こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPとアスペルガー」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの方で「もしかしてアスペルガーなのでは?」と悩んでいる方や、周りから「アスペルガーっぽい」と言われた経験がある方は多いのではないでしょうか。
確かにHSPとアスペルガーには、一見似ているように見える特徴がいくつかあります。ですが、その本質は大きく異なります。今回の記事では、HSPとアスペルガーの違いについて、詳しく解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPとアスペルガーの共通点
まずは、HSPとアスペルガーの共通点を見ていきましょう。以下のような特徴が、両者に共通して見られます。
これらの特徴は、一見するとどちらにも当てはまるように見えます。ですが、その理由は全く異なります。
例えば「人混みが苦手」という特徴。HSPの場合は周りの感情や空気感を敏感に感じ取りすぎてしまい、それらの刺激で疲れてしまうから人混みが苦手なんです。一方でアスペルガーの方の場合は、社会性の違いから人との関わり方そのものに困難を感じるため、人混みを避ける傾向があります。
このように、表面的な特徴は似ていても、その原因は大きく異なっているというわけです。
HSPとアスペルガーの決定的な違い
続いて、HSPとアスペルガーの決定的な違いについて解説していきます。
最大の違いは「共感力」です。
HSPの最大の特徴は「共感力の高さ」です。周りの人の感情の変化に敏感で、相手の気持ちを深く理解することができます。むしろ理解しすぎてしまって疲れてしまうくらいです。
一方でアスペルガーの方は、他者の気持ちを理解することに困難を感じる場合が多いです。これは欠点ではなく、脳の働き方の違いによるものです。
また、以下のような違いもあります。
HSPがアスペルガーっぽい理由
では、なぜHSPの人が「アスペルガーっぽい」と言われることがあるのでしょうか。主な理由は以下の3つです。
人付き合いを避けがち
HSPは人との関わりで疲れやすいため、必要以上の付き合いを避ける傾向があります。これが外から見ると「コミュニケーションが苦手」と映ることがあります。
独特な行動パターン
HSPは刺激を避けるために、独自のルーティンを持っていることが多いです。例えば人の少ない時間帯に買い物に行くとか、騒がしい場所を迂回して通勤するとか。これが「こだわりが強い」と見られることがあります。
疲れやすい特性
HSPは周りの刺激で疲れやすいため、集中力が続かなかったり、途中で席を外したくなったりします。これが「落ち着きがない」と誤解されることがあります。
HSPとして生きていくために
ここまで読んでくださった方は、HSPとアスペルガーの違いについて理解を深めていただけたかと思います。では、HSPとしてどのように生きていけばいいのでしょうか。
自分の特性を受け入れる
HSPは欠点ではなく、個性の一つです。むしろ共感力の高さは、様々な場面で強みになります。自分の特性を理解し、受け入れていきましょう。
自分に合った環境を選ぶ
HSPの特性を活かせる仕事や環境を選びましょう。
ストレス管理を心がける
HSPは刺激に敏感なので、ストレス管理がめちゃくちゃ重要です。
必要に応じて周りに伝える
HSPという特性を、必要に応じて周りの人に伝えることも検討しましょう。「こういう環境だと力を発揮しやすい」というポジティブな伝え方をすることで、周りの理解を得やすくなります。
最後に
最後に一つ、大事なことをお伝えしておきたいと思います。
もし本当にアスペルガーの可能性が気になる場合は、専門家に相談することをおすすめします。HSPもアスペルガーも、それぞれの特性を理解して適切に付き合っていくことが大切だからです。
そして、診断の結果がどうであれ、あなたはあなたのままで素晴らしい存在です。HSPという特性を活かしながら、自分らしく生きていってください。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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