こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPが引きこもりたくなる理由」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、「家から出たくない」「引きこもりたい」と感じることはないでしょうか?僕も日々の生活の中で、そういった気持ちになることが多々あります。
今日はそんな「引きこもりたい気持ち」について、HSPならではの視点から深掘りしていきたいと思います。この記事を読んでいるHSPの皆さんに共感してもらえたら嬉しいです。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが引きこもりたくなる理由
僕が思うに、HSPが引きこもりたくなる理由は以下の5つです。
人付き合いによるエネルギー消費が大きすぎるから
HSPは人との関わりで使うエネルギーが、普通の人の何倍も大きいんですよね。相手の表情、声のトーン、仕草など、あらゆる情報を敏感に受け取って、それを処理しようとしてしまう。そのため、人と会って大して時間も経たないうちに「もう疲れた…」という状態になってしまいます。
例えば僕の場合、カフェでブログを書いているときでも、周りの人の会話が気になって仕方ありません。誰かが電話で怒っているような声を出していたら、その怒りの感情まで一緒にもらってしまって。「来なきゃ良かった…」と後悔することもしばしば。
外の世界の刺激が強すぎるから
外の世界には、HSPにとって強すぎる刺激があふれています。電車の中のアナウンス、街中の騒音、明るすぎる照明、人混みでの体の接触…これらの刺激を一つ一つ敏感に感じ取ってしまうんですよね。
特に都会に住んでいるHSPの方は大変だと思います。僕も池袋や新宿のような繁華街を歩いているときは、常に「早く家に帰りたい」という気持ちと戦っています。人混みの中を歩くだけで、全身の神経が疲れ切ってしまうんですよね。
自分のペースを守りたいから
HSPは自分のペースを大切にしたい気持ちが強いです。じっくり考えて、丁寧に物事を進めていきたい。でも外の世界では、そうはいきません。
仕事でも「もっと早く」「効率よく」と求められますし、飲み会でも「もっと盛り上がって」という空気に押しつぶされそうになります。家にいれば、誰にも急かされることなく、自分のペースを守れる。そう考えると、引きこもりたくなるのも無理はないですよね。
周りの期待に応えきれないと感じるから
HSPは周りからの期待に敏感です。例えば「もっと積極的に」「もっと頑張れ」と言われると、それを重荷に感じてしまいます。本来のHSPらしさを発揮できない環境に置かれると、どんどんストレスが溜まっていきます。
職場でも「みんなと同じように」という暗黙の圧力を感じることが多いですよね。同僚と同じように長時間勤務をこなしたり、休憩時間も皆と一緒に過ごしたり…。HSPにとってはこれらが大きな負担になります。
心の回復に時間がかかるから
HSPは一度受けた刺激や傷つきから回復するのに、時間がかかります。例えば仕事で強く叱られたとしたら、その出来事を何日も引きずってしまう。人間関係でトラブルがあったら、何週間も気持ちの整理に時間がかかる。
そんなとき、自然と「しばらく誰とも会いたくない」という気持ちになりますよね。これは決して逃げているわけではなく、心の回復に必要な時間を確保したいだけです。
引きこもりたくなったら
では、この気持ちとどう向き合えばいいのか。
正直に言います。
引きこもったっていいじゃん!
HSPが「引きこもりたい」と感じるのはとても自然なこと。むしろ外の刺激から自分を守るための賢明な判断とも言えます。
実際、今の時代は家にいても充実した生活を送れますよね。
こんなに素晴らしい時代に生まれたんです。わざわざ苦手な外の世界に出て行かなくても、家の中で最高の時間を過ごせるじゃないですか。
それに、SNSを使えば気の合う仲間とコミュニケーションを取ることだってできます。僕もXでHSPの仲間とやり取りをしていますが、リアルで会うより気を遣わなくていいし、疲れません。お互いのペースで会話を楽しめるのって、最高じゃないですか。
自分が心地よいと感じる方へ
「でも、引きこもるのって、なんか後ろめたい気がして…」
そんな気持ちになる人もいるかもしれません。ですが考えてみてください。誰かに迷惑をかけているわけでもないのに、なぜ後ろめたく感じる必要があるんでしょう?
「みんなと同じように外に出なきゃ」
「引きこもってちゃダメだ」
こんな思い込みに縛られる必要なんて、どこにもないです。
自分が心地よく生きられる方法を選べばいい。それが引きこもりだとしても、全然OKです。むしろHSPにとっては最適な選択ですよね。
今は引きこもっていても、いつか外に出たくなったら出ればいい。でもそれは「出なきゃいけない」からじゃなくて、純粋に自分が「出たい」と思ったときでいいです。
というわけで、遠慮なく全力で家での時間を楽しみましょう。好きな映画を見て、好きな音楽を聴いて、好きなゲームに没頭して。それこそがHSPにとっての幸せな時間です。
周りの目なんて気にする必要はありません。自分の心が望む生き方を選べばいい。それが引きこもりでも、素晴らしいことだと僕は思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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