こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPとADHDの相性が最悪な理由」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで、ADHDの方と関わることに苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。職場の上司や同僚がADHDだったり、家族や友人がADHDだったりすると、お互いの特性の違いによってストレスを感じてしまうことがありますよね。
実は僕もHSPで、以前の職場でADHDの上司と一緒に働いていた経験があります。最初は本当に苦労しました。ですが、お互いの特性を理解していくことで、最終的には良好な関係を築くことができました。
今回の記事では、HSPとADHDの相性が悪い理由と、その対処法について解説していきます。相性の悪さを理解した上で適切に対処することで、良好な関係を築くことは可能です。ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPとADHDの相性が最悪な理由5選
それでは早速、HSPとADHDの相性が最悪な理由を5つ紹介していきます。
計画性の違い
1つ目は「計画性の違い」です。HSPは先のことまでよく考えて行動する傾向がありますが、ADHDの方は思いついたらすぐに行動に移すという特徴があります。
例えば仕事のプロジェクトで、HSPは「まず全体の計画を立てて、リスクを洗い出して…」と慎重に進めたいのに、ADHDの方は「とりあえずやってみよう!」という感じで進めていきます。このスタイルの違いによって、お互いにストレスを感じやすいんですよね。
刺激への反応の違い
2つ目は「刺激への反応の違い」です。HSPは周囲の刺激に敏感で、騒がしい環境だとストレスを感じやすいです。一方でADHDの方は、刺激を求める傾向があります。
例えば職場環境でいうと、HSPは静かな環境で集中して作業したいのに、ADHDの方は音楽を流しながら、時々立ち歩いて、誰かと会話しながら…という感じで仕事をする傾向があります。この環境の好みの違いも、大きなストレスの原因となります。
コミュニケーションスタイルの違い
3つ目は「コミュニケーションスタイルの違い」です。HSPは相手の感情を察して慎重にコミュニケーションを取ろうとしますが、ADHDの方は思ったことをストレートに伝える傾向があります。
HSPからすると「もう少し配慮して話してほしい」と感じる一方で、ADHD側からすると「もっとハッキリ言ってほしい」と感じるわけです。この違いにより、お互いにストレスを感じやすくなります。
集中力の違い
4つ目は「集中力の違い」です。HSPは1つのことに深く集中できる傾向がありますが、ADHDの方は注意力が散漫になりやすい特徴があります。
例えば会議の場面で、HSPは1つの議題についてじっくり話し合いたいのに、ADHDの方は次々と話題を変えていってしまう…といったことが起こりやすいです。この集中力の違いによって、コミュニケーションに齟齬が生じやすくなります。
決断スピードの違い
5つ目は「決断スピードの違い」です。HSPは物事を深く考えて慎重に決断を下す傾向がありますが、ADHDの方は直感的に素早く決断を下す特徴があります。
例えば新しいプロジェクトを始めるときに、HSPは「もっと時間をかけて検討したい」と思うのに、ADHDの方は「すぐに始めよう!」となる。このスピード感の違いも、大きなストレスの原因となります。
相性の悪さを乗り越える方法
では、このような相性の悪さをどのように乗り越えていけばいいのでしょうか。以下の3つの方法を実践することで、良好な関係を築くことができます。
お互いを理解する
まずは「お互いを理解する」ことが重要です。HSPとADHDは、それぞれに長所と短所があります。お互いの特性を理解し、「この人はこういう特徴があるんだ」と受け入れることで、不必要なストレスを減らすことができます。
例えば、ADHDの方の「すぐに行動に移したがる」という特徴は、新しいアイデアを生み出す場面では強みとなります。反対にHSPの「慎重に計画を立てる」という特徴は、リスク管理の場面で活きてきます。
僕の経験では、以前の職場のADHD上司との関係も、お互いの特性を理解することで改善していきました。上司の「とりあえずやってみよう!」という姿勢に最初は戸惑いましたが、それが新しいビジネスチャンスを生み出すきっかけになることも多かったですし、実際に動き始めてみると僕が想像していたよりもスムーズに物事が進ことも多かったんですよね。
あれこれ無駄に悩む時間が減った、と感じて、ADHDの方についていくのも悪くないなと思いました。
得意分野で補い合う
次に「得意分野で補い合う」ことも大切です。HSPとADHDは、それぞれ異なる強みを持っています。その強みを活かして補い合うことで、より良い結果を生み出すことができます。
例えば以下の通り。
こんな感じで役割分担をすることで、お互いの強みを活かせる関係を築くことができますね。
コミュニケーションのルールを決める
そして「コミュニケーションのルールを決める」ことも重要です。HSPとADHDでは、コミュニケーションスタイルが大きく異なります。あらかじめルールを決めておくことで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
ルールを設けることで、お互いのストレスを軽減することができます。
最後に
HSPとADHDは、確かに相性が悪い部分がたくさんあります。ですがお互いを理解することで、良好な関係を築くことは可能です。
むしろお互いの違いを活かすことができれば、単独では生み出せないような相乗効果を発揮できたりもします。HSPの慎重さとADHDの行動力が組み合わさることで、バランスの取れたチームになれるか可能性も高いですね。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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