こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「大学に行きたくない」と感じているHSPの大学生向けに記事を書いていきます。
僕も大学生時代、何度も大学に行きたくないと感じ、サボってしまった経験があります。その影響で大学には5年間通い、親にも迷惑かけました。HSPは環境の変化に敏感で、人との関わりでエネルギーを消耗しやすい特徴があるため、大学生活でストレスを感じやすいんですよね。
ですが結論から言うと、サボり続けることは絶対におすすめしません。なぜサボってはいけないのか、そして大学に行きたくないと感じたときにどう対処すべきなのか、実体験を踏まえて解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
なぜ大学に行きたくないと感じるのか
HSPが大学に行きたくないと感じる理由には、主に以下があります。
騒がしさにストレスを感じる
大学はたくさんの人が集まります。人が集まるところは騒がしいです。HSPは音に敏感なので、他の人が気にならないような小さな音でもストレスに感じてしまいます。
集団活動が苦手
大学にはゼミなどの集団活動を求められる場面が多々ありますよね。HSPは人との関わりでエネルギーを消耗しやすいので、集団活動は特に大きな負担となります。大人数のクラスで発表をするとか、注目を集める系のものも苦手です。緊張で数日前からネガティブな気持ちに襲われます。
人間関係に疲れている
上記の集団活動と似ていますが、サークルやゼミの友人関係など、様々な人間関係に疲れを感じます。HSPは相手の感情を敏感に察知するので、人との関わりで通常以上にエネルギーを使ってしまいます。
朝が弱い
HSPは夜型の人が多く、朝一の講義がある日は特に行きたくないと感じやすいです。夜までバイトやサークル活動をしていると、朝起きるのが辛くなりますよね。
自分のペースで勉強したい
決められた時間割に従って勉強することに窮屈さを感じる人も多いのではないでしょうか。HSPは自分のペースを大切にしたい気質があるので、時間に縛られることにストレスを感じやすいです。
なぜサボってはいけないのか
ここからが重要です。サボることで一時的に楽になれても、以下のような問題が発生します。
単位を落とすリスク
出席日数が足りないために単位を落としてしまうと、留年のリスクが高まります。特に必修科目は要注意です。留年すると、新しい環境での人間関係を一から構築する必要が出てきて、さらなるストレスを抱えることになります。
これ、僕は経験済みですが、1学年下の人たちの人間関係に入っていくのはなかなか大変です。HSPにはキツすぎるので、留年は絶対に避けた方がいいですよ。
追試や再試のストレス
試験を受けられなかったり落としたりすると、追試や再試を受けることになります。これは通常の試験よりもハードルが高く、より大きなストレスを感じることになります。
生活リズムの乱れ
大学をサボり始めると、だんだん生活リズムが崩れていきます。夜更かしが習慣化し、それによってますます朝起きられなくなるという悪循環に陥ります。HSPは生活リズムの乱れの影響を強く受けやすいので、要注意です。
将来への影響
就職活動の際、大学での成績や単位取得状況を見られることがあります。また、専門的な知識や、集団活動の経験は、社会に出てからも役立つものです。サボることで、将来の選択肢を狭めてしまう可能性があります。
では、どうすればいいのか
大学に行きたくないと感じたときは、以下の対策を試してみてください。
個人的には「朝一の講義は極力避ける」はまず徹底したいところです。必修科目なら仕方ないですが、そうでないのであれば回避できる時間割を組みましょう。
それから「昼休みは一人の時間を確保する」も重要度高いです。HSPは一人の時間にエネルギーが回復しますからね。付き合いの悪いやつだと思われない程度に、一人時間を確保するようにしてみてください。
そして3番目に重要だと感じるのは「静かな場所で受講できる席を確保する」ですかね。席順が決まっている講義なら仕方ないですが、そうでない講義は早めに行って端っこの席を確保しておくと気持ちが楽になります。
一時的に頑張るのではなく、継続できる方法を探していきましょう。
最後に
大学に行きたくないと感じることは、恥ずかしいことではありません。HSPならではの悩みとして、多くの人が経験していることです。
ですが、その気持ちに流されてサボり続けることは、将来の自分を苦しめることになります。今回紹介した対策を参考に、自分に合った方法を見つけていってください。
それでも本当に大学に行けないくらいつらい場合は、休学という選択肢もあります。ただし、逃げるための休学ではなく、自分を見つめ直すための時間として使うことが大前提です。
HSPの特性を理解し、うまく付き合いながら大学生活を送れることを願っています。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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