こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの割合は全体の2割」というテーマで記事を書いていきます。
このブログではHSPの悩みや苦痛を解消する方法を色々と発信してきましたが、HSPの割合についてはまだ触れていませんでしたね。HSPに関する情報を発信しているブログとしては触れないわけにはいかないため、ここいらでばっちりまとめていきたいと思います。
結論としてはタイトルにもある通り、HSPは全体の2割です。この数字をただ数字を紹介するだけだと他のサイトで得られる情報と変わらないので、2割という数字を踏まえた上で、HSPがどのように行動していくべきなのかについても、記事の後半で解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPの割合について
まずは本題、HSPの割合について詳しく見ていきましょう。
HSPは全体の20%
HSPという概念は、アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士によって提唱されました。そのアーロン博士の調査によると、HSPは全体の約20%もいるとのことです。
どうでしょう。この数字を見て、皆さんはどう思いましたか?僕の感想としては、「意外といるな」といったところです。30人クラスだったとして、そのうち6人がHSPということ。自分と同じ敏感な気質を持った方が、クラスにあと5人もいたなんて、信じられません。
そのうちHSS型は30%
HSPのうち、HSS型と呼ばれる好奇心旺盛で外的刺激を求めるタイプのHSPは、30%ほどいると言われています。HSP自体が20%で、そのうちの30%しかいないということです。全体で見たらわずか6%という少なさです。30人クラスだと、1人か2人ですね。このタイプのHSPは、同じタイプの人に出会える可能性がかなり低いと言えます。
どの国にも20%いる
20%という話をしましたが、これは果たしてどこの国の話?と思った方もいるかと思います。実はこれはどこの国で見ても同じ割合だそうです。日本人の20%がHSPであり、アメリカ人の20%がHSPであり、インド人の20%がHSPということです。
そもそもHSPは危機管理能力が高く、危険を察知しやすいという特性があります。音に敏感なことで危険が近づいていることに気付けたり、匂いに敏感なことで食べ物が腐っていることに気付けたりするわけです。人類がここまで生き残ってこれたのは、我々HSPの祖先たちが危険を察知してきたことによる部分も大きいのでしょう。今生き残っている世界中の人たちの中にも、そういった危機管理能力が高い人が一定数いるということですね。
動物も同じ
上記の話で言うと、人間だけでなく動物も同じですね。犬の中にも刺激に敏感な犬が20%、猫の中にも刺激に敏感な猫が20%いるとのこと。確かにビビりな犬もいますし、触ったらすぐに逃げる猫もいますよね。動物たちも、危険を察知する能力が高い仲間がいたことで絶滅せずに生き延びてきたのでしょう。
男女・年齢も関係ない
男女比も気になるところですが、こちらも特にどっちの方がHSP率が高いとかそういったことはないそうです。
ここまで来るともう予想できるかと思いますが、年齢も関係ないそうです。なんとなく若い方の方が敏感な方が多そうなイメージがありますが、そういうことではないようですね。まあHSPは生まれつきの気質なので、若かろうが若くなかろうが関係ないのはそりゃそうか…
HSPはどのように行動すべきなのか
さて、ここからは上記の20%という数字を踏まえて、HSPがどのように行動していくべきなのかを解説していきます。あくまでも僕個人の意見なので、異論は認めます。参考程度に読んでいただけますと幸いです。
HSPには理解できないことが、普通に起こる
ここまでをまとめると、以下の通りですね。
- HSS型のHSP:6%
- 非HSS型のHSP:14%
- その他の人:80%
こうやって見ると、HSPがいかに少ないかがわかりますよね。ということはつまり、HSPが良いと思ってやったことが、あまり世間に受け入れられなかったりするわけです。逆にこれは絶対売れないだろ…と思った商品がヒットしたりするわけです。HSPには理解できないことが、普通に起こるということです。
他の人が気付けていない面に、HSPは気付ける
ですが裏を返せば、他の人たちに気付けていない面に、HSPは気付けているということです。
