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まさちゃん
HSPブロガー兼カウンセラー
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

HSPが涙もろい理由と対処法【人前で泣かないためにやっていること】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと涙もろさ」というテーマで記事を書いていきます。

HSPの方で「涙もろい」という悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。感動する映画を観ているときはまだいいのですが、仕事中に上司に怒られて涙が出てきたり、プレゼン中に緊張で涙が出そうになったり…社会人として困る場面も多いですよね。

実は僕も涙もろいHSPの一人です。映画館で号泣してしまうのは日常茶飯事ですし、感動的なCMを見ただけでも涙腺が緩んでしまいます。仕事でも、新入社員の頃は上司に注意されただけで涙が出そうになって困っていました。そしてその後にその上司に褒められたときには、嬉しすぎてガチ泣きしました。

今回は、そんな涙もろいHSPの皆さんに向けて、なぜHSPは涙もろいのか、そしてどう対処していけばいいのかについて、実体験を交えながら解説していきます。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPが涙もろい理由

まずは、なぜHSPは涙もろいのかについて説明していきましょう。主な理由は以下の3つです。

1. 感受性が豊かだから
2. 共感力が高いから
3. 刺激に敏感だから

感受性が豊かだから

HSPの特徴として、物事を深く受け止める感受性の豊かさがあります。映画やドラマのストーリーを深く理解し、登場人物の気持ちに寄り添えるので、感動のシーンで涙が出やすいんです。

僕の場合、映画館で「リメンバーミー」を観ていたときのことを今でも覚えています。他のお客さんはクールに観ていたのに、僕だけ号泣してしまって…。でも、あの作品の世界観や登場人物たちの思いが痛いほど伝わってきて、涙を抑えることができませんでした。

共感力が高いから

HSPは他人の感情を敏感に察知し、深く共感できる特徴があります。だからこそ、誰かが頑張っている姿を見たり、誰かの悲しい話を聞いたりしただけでも、すぐに涙が出てきてしまうんです。

例えば、オリンピックの表彰式で選手が涙を流しているのを見ただけで、もらい泣きしてしまうことってありませんか?僕はよくあります。選手の努力や喜び、これまでの苦労が痛いほど伝わってきて、気付いたら涙が止まらなくなっています。

刺激に敏感だから

HSPは様々な刺激に敏感に反応します。そのため、強い言葉を投げかけられたり、緊張状態に置かれたりすると、その刺激が強すぎて涙という形で反応が出てしまうことがあります。

社会人になったばかりの頃、上司から注意されただけで涙が出そうになったのは、このためだったのかなと思います。今思えば、普通の注意だったのかもしれません。ですが当時の僕にとっては、その言葉があまりにも強い刺激だったんだと思います。

HSPの涙もろさへの対処法

ここで注意したいのが、「涙もろさを直さなきゃいけない」とか「泣いちゃダメ」とか、そういう話では全くないということです。

泣きたいときは泣いていいんです。感動で涙が出るのは素敵なことです。嬉しくて涙が出るのも素敵なことです。悲しくて涙が出るのも、それは自然なことです。

男だから、大人だから、という理由で涙を我慢する必要なんてありません。むしろ感情表現ができる人の方が、心が健康だと思います。

ですが、さすがに仕事中に上司に軽く注意されただけで泣き出すと「え?大丈夫?」って心配されちゃいますよね。プレゼン中にいきなり涙が出てきても「え?どうしました?」って心配されちゃいます。

そういう「ここは泣かない方がいいかな」というシーンで涙が出そうになったときは、以下の方法を試してみてください。

深呼吸をする
鼻から大きく息を吸って、口からゆっくり吐きます。3回くらい繰り返すと、意外と落ち着きます。

視線を上に向ける
天井を見上げるとか、遠くを見るとか。視線を上に向けることで、涙が出るのを物理的に防げます。

水を飲む
喉が渇いたふりをして水を飲むだけでも、気持ちを落ち着かせる効果があります。

「鼻かませてください」と言う
もう涙が止まらないって感じのときは、「すみません、ちょっと鼻かませてください」と言って席を外すのも手です。誰だって鼻水くらい出るので、自然な言い訳になります。これ、僕はよく使いますが、嫌な顔されたことはないです。使ってみてください。

これらの方法は、あくまでも「ここは泣かない方がいいかな」というときだけ使えばOKです。家に帰ってから思いっきり泣くとか、休憩時間に誰もいないトイレで泣くとか、そういう選択肢だってアリです。

僕も映画館では号泣するし、感動的な音楽を聴いて涙が出たら出るままにしています。ですが仕事中に涙が出そうになったときは、これらの方法を使って乗り切っています。TPOに応じて使い分けていくのが、大人のHSPというものです。

涙の持つ力

実は、涙を流すことには様々な効果があるんです。

まず、ストレス解消効果があります。涙には、ストレスで体内に溜まった物質が含まれているんですよ。だから泣いた後にスッキリするのは、科学的にも理にかなっているんです。

それから免疫力アップの効果も。涙には細菌から目を守る働きがあり、涙を流すことで免疫システムが活性化されます。

そして何より、涙には人と人とを繋ぐ力があります。誰かが頑張っている姿を見て涙が出る、誰かの喜びに共感して涙が出る、誰かの悲しみを自分のことのように感じて涙が出る…。そういった涙は、その人への共感や理解の証なんですよね。

僕の場合、先日友人の結婚式で号泣してしまいました。新郎新婦の誓いの言葉を聞いているうちに、二人の幸せが痛いほど伝わってきて。気付いたら涙が止まらなくなっていました。でもそれは、二人の幸せを心から喜べているという証。そんな涙を流せることを、止める必要なんてないですよね。

大切なのは「バランス」

結局のところ、涙もろさは「我慢すべきもの」でも「直すべきもの」でもありません。それは僕らHSPの大切な特徴の一つです。

ですが全ての場面で涙を流していたら、それは少し生きづらくなってしまいますよね。だから必要なのは「バランス」です。

映画を観て感動で涙が出るのはOK。

友達の結婚式で号泣するのもOK。

嬉しくて涙が出るのも、悲しくて涙が出るのもOK。

でも仕事中に涙が出そうになったら、先ほどの方法を使って一時的に抑える。

こんな感じでバランスを取っていけば、HSPならではの豊かな感受性を活かしながら、社会人としても上手く立ち回っていけるはずです。

最後に一つ、忘れないでほしいことがあります。

それは、あなたの涙もろさは「欠点」ではないということ。

それは「感受性豊か」という素晴らしい才能の表れです。

だから必要以上に自分を責めないでください。TPOに応じて上手くコントロールしていければ十分。そう考えるだけで、きっと楽に生きていけるはずです。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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