というのは、HSPにとってはかなりのストレスです。オフィスの話し声、キーボードを打つ音、プリンターの音、エアコンの音、背後を歩く人の足音…普通の人には気にならないような音でも、HSPには気になってしまうんですよね。
人の感情を受け取りすぎている
それから人の感情を受け取りすぎてしまうというのも、HSPの特徴です。誰かが不機嫌そうにしていると、その感情がこちらにも伝染してきてしまいます。イライラしている人がいると、そのイライラまでもらってしまう。これ、めちゃくちゃ疲れますよね。
自分の時間が欲しい
そして何より、HSPには「自分の時間」が必要不可欠です。周りの刺激から離れて、ゆっくりと自分の内側に意識を向ける時間。これがないと、心が整理できません。
職場で実践できる対処法
それでは具体的な対処法を紹介していきます。以下の方法を実践することで、一人になりたい衝動と上手く付き合えるようになりますよ。
トイレでプチ瞑想タイム
特におすすめなのが「トイレでプチ瞑想タイム」です。これは僕が実際にやっている方法なのですが、トイレに行って個室に入り、耳栓をして上着を頭からすっぽりかぶります。そうすることで完全な一人の空間を作り出すことができます。
その状態で深い呼吸を繰り返すと、瞑想状態に入ることができます。5分程度でも十分効果を感じられますよ。周りからの刺激を完全にシャットアウトして、自分だけの時間を作れるんです。
ノイキャンイヤホンを活用する
ノイキャンイヤホンの活用もおすすめです。音を遮断してくれるので、周りの話し声などが気にならなくなります。最近は性能の良いものが増えているので、ぜひ試してみてください。
ITエンジニアなど一人作業が多い職種に転職する
そしてより根本的な解決策として、ITエンジニアなど一人作業が多い職種への転職も検討してみてください。僕はかつてエンジニアとして働いていましたが、この職種は本当にHSPに向いていると感じました。
エンジニアの場合、基本的に黙々とコードを書く時間が多いです。そしてイヤホンで音楽を聴きながら作業するのも当たり前の文化です。むしろイヤホンをしていない方が珍しいくらいですね。「話しかけないで」というサインとしても、イヤホンはとても重宝しました。
早めに出勤する
早めの出勤も効果的です。誰もいないオフィスで一人で黙々と仕事を進めれば、気持ちに余裕ができます。
休憩時間をずらす
休憩時間をずらすのも手です。みんなが12時から13時に休憩するところを、11時半から12時半にずらすとか。そうすることで、静かな環境で休憩することができますよ。
外出のタイミングを作る
外出のタイミングを作るのも良いですね。「あそこの部署に書類を届けに行く」とか、「コピー用紙を買いに行く」とか。外出することで気分転換になりますし、その往復の時間で一人の時間を確保できます。
ちょっと頭冷やしてきます、飲み物買ってきます、とかでもいいですね。
リモートワークをする
最後にリモートワークです。これは状況によって難しい場合もありますが、可能であれば週に1日でもリモートワークを取り入れることで、かなりストレスは軽減されます。特にITエンジニアは比較的リモートワークがしやすい職種なので、この点でもおすすめです。
まとめ
一人になりたい衝動は、HSPにとってはとても自然な欲求です。むしろ健全な欲求だと僕は思います。その欲求に気付けているということは、自分の心と身体の声に耳を傾けられているということですからね。
短期的な対策としてはトイレでの瞑想やノイキャンイヤホンの活用が効果的です。中長期的な対策としては、ITエンジニアなど一人作業が多い職種への転職も視野に入れてみてください。
一人の時間をしっかり確保できる環境で働くことで、HSPの能力を最大限に発揮できるようになりますよ。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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