例えばネットでいろいろな情報を見ていると、明らかに怪しい広告とかってありますよね。「飲むだけで痩せる」「毛穴の黒ずみが消える」「誰でも稼げる」的なアレです。
僕らHSPからすると、誰があんなのクリックするんだよ…というレベルで怪しいんですが、ああいった怪しい広告がずっと表示されているということは、誰かが買っているということですよね。お金を払って広告を出しているのに誰も買わないなら、広告を出す意味がないので。
ということは、HSPからしたら明らかに危険だと感じることも、世の中にはそう感じない人がたくさんいるということです。
特にネット上は、危険が多い
特にネット上には、危険がいっぱいですね。ネットサーフィンは基本的に一人でやります。なので自分一人の判断で物を買えちゃうわけです。会社で誰かが暴走して高額なものを買いそうになったときは、周りが止めることができますが、ネット上だと止める人がいないので、危険に飛びついてしまうリスクが高まります。
便利な世の中になりましたが、危険も増えてきていると言えますね。インターネットが無い頃は、今より近所の人たちとの繋がりが深く、誰かが危ないことをしようとしていたら止める人がいたはず。それが最近はできなくなってきているということです。
あなたの当たり前が、誰かの役に立つ
なのでHSPは、自分が当たり前だと思っていることを内側に留めないことを意識するだけで、誰かを救える可能性があります。あなたが当たり前だと思っていることに、気付けていない人は世の中にたくさんいます。当たり前なことを今さら口にするのは意味がないと思ってしまい、封印してしまいがちなHSPですが、実はその意見が他の人には重要だったりするんです。
あなたの当たり前が誰かの役に立つんです。
誰かの役に立つと、人生が充実する
なので僕は、ブログを書いています。自分にとって当たり前なことでも、誰かの役に立つかもしれないから。複数のブログを運営していますが、おかげさまでその収入だけでもなんとか暮らしていけるくらいの金額になっています。それだけたくさんの人に読んでいただき、役に立てているということです。幸せなことですね。
せっかくHSPに生まれて、物事を深く考えられるという最高の能力を持っているわけなので、その力を外に向けて発信しないのはもったいないです。自分の意見で誰かの人生が変わり、役に立っていることが感じられたら、人生も充実します。
気付いたことを、言葉にしよう
今日から早速、自分の思ったことを、どんなに当たり前のことでも良いので、口に出すことをやってみてください。
口で言うのが難しければ、それをSNSで発信するだけで誰かの役に立てるかもしれません。ブログに落とし込むことで、誰かの役に立てるかもしれません。あなたの頭に浮かんだその当たり前のようで当たり前でないことがふわっと消えてしまう前に、ぜひ発信していきましょう。
まとめ
というわけで今回は「HSPの割合は全体の2割」というテーマで記事にまとめました。簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。
- HSPの割合について
HSPは全体の20%
そのうちHSS型は30%
どの国にも20%いる
動物も同じ
男女・年齢も関係ない - HSPはどのように行動すべきなのか
HSPには理解できないことが、普通に起こる
他の人が気付けていない面に、HSPは気付ける
特にネット上は、危険が多い
あなたの当たり前が、誰かの役に立つ
誰かの役に立つと、人生が充実する
気付いたことを、言葉にしよう
というわけで、HSPは全体の20%しかいない少数派です。それゆえに、周りから理解されないことも多いです。ですがだからこそ、同じHSP気質を持った人と出会えると嬉しいんですよね。いつも理解されなかったのに、1言っただけで10伝わる相手がいるということに、幸せを感じます。少数派ですが、それはそれでいいですね。
そして少数派であるということは、裏を返せば他の人が気付けていない面に気付けるということ。気付いたことを飲み込んでしまいがちなHSPですが、勇気を持って発信することで誰かの役に立てる可能性が高いということも、忘れないでいたいですね。誰かの役に立つと、人生が充実します。せっかくHSPに生まれたので、どんどん発信して人生を充実させていきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント