こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと自律神経失調症」というテーマで記事を書いていきます。
HSPで自律神経の乱れを感じている方は多いのではないでしょうか。僕は以前、自律神経失調症で苦しんだ経験があります。朝起きられない、夜眠れない、胃腸の調子が悪い、めまいがする…。そんな症状に悩まされ続けていました。
HSPは刺激に敏感な特性を持っているため、自律神経が乱れやすいです。今回はそんなHSPと自律神経失調症の関係性について、実体験を踏まえながら詳しく解説していきます。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが自律神経失調症になりやすい理由
HSPが自律神経失調症になりやすい理由としては、以下の3つが挙げられます。
刺激への反応が敏感すぎる
まず1つ目の「刺激への反応が敏感すぎる」について。HSPは音や光、温度変化などの外部刺激に敏感に反応します。例えば僕の場合、オフィスの蛍光灯のちらつきや、同僚の話し声など、普通の人なら気にならないような刺激でも気になってしまい、それだけで疲れを感じていました。
こういった刺激への過敏な反応は、自律神経に大きな負担をかけます。交感神経が優位になりすぎて、副交感神経とのバランスが崩れやすくなります。
ストレスを溜め込みやすい
2つ目は「ストレスを溜め込みやすい」という点。HSPは周りの感情を敏感に察知する特性があるので、人間関係でストレスを感じやすいです。また、完璧主義な傾向があるため、仕事や家事などでも必要以上にストレスを感じてしまいがちです。
このストレスも自律神経を乱す大きな要因となります。ストレスを感じると交感神経が優位になり、それが長期間続くと自律神経のバランスが崩れていきます。
休息が十分に取れていない
3つ目は「休息が十分に取れていない」という点。HSPは日中たくさんの刺激を受けて疲れているため、しっかりとした休息が必要です。ですが夜になっても頭の中で色々なことを考えてしまい、なかなか眠れないという方も多いのではないでしょうか。
これにより睡眠の質が低下し、自律神経の乱れにつながります。睡眠は自律神経を整える重要な時間なので、この時間が確保できないのはとても深刻な問題です。
自律神経失調症の主な症状
自律神経失調症になると、以下のような症状が現れます。
これらの症状は、人によって現れ方が異なります。また、日によって症状が変化することも特徴的です。
僕の場合は特に「不眠」「胃腸の不調」「集中力の低下」の3つの症状が顕著でした。夜になると色々なことを考えてしまい、なかなか眠れません。そうすると翌日は胃腸の調子が悪くなり、食欲が出ない。さらに仕事中の集中力が低下して、自分を不甲斐なく感じて不安になる…。こんな状態が続いていました。
HSPが実践すべき予防法と改善法
ここからは、HSPが実践すべき自律神経失調症の予防法と改善法を紹介していきます。
運動を習慣化する
これは本当におすすめです。運動をすることで、自律神経のバランスを整えることができます。激しい運動である必要はありません。ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなど、自分に合った運動を選んで続けていくことが大切です。
僕のジムでの筋トレを日課にしています。最近は毎日チョコザップに行って、1種目だけやって帰る、ということをやっています。以前は「疲れているから」と運動を避けていましたが、むしろ運動をすることで疲れにくい体質になれました。
瞑想を取り入れる
瞑想は副交感神経を優位にする効果があります。HSPは思考が活発になりがちなので、瞑想で意識的に脳を休ませることが重要です。
最初は5分程度から始めて、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。僕は今では毎日10分ずつ瞑想をする習慣が身についています。
休息時間を確保する
HSPは休息時間をしっかり確保することが大切です。昼休みは必ず取るようにし、可能であれば15分程度の昼寝をするのもおすすめです。
また、休日は予定を詰め込みすぎないようにしましょう。僕は以前、休日に予定を詰め込みすぎて月曜日に体調を崩すことが多かったです。今は意識的に予定を減らし、ゆっくりと過ごすようにしています。
食事を見直す
食事も自律神経に大きく影響します。以下の点に気をつけましょう。
これだけはやっておきたい生活習慣の見直し
最後に、HSPが自律神経を整えるために見直すべき生活習慣をまとめます。
まとめ
HSPは自律神経失調症になりやすい気質を持っています。ですがそれは逆に言えば、自分の心と体の声に敏感だということ。その特性を活かして、早めに対策を取ることが大切です。
今回ご紹介した予防法と改善法を実践することで、自律神経の乱れは必ず改善できます。焦る必要はありません。一つずつできることから始めていきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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