こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPがディズニーランドの苦手を軽減する方法」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの皆さん、ディズニーランドは好きですか?
「めちゃくちゃ好き」という回答の方と、「苦手…」という回答の方、両方がいらっしゃるかと思います。
ディズニーランドというのは、HSPにとって合っている部分と、合っていない部分がどちらも存在する空間です。今回はそのことについて深掘りしていきたいと思います。好きだと感じる人がなぜそう感じるのか、苦手だと感じる人がなぜそう感じるのかを解説していきます。記事の後半では、苦手だと感じる人に向けて、その苦手を軽減する方法についても解説していきます。
ちなみにこの記事を書いている僕は、ディズニーランド大好き派です。以前は本気で「将来はディズニーランドに住む」という夢を持って生きていました。最近になってようやくそれは無理だと気付いたので、ディズニーランドでリモートワークをする計画に変更しました。そのくらいディズニーランドという空間が大好きです。ですがHSPなので、ディズニーランドが苦手だという人の気持ちもよくわかります。僕のディズニーランドへの愛と、HSPとしての経験をもとに、この記事を書いていきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPがディズニー好きな理由
まずはディズニー好きな理由から見ていきましょう。ズバリ以下ですね。
雰囲気が好き
ディズニーランドの雰囲気は、他にない独特なものですよね。その場にいる全ての人が作り出す、ひたすらハッピーな雰囲気。夢と魔法のファンタジーな雰囲気。その世界観とマッチした、圧倒的クオリティーのアトラクション。口角上がりすぎでしょってくらいに満面の笑顔のキャラクターたち。本当に同じ人間なのかと思わせるほど、素敵な対応をしてくれるスタッフの方々。夢の国と言われるが、本当に異世界に来たような雰囲気が味わえます。
HSPは周りの空気に影響を受けやすいです。普段はその特性がマイナスに働くことが多いのですが、ディズニーランドにいるときは真逆です。とにかく周りの楽しい雰囲気を伝染させてもらって、自分も楽しい気分になれる。そんな居心地の良さを感じられるのがディズニーランドです。
反対に、ディズニーが苦手な理由
さて、続いてディズニーが苦手な理由も見ていきましょう。
- 人が多くて疲れる
- アトラクションの刺激の強さに疲れる
色々あると思いますが、主にはこの2つかと思います。順番に説明していきます。
人が多くて疲れる
まず人の多さに疲れるのは間違いないですね。ディズニーランドはとにかく人が多いです。レストランもお土産屋さんも、アトラクションも、そして普通に歩いているその道も、人がいないところがないです。アトラクションに乗るのに1時間や2時間待つのも当たり前です。
人が多いところは、騒がしいですよね。どこに行っても常に誰かの会話が聞こえている状態です。HSPは人混みの騒がしさでストレスを感じやすいので、この環境をつらいと感じる人はいるでしょう。
アトラクションの刺激の強さに疲れる
ディズニーランドと言えば、アトラクションですね。圧倒的クオリティーでぶん殴ってくる最高のアトラクションが、ディズニーランドには揃っています。
HSPは刺激に敏感な特性があるので、それらから受ける刺激の強さに、疲れやストレスを感じる人もいることでしょう。乗るのを待っている時間からワクワク感が徐々に上昇していき、乗っているときにそのワクワクがピークをを迎えます。とにかくアドレナリンがドバドバ出ます。そして乗り終わった後は幸福感で気持ちよくなってきます。
ワクワクが落ち着いてきて、フワフワした感じになります。ああ、最高だったな。また乗りたいな。と感じて、また次のワクワクへ向かうわけです。気持ちの浮き沈みがビッグサンダーマウンテンくらい激しすぎますよね。それを1日に何回も繰り返すので、疲れるのは当たり前です。
