こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今日は「HSPはどのようにして人の嘘を見抜くのか」というテーマで記事を書いていきます。
「相手が嘘をついているのがすぐにわかる」という方はいませんか?
HSPは他人の感情の変化に敏感であるという特性があるので、嘘を見抜く力も強いと言われています。
普通の人が気付かないような細かい要素から、嘘を見抜いてしまいます。
この記事では、そんなHSPが「どうやって嘘を見抜くのか」という点について詳しく解説していきます。
また、嘘を見抜いてしまうことによって生じるストレスや、そのストレスへの対処法についても紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPはどうやって嘘を見抜くのか
それではまず、「HSPがどうやって嘘を見抜くのか」ということについて、理由を解説していきます。
色々ありますが、主な理由は以下の3点ですね。
- 表情の微妙な変化から見抜く
- 声の調子の変化から見抜く
- 動作の変化から見抜く
表情の微妙な変化から見抜く
HSPは、相手の表情の変化を敏感に察知し、嘘を見抜きます。
- いつもより瞬きが増えたり
- いつもより唇が震えていたり
- 目線がいつもと違ったり
こんな感じでいつもと違う表情が見られたとき、相手が嘘をついているかもしれないと感じるわけですね。
もちろんいつもと違う表情が見られたからといって、すぐに嘘をついていると判断するわけではありません。
いつもと違う表情をする理由としては、体調が優れない可能性や、気持ちが落ち込んでいる可能性、怒りで冷静さを失っている可能性などさまざまな可能性があるでしょう。
諸々の要素から総合的に判断して、最終的に嘘をついていると判断します。
という話をしても、きっとHSPでない人には意味がわからないかと思います。
普通の人からしたら超能力的な何かを持っているように見えるでしょう。
声の調子の変化から見抜く
HSPは相手の声の調子からも、嘘を見抜きます。
- 話すスピードがいつもより速かったり
- 声がいつもより高かったり
- いつもより声が震えていたり
- 間の取り方がいつもと違ったり
こんな感じで、嘘をついている人の声は、普段と違う調子を帯びます。
HSPはそれらの微妙な違いを感じ取ることができるので、嘘を見抜けるというわけですね。
もちろんこれも、声の調子がいつもと違うからといってすぐに嘘をついているとは判断しません。
総合的に判断して、嘘を見抜きます。
動作の変化から見抜く
HSPは相手の動作からも、嘘を見抜きます。
嘘をつく際に自然に出てしまう身体の小さな動きは、HSPが嘘を見抜く上で大きな手がかりとなります。
- いつもと違う手の動き
- いつもと違う足の動き
- いつもと違うジェスチャー
- いつもと違う姿勢の変化
などなどですね。
リラックスしているときには出ない動きが出てきたら、何かあるな…と思うわけです。
これらの動作の変化に加え、表情や声の変化の情報、相手の性格などを総合的に判断して、嘘をついているかどうかがわかります。
嘘を見抜くことにより直面するストレス
続いてHSPが嘘を見抜くことにより直面するストレスについて説明していきます。
HSPはその特性から、嘘をつく人と遭遇すると以下のストレスを感じてしまいます。
- 嘘をついている人に共感してしまうストレス
- 嘘をつかないで済むような環境作りを考えてしまうストレス
- 嘘をつかれてしまった精神的ショック
嘘をついている人に共感してしまうストレス
まず、HSPは共感力が高いという特性があるので、それによるストレスがありますね。
「この人は嘘をついてどんな気持ちなんだろう」というのを想像し、自分のことのように感じてしまうのがHSPです。
- 嘘をついてまでこの商品を売らないといけない営業マン、かわいそうだなあ
- 息を吐くように自然と嘘をついているこの人は、きっと友達いないんだろうなあ
- 嘘をついて自己防衛しているこの人は、自分に自信がないんだろうなあ
こんな感じで相手の状況が想像できてしまって、悲しくなります。
そしてこの悲しい気持ちがなかなか抜けないので、ストレスが溜まってしまいます。
嘘をつかないで済むような環境作りを考えてしまうストレス
HSPは、相手に気を遣いすぎてしまうという特性があります。
嘘をつく人にも気を遣ってしまうのですが、これが結構ストレスなんですよね。
- この人は前にこの話を振ったら嘘をついたから、この話題を出したらまた嘘をついちゃうかもしれないな
- この人はこの商品を売ることに必死だから、この質問をしたら嘘で返してくるかもしれないな