キャラクターに癒しを感じるHSPは多い
ここでもう1つ、ディズニーを語る上で避けては通れないキャラクターの存在についても見ていきましょう。HSPにとって、キャラクターから受ける癒しはとても大きいという話です。
そもそもHSPは、人との付き合いで疲れを溜めやすいです。自分を出せずに相手に合わせすぎてしまったり、気を遣ってしまったりするからですね。そいういった特性もあり、HSPは動物とか自然とか、人以外のもので癒しを感じます。動物や自然には、気を遣う必要ないですからね。
アニメとかゲームとかもそうですね。アニメやゲームに出てくるキャラクターにも気を遣う必要ないので、気持ちが楽なんです。もちろんその裏にはそれを作っている「人」がいるのは知っています。それでも実写版で直接人を感じるよりも、ワンクッション挟んでくれているという点で気持ちがとても楽になります。
ディズニーランドのキャラクターたちも同じです。ミッキーは人ではないです。ミッキーの生みの親は人ですが、ミッキー自体は人ではないです。ミッキーの中には…とか言う人がいそうですが、誰がなんと言おうとミッキーは人ではありません。そのワンクッションが、HSPの気持ちを楽にさせてくれます。
そんな癒しなキャラクターたちを感じながら、夢や魔法という非日常を味わえる空間が、HSPにとって居心地が良い場所であることは、なんとなくお分かりいただけるかなと思います。
ディズニーランドが苦手なHSPが楽しむために
ここからは、ディズニーランドが苦手なHSPがディズニーランドを楽しむために、苦手を軽減する方法を解説していきます。そもそも苦手なら無理していく必要ないじゃん…って話なんですが、それでも行かなきゃいけないときってありますよね。
友達に誘われて断りづらいとか、子供が行きたいっていうから連れていくとか、彼氏・彼女が行きたいっていうから行くとか、色々あります。
そんな方々はぜひ、以下の方法を試してみてください。
- 耳栓を持っていく
- なるべく気心の知れた人と少人数でいく
- 少し早めに帰る
- ホテルに泊まる
- アトラクションに乗る回数を減らす
- 夕方から行く
- ハッピーオーラをもらう
耳栓を持っていく
まず耳栓は持っていきましょう。先ほども書きましたが、HSPは周りの騒がしさで疲れやストレスを感じやすいです。耳栓をすることで、周りの会話や騒音が適度にカットされて疲れが軽減されます。それからアトラクションに乗っているときも結構音が大きいので、その軽減にも役立ちます。
耳栓は不快な騒音をカットしつつ、大きな音をマイルドにしてくれるアイテムです。必要な音は聞こえるので、ディズニーの雰囲気を楽しめなくなることはないです。ご安心を。
なるべく気心の知れた人と少人数でいく
それからなるべく気心の知れた人と少人数で行くようにしましょう。そもそもHSPは周りに気を遣いすぎてしまう特性があるので、大人数が苦手です。大人数で行ったり、ちょっと苦手だなと感じている人と行くのは控えましょう。
ディズニー疲れよりこっちの人付き合い疲れの方が大きい可能性は結構高いかと思います。
少し早めに帰る
少し早めに帰りましょう。ディズニーの疲れは帰り道にドッときます。園内で気持ちが盛り上がっているときは疲れを感じにくいですからね。外に出て現実世界に触れた瞬間に疲労感に襲われます。そしてその疲れがドッときたタイミングで満員電車に乗って帰るわけです。考えただけでため息つきたくなりますね。
ちょっと勿体無いですが、混雑に巻き込まれないように少し早めに切り上げるようにするとストレスが軽減できますよ。というより帰りのストレスがなくなるだけで、園内にいる時間をより楽しめるようになるはずです。満足度はむしろ上がるかと思います。
ホテルに泊まる
帰りの混雑を避ける意味でも、ホテルに宿泊する選択肢は持っておいた方がいいですね。ホテルに泊まれるワクワク感で、一日遊んだ疲れも感じにくくなります。
少し早く切り上げてホテル時間を長めに楽しむ。ギリギリまで楽しんで、満員電車を避けてホテルでくつろぐ。どっちの使い方もありです。
アトラクションに乗る回数を減らす
アトラクションに乗る回数を減らすのも手です。先ほども説明した通り、HSPはアトラクションに乗ることによる気持ちの浮き沈みが大きいです。元々刺激に敏感なので、ただでさえ刺激的なアトラクションがさらに強烈な刺激を与えてくるわけです。であれば当然、アトラクションに乗る回数を減らすのはストレス軽減に効果がありますね。
せっかく行ったのにアトラクションに乗らないとか勿体無い…と思うかもしれませんが、実はほとんどアトラクションに乗らずにゆったり雰囲気を楽しむ人も結構いるんですよ。平和そうなアトラクションにだけ乗って、あとはパレードとかショーを見て、美味しいご飯を食べて、お土産を買って帰る。こういった大人な楽しみ方が、HSPには合っているかと思います。
夕方から行く
ディズニーランドには、平日の17時から入園できるウィークナイトパスポート、休日の15時から入園できるアーリーイブニングパスポートがあります。丸一日楽しむのがしんどい方は、これらのチケットを使って短時間集中で楽しんでみるのはいかがでしょうか。
HSPは夜の方が気持ちが落ち着くという人が多いかと思います。これらのチケットを使えば、光の刺激が少なく、見たくないものをかき消してくれる夜の闇に包まれながら夢の国を楽しむことができます。夜の幻想的なディズニーは、HSPの感性を刺激してくれるはずです。
ハッピーオーラをもらう
ディズニーランドにいる人たちは、基本的にみんなハッピーオーラを放っています。スタッフさんはニコニコしながら丁寧な接客をしてくれます。皆さん夢の国のスタッフとして、誇りをもって働いているように見えます。
お客さんもみんな楽しそうですよね。カチューシャ付けたりぬいぐるみ抱いたりコスプレしたり、普段外の世界ではできないことを堂々とやっています。現実世界でのつらさを微塵も感じさせないハッピーオーラを、皆さん放っています。
であればここは、HSPの共感力の高さを活かして、そういった人たちのハッピーオーラをもらっちゃいましょう。ディズニーで怒っている人は基本いません。ディズニーで悲しそうにしている人も基本いません。ディズニーでリモートワークしようとしているアホはここにいますけどね…
ディズニーランドの人混みは、ただただハッピーオーラを放っている人たちの集まりなんです。安心して、せっかく持っている共感力を解放してしまって大丈夫です。いつもならHSPを苦しめることが多いその共感力は、ここでは強い武器になりますよ。
まとめ
というわけで、今回は「HSPがディズニーランドの苦手を軽減する方法」というテーマで記事にまとめました。もう1度、この記事の内容を振り返っていきます。
- HSPがディズニー好きな理由
雰囲気が好き - 反対に、ディズニーが苦手な理由
人が多くて疲れる
アトラクションの刺激の強さに疲れる - キャラクターに癒しを感じるHSPは多い
- ディズニーキャラクターは人ではないので、気を遣わずに済む
- ディズニーランドが苦手なHSPが楽しむために、苦手を軽減する方法
耳栓を持っていく
なるべく気心の知れた人と少人数でいく
少し早めに帰る
ホテルに泊まる
アトラクションに乗る回数を減らす
夕方から行く
ハッピーオーラをもらう
いかがでしたでしょうか。HSPにディズニー好きが多い理由がお分かりいただけたかと思います。そして苦手な人がいるというのも、HSPの特性に照らしてみると「なるほどな」と感じていただけたかと思います。
人それぞれ好き嫌いはありますからね。ディズニーが苦手だと感じる方は無理に行く必要はありませんが、もしどうしても行かざるを得ない状況になってしまったときには、今回ご紹介した方法を試してみてください。苦手と感じている理由がHSPの気質によるものだとしたら、これらの対処法で苦手意識が軽減できるはずです。もしかしたら、意外と楽しめている自分に出会えるかもしれませんよ。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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