- この人は自己防衛に必死だから、この話を深掘りしたら嘘で保身をして惨めな気持ちになるかもしれないな
こんな感じで色々と想像できてしまうので、相手が嘘をつく状況に追い込まれないように考えて、発言や行動をします。
ひたすら気を遣って動くわけなので、めちゃくちゃ疲れます。
これだと当然人間関係が深まらないので、嘘をつく人とは疎遠になりがちですね。
嘘をつかれてしまった精神的ショック
大事な人から嘘をつかれてしまったときは、当然大きなショックを受けます。
HSPは気付きたくなくても嘘に気付いてしまうので…
と言いたいところですが、今まで大事な人に嘘をつかれてショックを受けた記憶はないですね…
多分、嘘をつくような人とは距離を置くので、「大事な人」の中には嘘をつく人がいないのかなと思います。
もしその大事な人が嘘をついたとしたら、ショックを受けるよりもまず心配な気持ちがくるでしょうね。
それと、ごめんね…という気持ちですかね。
想像したらなんかしんどくなってきたので、この辺にしておきます。
嘘を見抜くことで受けるストレスの対処法
さて、次は嘘を見抜くことで受けるストレスとどう向き合っていくか、というお話です。
対処法としては、以下3点になります。
- 自分がストレスを感じやすいタイプであることを自覚する
- 嘘をつく人とはなるべく早く距離を置く
- 受けたストレスをしっかり発散する
自分がストレスを感じやすいタイプであることを自覚する
まずは自分がストレスを感じやすいタイプであることをしっかり自覚しましょう。
HSPは周りの刺激に敏感なので、色々なことを感じ取ってしまい、その結果ストレスを感じやすいです。
ですが普段からストレスにさらされ続けているので、ストレスを感じていることに気付きにくくなっていることから、「知らないうちにストレスが溜まっていた」ということもよくあります。
「嘘に触れることでストレスが溜まっている」ということを理解するだけで、その場の対応やその後の動きも変わってくるはずです。
嘘をつく人とはなるべく早く距離を置く
当たり前ですが、嘘をつく人(ストレスを感じる人)とは今すぐ距離を置きましょう。
あえてストレスのもとに近づく必要はないですからね。
先ほども書きましたが、HSPは嘘をつく人に遭遇すると、嘘をつかないで済むような環境作りを考えてしまいます。
これ自体がストレスなので、「嘘をつかれないようにすればストレスが減る」とは考えない方がいいですよ。
嘘をつく人と一緒にいるだけで、嘘をつかれていない時間にもストレスを感じます。
すぐに離れましょう。
受けたストレスをしっかり発散する
とはいえ嘘をつく人とすぐに離れられない場合もありますよね。
職場で頻繁にやり取りする人が嘘をつく人だった場合などは、ある程度ストレス覚悟でやり取りする必要があります。
その場合に取れる対策としてはもう、「ストレスをしっかり発散する」しかありません。
ストレスが溜まっていると、嘘をつかれたときに気持ちがやられる可能性が高まります。しっかり自分の時間を確保して、ストレスを溜め込みすぎないようにし、ストレス耐性を高めていきましょう。
なお、HSPは「一人の時間」を充実させることで、回復力を高められます。
以下の記事に一人の時間を充実させる方法をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
というわけで今回は「HSPはどのようにして人の嘘を見抜くのか」というテーマで記事にまとめました。
簡単に、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPはどうやって嘘を見抜くのか
表情の微妙な変化から見抜く
声の調子の変化から見抜く
動作の変化から見抜く - 嘘を見抜くことにより直面するストレス
嘘をついている人に共感してしまうストレス
嘘をつかないで済むような環境作りを考えてしまうストレス
嘘をつかれてしまった精神的ショック - 嘘を見抜くことで受けるストレスの対処法
自分がストレスを感じやすいタイプであることを自覚する
嘘をつく人とはなるべく早く距離を置く
受けたストレスをしっかり発散する
嘘を見抜けるというのはHSPの強みではありますが、諸刃の剣ですね。
それによるストレスも大きいですし、HSPでない人に相談しても理解してもらえないので、一人で思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ぜひこの記事で紹介した対処法を実践していただき、一緒に心地よい生活を目指していきましょう。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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